神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

「楽楽 台湾」市川孝展覧会 前編

2013-07-30 | 茶にまつわる文化・芸術
市川孝さんの作品を初めて知ったのは東京西荻のギャラリー「魯山」での個展でした。

正確に言うと、「人澹如菊」の李曙韻さんの本『茶味的麁相』の記事で
素朴で使いやすそうな白瓷の茶器写真を拝見して、
一度手にとってみたいと思ったのが出発点。

今年4月の『魯山』の個展で初めてお会いした市川さんは
とてもフレンドリーで少年のような好奇心を持った方でした。

李さんを通して台湾茶に深く魅入られ、
去年から今年にかけては春夏秋冬の「茶菓花器事(ちゃかきごと)」と題した茶事まで開いたのだそう。
6月には台湾でも「茶菓花器事 in 台湾」を開くことになっているとのことでした。

台湾には行けないけれど、
7月27日(土)から8月11日(日)まで
長浜のギャラリー「季の雲」で展覧会があるという情報を得て、
行きたいけれど、遠いし・・と迷っていたところ、
「魯山」も付き合ってくれたうらりんさんが一緒に行ってくれることになり、
初日には市川さんがお茶を入れながら台湾での茶事の話をしてくださるというので
この機会を逃すまい、と旅行を計画しました。
 ・・前置き、長い(笑)。


7月27日当日、早い新幹線で米原を経由し長浜に到着、
11時開廊に間に合うように駅から直行しましたが、既に行列が。

開廊後はうらりんさんも私もお目当てのものはしっかり狙いを定めて購入。
その後もあれこれ悩みながら、最終的にはかなり充実した買い物になりました。

市川さんの茶器はご自身が茶事を開かれているせいか、
とても使いやすくて、シンプルで応用が効くのが魅力です。
4月に購入したれんげや茶托もとてもお気に入りになっています。
今回は奮発して耐火土瓶を買ったので、使うのがとても楽しみです。


市川さんのお茶会は夕方4時から開始でしたので、
いったんギャラリーを後にして、
その日に泊まる予定の「季の雲ゲストハウス」にチェックインしました。



季の雲ゲストハウスはギャラリーのオーナー中村さんご夫妻が経営する宿泊施設とレストランです。
長浜の街の景観に溶け込む町屋作りで、部屋は広々として快適。
今回はこの「季の雲ゲストハウス」での宿泊も楽しみのひとつでした。

(後編へつづく)



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