なぜでしょう・・・？

何でこんなに疲れるんでせう・・・？クリスマス・キャロルの稽古・・・。
ここのところダンス、歌稽古が続いていて、ちょっとバテ気味です。芝居が大好き！なはずなのに、出番が無くて早く帰れたりすると嬉しかったりするワタクシ・・・体力が無くなったのか？
でも最近声楽の先生に紹介してもらったすんごく上手い整体の先生に「立派な筋肉です。普通女性はこんな風に筋肉付きません。」とお墨付きを頂きました。何の運動をしていたのかと聞かれましたが、そんなに何かを本格的にはやってない、単にジムで格闘技系エクササイズを少々、昔空手を少々・・・どうやら筋肉が人より強いので今まで無理が利いていたけど、背中に３キロの重りを背負っているのと同じくらい肩や背中が固まってるそうです。いかんな～。
しかし、いくら筋力があってもダンスや歌は使うところが違うのでしょうね、きっと。筋肉でうまく踊れるわけでもなく、息が続くわけでもなく・・・。
（ここの整体に行き始めて随分息が楽に入るようになったので、身体が治ってきているようです。本当に腕いいなあ！高いけど・・・）


でもでもでも、皆頑張ってます！芝居はもちろん、小道具に至るまで確実にグレードアップしてます。私も去年より歌うのが楽しくなってきています！去年観た、という方も、ぜひもう１度足をお運び下さい。ＡＢ両チーム共楽しんで頂ける出来に致します。両方見比べるのもいいかも・・・ぜひぜひ！！！いらして下さい！

クリスマス・キャロル稽古

・・・結構たいへんです・・・シングルキャストはＡ・Ｂ両チームの稽古をやる・・・つまり２回やるわけです。Ａ・Ｂでは微妙に違うところが色々。例えば市場のシーンだと、買っていくものが違ったり、アドリブの内容が違ったり。でも２回やれるのはありがたいんです、駄目だったところを気をつけたり、試したり出来るので。しか～し・・・やはりダンスは時間が立つごとに疲れが出てきます。踊ってる時は全然大丈夫なんですが、ダメ出し中とか休憩中とかにグタッときます。年なんでしょうか・・・年なんでしょうね、やっぱり。

昨年は稽古の中で振りや歌を覚えたり、小道具作りもあって色々手一杯だったんだな～と今回実感しました。稽古をしていて、「あ！何で今までこの事に気が付かなかったんだろう？」という事がいくつも出てきました。新たに加わったメンバーから教わったり気づかされる事も沢山あり、いい刺激になっています。昨年よりすべてのシーンで密度の濃い芝居をしたいと思っています。


余談ですが、今年はもう家の中のクリスマスの飾りを全て出して飾っちゃいました。稽古場で毎日「メリークリスマス！」って言っていると、すっかり気分はそうなっちゃいますね。・・・と言っても、私は季節の飾り物はあまり買わない主義なので（しまう場所がないもんで）そんなに数はないんですが。昔はツリーもあったんですが、当時ネコを飼い始めたばかりの頃で、飾りを一個ずつネコパンチして飛ばしていくので、劇団の後輩にあげちゃいました。

さ、明日もガンバろっと。

サプライズ！

きっと劇団ブログでもネタになるかと思われますが・・・

本日、お誕生日のサプライズ・プチ・イベントを行いました！
今年はこの時期誕生日のメンバーが子役も含めて何と4人もいる！！
ですので、あうるワークショップ参加メンバーの子役のあんずちゃんが本日まさに誕生日だったので、今日まとめてやっちゃうことに・・・

昨年はダンス稽古の時間中でしたが、今年は歌稽古の時間にサプライズ。
指導の高坂先生は着々と歌の稽古を進め、打ち合わせしていた「メリメリ」の稽古に差し掛かったとき、何気な～い感じで、「はい、申し訳ないけど物凄くお下手な人が何人かいるんで、ちょっと前に出てきてもらっていいですか～？」と誕生日メンバー4名を名指し。引きつる誠也さん、板倉君、吉澤君、あんずちゃん・・・
「うまく持っていくね～。」とほくそ笑む我々・・・
そして「メリメリ」の「今日はどなたの誕生日？」のフレーズの後すかさず、高坂先生が奏でる「ハッピバ～スデイ・・・」のピアノに合わせて、一同歌いながら、ポケットに仕込んだクラッカーで4人にサプライズ！
いや～、楽しかった！！
高坂先生は、ちゃんとつなぎの音や伴奏も考えて練習してきてくれたんだそうです。
いいなあ。私は2月が誕生日なので、今まで一度も稽古場でこういうサプライズをやってもらったことがないんです・・・ちょっと羨ましい・・・


さてさて、現在大山稽古場で稽古をしております。
その前稽古していた体育館は広すぎなくらいでしたが、今度は狭い・・・居場所がない・・・椅子を出すスペースもないので、出番のないメンバーは床にひしめき合って座っています。ダブルで人数が増えた分、暖房費が節約できそうなくらい稽古場は暑いです、人人人で・・・

今回は色々事情が重なって、タイムリーに稽古場日誌をUPする余裕がないかもしれません・・・とりあえずそのうち余裕ができたら「ロンドン紀行」とまとめて「事後稽古場日誌」をUPしたいな～と思っています。

