ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

生徒たちのいじめを考える(2) あのときいじめられて..(追)

2006年10月29日 23時20分30秒 | Weblog
人生も半世紀を過ぎ、つくづく あのとき受けたいじめ のありがたさを感じている。
ありがたさどころか、
もし『いじめ』を受けていなかったなら私の人生は大変な事になっていたと冷や汗ものなのである。

いじめを行った 級友・下級生らにはもちろん、原因を作った両親にも本心から「あのとき夫婦の不仲を起してくれて良かった」 と云っては誤解されている始末だ。

いじめを経験して変わった事
[ 心の痛みの理解 ]
いじめられることなど(望むはずはないし)望んだからとて受けられる訳でもない。いじめられる者の心の痛みを自ら経験できたおかげで、他の人々に対して 優しく接することができるようになった。
おかげで 力(暴力や権力)をむやみに使う愚か者は私の敵側となり、平和を望む才知に富んだ人々の好意を受けることができるようになった。
私の周りに集まってきた国内外の 友人・知人 らはこうしてできた。

[ 職場のいじめに耐える ]
実はある職場では、上司からいじめられた。私に同情する他のスタッフにも上司のいじめが広がらないようにと一年間、職場の誰とも話をしない状態で勤務したことがある。上司にとっては私に一番の 苦痛 と考えたのだろうが、私は 中1 で経験済みである。職場で一日中無言で仕事をしたとて苦にもならない。
職場ではほとんど話さなかったが、なぜか社外では外国人の友人がドンドン増えて行った。毎日のアフター5は新しい友人らとの楽しい会話の時間である。
※これが 人生のバランス である。

[ リーダー資質 ]
甘やかされて育った私は、クラスの中でもリーダー的な存在になったことは無かった。しかし、半年ほど続いたいじめを乗り越えたとたんに 「 村の英雄 」 である。翌年中2の時、(村の学校だから)全小学生から中3まで全員から推されて 児童・生徒会長 である。
しかも、担任教師が(県外から来た)大きな寺の住職の息子だから「人の上に立つ者は皆の為に働け」と 徹底的に 全生徒の為の 奉仕活動 を教え込まれた。
例えば、生徒会の活動費用を集めるために毎月全家庭から 空き瓶を集める業者にただ一人無料で手伝いをさせられたりした。そのときは”なんでこんな事をやらなくては?”と思ったが、結果的に生徒達全員の信頼を増し加えることに役立つと知った。

[ 人生を決めた最大のできごと ]
私の生きかたはこのとき決めることができた。(詳細は後日記事にする)
多くの人々と話す(話を聞く)行動 も、仕事を進める考え方 も この時のことが 根底 となる。
私の仕事に関する記事はまだこれからだが、
もし、いじめがなかったらばこれらがすべて消えてしまうのだ。

参照記事
10/15 福岡いじめ自殺、その痛ましい事件の真相は?(2)
09/24 回想: 償い旅行記①
09/12 嫌われ者ジョージィの困った性格 (職場編2)なに様!!(3)
07/26 Blog ことはじめ

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