ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

日記: 穀物価格高騰と途上国(貧困)

2008年02月24日 23時22分33秒 | Weblog
個人史]: 日記 思想・信条 国家観 未熟化 終末思想
※「個人史」を記そう。

今夜の NHK海外ネットワーク で 南米途上国の 貧困の実情を 紹介していた。

バイオ燃料の原材料となる トウモロコシ は、 日本ではオヤツだが メキシコなどスペイン系文化圏では 主食の原料(トウモロコシ粉) になっている。

以前にも、 バイオ燃料が話題になったとき トウモロコシ が投機の対象となって 穀物相場が高騰し 中南米の貧困層が 食事の為に購入できる量がいきおい下がっている (品物は有るが 高くて必要分を買えない) とのニュースが流れた。

番組では、
国連が食料支援を行い、 子どもたちの為に 学校給食 で支援をしているが、 食事を食べたくて 学校に来る子どもたち もいるのだと云う。 (それだけ逼迫している)

その学校給食も、 穀物価格高騰のあおりで 以前と比べ 同じ金額で購入できる量が 半分ほどになっていると云うのだから深刻である。

地球温暖化の対策として バイオ燃料に注目していながら、 光合成を行う大森林を大規模に破壊し トウモロコシ作りに供している。 高く買う企業ばかりだからだ。
その高額購入資金は 米国など先進諸国の投資家・ファンドが出資している。
もちろん 出資 するのは、 儲かるからである。

小麦や大豆を作るのを止め トウモロコシ生産に 転向している農家の姿も 以前 報道された。
(※ 最近のNHKは この手の報道が少なくなっていないか?)

原油価格高騰も然りだが、 穀物価格高騰のウラにも 「ゼニ儲け(投機)」 の背景がそこにある。
日本が わざわざその為の政策的支援を行いながら 「温暖化防止のリーダー」 を気取るのだから 世界に将来は無い。

その 投機の犠牲になっているのが 世界各国の貧困層 であり、 地球温暖化 であるならば、 決して正しい 経済構造 の姿ではない。

止るコトが出来なければ、 行き着く先は 破滅(滅亡) である。 覚悟が必要 だ。

(記)

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