クリスマス・キャロル稽古

今週から「クリスマス・キャロル」の稽古が始っています。
本日から粗通し（ざっと場面の動きや位置、台詞を確認しながら作っていく稽古です）が始りました。
今回1部ダブルキャスト、子供達もあうるすぽっとのワークショップ参加者から2名とティム君が新しいメンバーになったのでまずは去年やったAチームがざっとシーンを演じて、新メンバーのいるBチームに渡していく、というやりかたでやっています。
しか～し、微妙な位置や微妙な順番などが大変・・・「あれ？何か違わない？」「あれ？なんでここでこの人に会うんだろう？」とAチーム試行錯誤・・・昨年の公演のDVDを観つつ、何とかシーンが繋がっていくのはちょっと快感でした。
ついでに去年は気が付かなかった隙間を埋めたり、新しいキャストから新たなアイディアが出てきたり・・・

　実はワタクシ、再演ものは初めてなんです。（今日そのことを話したら、しのぶさんに「再演ヴァージンね！」と言われました。ちょっと照れる響き・・・）こんな風に作り直していくんだなあ、ととっても新鮮に感じています。


　そういえば今日みのさんの番組で、「風邪への免疫力を高めるには、楽しみな予定を考えるといい」と科学的に証明されたデータがあることを言っていましたが、
「楽しみな予定」を考えてみたところ・・・ない。・・・特にない・・・。一番の楽しみは「クリスマス・キャロル」の本番、でしょうか・・・でもそこに行き着くまでのプレッシャーや準備のあれこれも一緒に頭に浮かぶので、果たして免疫力アップにつながるのかどうか・・・


　

時差ぼけ？

　今回、未だに時差ぼけが続いている感じがしてます・・・
いつもは1箇所に長くいないで、常に移動している旅行が多かったせいか、飛行機の中でよ～く寝てたせいか、時差ぼけってあまりならなかったんですが・・・
帰ってきた翌日朝から仕事で、夜はついつい写真の整理だのしちゃって、夜中過ぎに寝たら翌日4時半まで全く目が覚めないまま爆睡してました。その後夜は全然眠れなくなって、朝になってしまいました。そして、本日夕方くらいから気が遠くなりそうなほど眠い・・・しかしここで寝てはまずいので、頑張って起きています、後もうちょっと。

　明日から「クリスマス・キャロル」の稽古が本格的に始ります。今回部分ダブルキャストで仲間が増えるので、また違った味が出てくると思います。ガンバラネバ！！！

無事帰国！！！

　本日無事帰国しました！
久々のロンドンは寒かった・・・着いた翌日になんと雪が降りました。後で知りましたが、７４年ぶりに１０月に雪が降ったんだそうです。うっすら車の屋根が白くなるくらいの初雪でした。

　約１０日間滞在して、１０本芝居を観て来ました。
目玉のレイフ・ファインズ出演のナショナルシアターの「オイディプス」、ケネス・ブラナー出演のドンマーウェア・ハウスの「イワーノフ」の２本を含め、ほぼ全部日本からネットでチケット予約をしていきました。便利になったもんです。
　前記の２作も大感激だったのですが、今回１番良かったのは、ドンマーウェア劇場で上演のストリンドベリ作の「Creditors」。日本語タイトルは「債鬼（さいき・借金取りのことです）」と言いますが、なんと森鴎外が翻訳したものしか本がありません。なので部分部分では英語の台詞の方がシンプルでわかり易いくらいでした。とにかく、３人のみの出演者の芝居なのですが、シンプルなセットで、緊張感があって、上質な演技と演出で、こんなに密な芝居は久しぶりに観ました。

　何より、この芝居でレイフ・ファインズに遭遇しちゃいました

チケットが完売だったので、リターンチケットに２時間前から並んだのですが、なかなかキャンセルが出ず、じっとロビーを見つめていたところ、見覚えのある男性と目があったのですが、次の瞬間、「レイフ・ファインズ、レイフ・ファインズ・・・」とひたすら口走っていましたよ、私あちらがサッと目をそらしたので余慶ピンときました。
　この日は月曜だったのですが、自分の芝居が休演日だったので観劇に来た模様でした。物凄く顔が小さくてスタイルがいい、背中がぱっくり開いたドレスを着たモデルのような女性同伴でした。（そういうレイフもめっちゃ均整が取れてて頭小さいんですが・・・）
　私と夫は幸い２階席の観やすい席をゲットでき、しかもちょうどレイフを見下ろせる位置で、開演前はさりげなくずっ～～～と見てましたとも！
　彼は芝居が始って前半はちょっと疲れてたのか、ウトウトしてましたが、後半は真剣に引き込まれていました。もう私達も集中して観ていたので、後半はあまりレイフ・ウォッチはしてませんでしたが・・・カーテンコールは乗り出して拍手してました、レイフも我々も。

　翌日レイフの「オイディプス」を観たのですが、昨日会った（というか見かけた）ので生レイフの感動は薄かったです、前の方の席だったけど。すごい迫力の舞台でした。なんと衣裳は背広です。コーラスは全員年配の男性のみ、セットは回り舞台で真ん中に巨大な門があって、徐々に向きを変えていく形でした。
　レイフはたぶん、ハリー・ポッターの撮影が終わったばかりなんでしょうね、丸坊主頭でした。（昨日もそれで余計わかったんです）なんとな～く、後半目をえぐってからの動きがヴォルデモード様でした。しかし、発声が素晴らしいので台詞は
すごく聞き応えがありました。大満足でした。


　後は、来年やるアラン・エイクボーンの別作品（「ノルマン・コンクエスト」という３部作）や、コンプリシテ、NTの話題作「WAR HORSE」、アルメイダ劇場、ユニコーン劇場を観て来ました。すごいボリュームと各種そろえたラインナップを観る事が出来て本当に勉強になりました。

　空いている時間は「クリスマス・キャロル」の参考になる場所を訪れたりしていました。ロンドンは今回で３回目なのでほとんど観光スポットに行く必要がほとんどないので、じっくり余裕をもって散策できました。

　またいずれ、ホームページのレポートコーナーで写真付きでUPしたいと思っています。