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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

ジョージィは見た! 『男と女』 の物語(3)

2007年05月23日 21時24分15秒 | Weblog
[個人史]: 男と女、恋愛、性、1980年代中後期、 羽田、 旭川

ある休日の朝、
買い物にでも行こうかと部屋を出ると あまりにも空が澄み渡っていたので、 そのまま羽田に向かい 札幌へと飛び立った。 実は (いつものように) 何の脈絡もなくふらっと 旅 に出かけてみたくなったのである。

千歳空港からバスで 札幌市内に入ったが 特にやりたい事がない。
暫くブラブラして、さて帰ろうかと思ったとき、「そうだ、時刻表で見たプロペラ機に乗って帰ろう」 と、旭川に向かった。 ジェット機には何度も乗ったが プロペラ機は初めてだ。 どんな乗り心地かとワクワクしてた。

<騒ぐ女>
搭乗すると 座席の位置はほとんど一番前で、もちろん窓側である。(といっても隣に客は乗っていない)
飛行機が飛び立つ前、 通路反対側の少し後方の女性客が騒いでいる。 「飛行機は初めて。怖い!怖い!」 と、 スチュワーデス(当時の呼称)を手こずらせていた。

プロペラ機が飛び立つと 私の座る右側を下に傾かせ、旋回しながら ゆっくりと高度を上げていく。 ジェットのようにすぐに高度が上がらないから 「落ちそうだ!」 と かなりドキドキの乗り心地だった。
 ・・・・

羽田を間近に控えた頃、 再びスッチー(Cabin Attendant)が騒いでいる。
シートベルトを締めなくてはならないのに あの女性客がトイレに閉じこもってしまい、 いくらノックをして声をかけても 絶対に出て来ようとしないらしい。
 ・・・・

<帰れない!>
飛行機は羽田に着いた。 皆が飛行機を降り 歩いて 空港出口へと向かった。

出口へと向かいながら、
「そうだ。 彼女が 飛行機が初めてなら 羽田も初めてだろう。」 そう思い、 『出口まで案内しましょうか?』 と、 遅れて後を歩いて来た彼女を待って声を掛けた。

「はい! お願いします」 と、応える彼女と一緒に歩き、 やがて空港ビルに近づいたとき、

「帰れない! 家には帰れない!」 としゃがみ込み、 再び彼女は騒ぎ始めた。

(続)

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