ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

①成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応)

2006年10月13日 11時35分08秒 | Weblog
近年、日本の企業で仕事をすると『クレーマー』と呼ばれる人々(顧客)等に対し、『戦々恐々』 としている話をよく耳にする。
それも理解ができる。
世代が代わって、日本の製品やサービス、品質(クオリティ)が格段に下がっている。
重要な事は 『団塊世代』 が企業に残っているにもかかわらずである。(失礼..)
その話は別な機会にするとして...、

本題として私が経験したことを記録する
1980年代中期から、私もクレーマーとして目覚めた。
きっかけは放送される海外ドラマを保存する為に購入したビデオデッキだ。
安くも無かった日立製のVHS機と、それでも安心できずに SONY の「ベータ・プロ(?:ジョグシャトルの付いた初代機種)」を買った。
次はビデオテープだ。
販売されている国内全メーカーのテープを購入して録画後、再生してノイズの発生の仕方を注意深く検証した。機器とテープの相性を確認するためだ。
そして、
私なりに結果が出た。F社のテープが一番満足した。
しかし、毎回量販店にテープを買いに行くのだが、F社のテープに手を伸ばそうとする度に「他社のテープが良さそうに感じてしまう」ので迷いが生じるのだ。その後も何度か検証をやり直した。

ある時、購入したF社のテープにアンケートハガキが同梱されていたので早速書き送った。
「御社のテープが最も良いことは分かっているが、買うときになると不安が生じる。デザインを変えなさい。金色を多用にあしらい高級感を出しなさい」と..。
すると、わずか数週間のうちではなかったか、本当に提案通りのデザインに代わった。
携帯型音楽再生機(ウォークマン)用のカセットテープを買ってもF社に対して同じようにした。

最終的には行きつけの量販店では F社の製品スペースが格段に広がっていった。
(注:SONYのビデオテープも品質が良くなっていったことは確認している。OEMか?)

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一、①成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応).- クレィマー誕生
二、②成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応) - 耳をかざす(1)
三、③成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応) - 耳をかざす(2)
四、④成功する企業はフットワークが軽い(クレーマー対応) - 即断・即決
五、⑤成功しない企業には、目と耳が無い(クレーマー対応) - 失敗事例

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