ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

③成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応)

2006年10月13日 17時16分40秒 | Weblog
【 カメラ 】
写真に興味を持っていた私が最初に買った一眼レフカメラがミノルタ社の『α-9000』だった。
最初のオートフォーカス機ではなかったかと思う。

しばらく使って見て不満を感じたので 横浜のサービスセンター に出かけた。
対応した年配の技術者に、
『中央でしか焦点(フォーカス)が合わないのは不便だから、目線(注視点)で合わせる機種を作って欲しい。視線がどこを向いたかは○○の方法でできるはずでは?』と話すと、
「それは面白い。ぜひ作らせてもらいます。早速本社に連絡します」との答えが返ってきた。
これで欲しいモノが手に入ると喜んでいたのだが、逆にものすごく心に引っかかるものがあった。
当時の最大の取引先が キャノンの研究所 だったからだ。
「ミノルタさんは○○のカメラを開発すると云ってくれた。キャノンさんも良かったら作ってくださいね」とこっそりとお願いした。

※ 実はまだ完成品にはならない。もうひとつの方法を使うことで解決するのだがカメラに興味が無くなったので10年以上放ったらかしにしている。

【 清涼飲料 】
コカ・コーラ社に 缶飲料の『茶流彩彩』があったが、発売前にアンケートのおばちゃんに声をかけられた。
当時斬新なアルミ缶そのまんま的デザインと、逆にものすごく渋いデザインのどちらが良いかの集計を取っていたのだ。
私は「どちらのデザインでも売れない。渋いデザインは色が渋いだけでデザイン自体は斬新だ。アルミ缶風との中間的な色合い(明る目)にすれば必ず売れる」と回答し、おばちゃんを感心させて500円の図書券を貰って帰ってきた。

コカコーラ社は「アルミ風デザイン」を捨てきれなかったのだろう。数年後、別製品で発売したが、ワン・シーズンも持たずに販売機から消えた。

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二、②成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応) - 耳をかざす(1)
三、③成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応).- 耳をかざす(2)
四、④成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応) - 即断・即決
五、⑤成功しない企業には、目と耳が無い(クレーマー対応) - 失敗事例

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