ムサシヤのルリメイドⅢさくらVer.です。
発売は2006年10月。
発売から既に1年以上経過していますが、レビューはおろか購入報告すら目にしたことがありませんでした。
ということで業を煮やして遂に購入。
これはゴスロリVer.と同様にメイドⅢのカラバリになります。
当時はカラバリだからいいか・・・と思ってスルーしていたのですが、それは甘い考えだったようで。
去年の自分の怠慢さに文句を言いいたいくらいなんですが、同時によくやったとも思ったり。
恐らく、これを去年買っていたらゴスロリVer.の感動は無かったんじゃないかなぁ・・・ってくらいに出来が良いです。
むしろこれがあってこそのゴスロリVer.なんだと思いました。
なお、今回はメイドⅢゴスロリVer.の話題がかなり出てくるので、先にそちらを軽く目を通しておくことをお奨めします。
以下詳細です。
パッケージ。
枠の色は濃い目のピンク。
内箱。
いつまで経ってもこれを開ける瞬間は緊張します。
時期的にはメイドⅡ（ゴスロリⅡ）とスペシャル２ '06Ver.の間に当たるので、
品質に関しては問題無いとは思ってはいましたが・・・。
やはり、一度植えつけられた不安を払拭するのは容易ではありません。
今回は特にさくらVer.ということで過剰に反応しているのでしょう。
アレは少しトラウマになってるものですから・・・。
さくらVer.ということで、薄いピンクを基調とした明るい配色に変更されています。
先日のゴスロリVer.と何ら遜色の無い高い完成度。
正直侮ってました。ゴメンナサイ。
塗装に若干の乱れがあるものの、品質面での不満はありません。
服はパッケージやムサシヤの写真と比較すると薄めのピンクになってます。
というか、別物なんじゃないかってくらい色が違います。
個人的にはこれでOKなんですけど。
この色だと知っていたらもっと早く買ってたかも・・・。
あくまでカラバリなので、造形に関してはこれまでのものと同様ですが、カラーリングによる印象の変化の大きさを実感しました。
配色はさくらVer.ということで、メイド さくらVer.と同じになってます。
但し、色の濃さが全く違うのであまり同じように見えません。
髪の青に服の薄いピンク、そしてアクセントの赤、と華やかな明るいカラーリング。
この色はかなり気に入ってます。
ゴスロリVer.はちょっと地味だからなぁ。
これがもしパッケージ通りの濃い色だったとすると評価は変わっていたかもしれません。
服のピンクはかなり薄め。
髪のグラデーションは相変わらず綺麗です。
今回の髪の色は若干赤味のある青になってます。
顔は満足のいく出来。
ちょっとツリ目がちなのがポイント。
ちなみに瞳はゴスロリVer.と同じなのですが、ゴスロリVer.の商品紹介において、
＞「青」は優しげな表情でしたが、「ゴスロリ」はほんの少しキリッとした表情に仕上げている・・・とあります。
しかし、ここでさくらVer.については触れられていません。
そのため、さくらVer.はノーマル版と同じ瞳だと思ってたんですが、いざ蓋を開けてみれば・・・。
瞳はさくらVer.とゴスロリVer.で同じなのに、ゴスロリVer.だけが異なるかのような紹介の仕方はどうかと思いますよ？
パッケージ（左）との比較。
製品における試作の再現に関しては既にこの時点で達成されてたという事実。
でもそれよりもさ、
パッケージにはもっと解像度の高い写真使おうよ！
少し分かりにくいですが、頬には朱が差していたりします。
肌の色は他のものより白めですが、色白と呼べる範囲ではないでしょうか。
胸元とか。
この辺はあまり大きな印象の変化はありません。
手首。
ここもラインの色が違う以外は従来通り。
ニーソは少し濃いピンクになってます。
他は白ニーソなので絶対領域（？）が目立ちませんでしたが、今回ははっきりと。
むっちりとした太ももに、奥に見える布地。
スカート正面から。
パンツも造形されていることがわかります。
靴はツヤありの小豆色。
綺麗にツヤが出ています。
また、スカートの鮮やかなピンクが目を引きます。
下から。
さくらVer.だからか、パンツもピンクです。
この辺もゴスロリVer.と同じです。
というかその逆で、さくらVer.からゴスロリVer.になるにあたって何も変わっていないと言うのが正解。
相変わらずムチムチな脚です。
これまでまったく気にしていませんでしたが、接地面が平らになっているなんてことはありません。
寸法比較。
サイズはこれまでのものと同じで16cm。
やはり紹介には全長32cmとありますが、まったくのウソです。
ゴスロリVer.に引き続き計量。
670gということで、ゴスロリVer.と同じ重量でした。
・・・とすると軽いのはノーマル版のみ
ようやく揃ったメイドⅢの全カラー。
左からノーマル版（公式には「青」？）、さくらVer.、ゴスロリVer.です。
こうして並べてみると色々と違いが浮かび上がってきます。
自分の中で、これら3種はカラバリではなく、独立した１つのモノとして認識されてます。
それくらい違うんです。
ノーマル版（左）とさくらVer.（右）。
差異はカラーリングと右ツインテールの先端、瞳。
あと、ノーマル版の方が若干小さく見えます。
型が違うんでしょうか？
ゴスロリVer.（右）とさくらVer.（左）。
基本的にこの２つは同じです。
比較して見ると、ゴスロリVer.の方は肌が黄色がかって見えます。
差異はカラーリングと姿勢。
微妙に体の向きと首の角度が異なっています。
これは個体差なんでしょうか？
顔の比較。
ノーマル版はおっとりとした感じ、さくらVer.とゴスロリVer.はキリっとした感じ。
しかし、肌色の違いでさくらVer.とゴスロリVer.も違った印象を受けます。
また、髪の色も3体とも異なっています。
自分には同じ顔には見えません。
メイドⅢ3姉妹。
女3人寄れば姦しい。・・・ってことで。
決して2番煎じネタではなく。
メイドⅢはゴスロリVer.で最終のようなので、これ以上増えないことに安堵しつつも残念だったりします。
まとめ
さくらVer.ということで、メイド さくらVer.のような濃いピンクを想像していたんですが、実物はこの通り淡い桃色。
開封後、初見時の戸惑いは結構大きかったですよ。
でも、見本写真やパッケージの濃い色よりも似合っている気がします。
この色で正解なんじゃないでしょうか？
というか、なんでパッケージですら色が違うのさ？
前回、ゴスロリVer.のまとめの際に「メイドⅢならコレ！」なんて言ってしまいましたが、ちょっと修正。
メイドⅢなら、さくらVer.かゴスロリVer.のどちらかお好みで！
いや、これは甲乙つけれません。
ただ単純に好みの問題になるのではないのでしょうか。
シックなゴスロリVer.も悪くないんですが、華やかなさくらVer.の方が個人的には気に入ってます。
購入前は若干の不安もありましたが、'06年以降のムサシヤ完成品は大分頑張っていると思います。
ネルガルの技術力は伊達じゃないってことですかね。
今回、情報がまったく出ていないからというのが購入のキッカケとなってますが、購入して初めて得た情報ばかりでした。
カラーリング、瞳なんかはその最たる例。
言い換えれば、ムサシヤの情報だけでは全く足りないということ。
その辺をちゃんと改善して欲しいところです。
特にコールドキャスト完成品はブラインドパッケージではないので、店頭で現物を確認することも出来ませんしね。
ホントお願いしますよ、ムサシヤさん。
以上、ルリ メイドⅢさくらVer.でした。
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(Last Update 2008/02/20)
