Officer's '70s Theater

'70年代の恐竜的ハイパワー車ファンが昔を懐かしむブログ

激走!5000キロ

2009-03-20 00:54:11 | 映画(車)
アメリカン・カー・チェイス(大陸横断公道レース)No.1
激走!5000キロ(The Gumball Rally)
1976年作品(VHS)
主演:マイケル・サラザン
車:ACコブラ(青)vsフェラーリ・デイトナ(赤)


アメリカ大陸を横断する公道レースを描いた映画。
優勝トロフィーがガムボール・マシンで、走るのはストレス解消目的のスピード狂揃いだ。車もポルシェなど速い車種が揃っている。(偽装車やバイクも参加。)
スピード違反の違法運転になるのは当然だから、警察があの手この手で検挙しようと待ち構える中で、捜査網をかいくぐって実施する。当時の実話をベースにしているから、(そのお馬鹿加減は)凄い。

つい最近まで主役はピーター・フォンダだと思い込んでいたけど、主役はどうでも良いくらい、ライバルのイタリア人レーサー「フランコ」役のラウル・ジュリアが抜群に面白い!
YouTube - Raul Julia as Franco
http://www.youtube.com/watch?v=f8FnNiplNTg

主役から「イタ公なんかに負けないぜ」とか「ママが呼んでたぜ?」と冗談を言われた彼が「お前は俺の国を侮辱し、俺を侮辱し、俺のファミリーを侮辱し、俺の母を侮辱した!警告したにもかかわらず!・・・もう、冗談は終わりだ!」と言って拳銃を取り出す。
イタリアマフィアのイメージと銃犯罪が多いアメリカの国情から、誰だって本物の銃だと思い込みますぜ旦那。(笑
そしてイタリアン・ドライブ・テクニックというのは、バックミラーを投げ捨てて、前だけを見て走るらしい。フェンダーミラーまでは外さないが。(笑
赤いデイトナのオープンタイプには、白い絹のマフラーが良く似合う。そういえば、映画「紅の豚」でも、そうだった。
他車を抜き去る際の「アリベデ~~ルチ!」という陽気な捨て台詞も良いし、途中で歌うサンタルチアも面白い。
あと、レースの途中にガソリンスタンドで美女に出会って即ナンパ、あっさりレースを一時放棄してモーテルへ直行する奔放さが羨ましい。(爆


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