Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

生後4年2ヶ月の成長記録

2017-08-27 | 成長記録

【4歳2ヶ月】
今年もシャモニの最大イベントがやってまいりました。ウルトラトレイルと言うトレラン大会、山の中を走るマラソンレースです。ママンはこの時期(だけ)、超が付くぐらい多忙になります。このレースは日本のランナーに人気があり、参加者やそのご家族がワンサカとシャモニへ入ってきますからね。


それで今年も、義両親へ泊まり込みで来てもらっています。ここで双子の成長ぶりを記録しておくと、ようやく、やっと、とうとう、祖父母へ完全預けができる年齢になりました~☆ パンパカパーン
つまり、ママンが一緒についていなくても、祖父母と留守番やら買い物やら、4人で仲良くやってくれています。くぅ~、嬉しい!
しかしね、双子に文句言われる前に補足しておくと、義両親を信用しきって丸投げ出来なかったのは、このワタクシの方・・・なんかね、双子育児は本当に体力勝負だから、70歳こえた老夫婦に全部を託すことが心配で心配で。しかし今年は、双子が言えば分かる、キチンと理解できる年齢に達したと太鼓判を押せるまでに成長しましたから!


双子のお世話をしてもらっているのに、私は何も家のことが出来ず、今夜もバーベキューで晩ご飯です。その場で焼くだけだからさー。炭火焼き最高!
そういう理由もありながら、本当は主人が自慢げなのです。この、我が家のバーベキュー、なんと主人が1人で作り上げました。キットだけどさ。でも、石だから本当に重いんです。私はハラハラしました。作業中の事故とか? 違う、違う。主人の日曜大工に信用なくて、焼いてる途中に崩れてこないかとか…。
しかしね、避暑地出るシャモニの夏はもう終わろうとしているのにバーベキューなんて、今ごろ感ハンパないですね。


そろそろ夜風が秋の気配ですね。秋が近くなると探したくなるのが、キノコ。我が双子、パパとキノコ狩りに出かけて、アンズ茸( Girolle )を取ってこられるまでになりました。美味いんだ、これが。早く夕飯になるぐらいの量を取ってこれるようになっておくれ。


今回はもう、身体検査をやってる場合じゃないぐらい忙しいので、あともう一つ、子供の成長を。
文字(アルファベット)が双子の頭の中で、確実なものになってきました。まだ大文字のみですが(フランスの幼稚園では大文字から教えます)。実は、双子の従弟・ハチベエ君の誕生日があり、そのバースデーカードを今年も手作りしたんです。
自分が気に入ったカードを買ってきて、メッセージ代わりに、折り紙を折って貼り付けました。季節外れの「イースターエッグ」を折っているのは、ご愛敬。


そして、「HAPPY BIRTHDY」と書く代わりにアルファベットシールを貼ってデコレーションしたのですが・・・


ほらね、こうやってシールを山にした中から、ママンが読み上げたアルファベットを、探して拾い出して順番に貼っていけるんですよ!


時に、どうして息子はいつも、“逆さ”で作業をしちゃうんだろう。この時も、そう。カードが反対のままだったから、「逆だよ!」と指摘したら、カードの向きを変えるんじゃなくて、シールの向きを変えた!
絵本をパラパラめくっている時も本が逆さまなことが多いし、絵を描くときはさすがに上から下へだけど、塗り絵なんかも絵が上下逆さになったまま塗り進めていることが多いです。いまだに鏡文字を書いてしまうあたり、本当は左利きなのかなあ?


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ママンの☆仮装パーティー奮戦記

2017-08-20 | おもちゃ・遊び

【4歳1ヶ月】
約2ヶ月にわたる大型バカンスの夏休み、我が双子はほぼ毎週、「キャップ・ロワジール( Cap Loisirs )」へ通っておりました。これはバカンス毎に通わせているサントル・ド・ロワジール( Centre de Loisir )~資格を有する先生が子供を一日中あずかってくれて、工作や体育をする他、演劇や博物館を訪問したり、ハイキングやプールへ連れて行ってくれたりする託児システム~の大型バージョン、中高生の参加では遠地へ泊まりで出かけるので、サマーキャンプと言えばいいのでしょうか。
「あれ、専業主婦の奥さん、子供預けて何やってるの?」と思われますか? これは、仲良しすぎる双子に友達を作るため。人見知りの性格を少しでも社交的にするため。愛のムチなのであります!


それも今週で終わりましたが、様々な絵やら工作やらが日々、我が家に増えていきましたよ。これは我が双子の小麦ねんどを使った作品。描いてきた落書きのような絵でさえ、保管すべきか否かで悩んでいたのに、とうとうファイルにはさめない立体物が登場し始めました。とっておくか迷う・・・あぁ、断捨離したい・・・


これ、何だろう? 水を上げてると、そのうち芽が出るらしいです。おそらく、このストッキング状の袋の中には土と種が仕込まれているんじゃないかと。しかしー、日本人の発想にはないなあ、こういうセンス。


まあ、勝手に楽しんでくれているのだから良しとしたいところですが、唯1点、毎週金曜日は必ず仮装パーティーがありましてね、これがママンを悩ませました~。
息子はお古のスパイダーマン衣装があったので楽ちんだったのですが、娘の衣装が・・・
2ヶ月近くもある夏休みに、毎週きるのだから簡単に衣装を買ってしまう方法もありながら、主人が「家にあるもので創意工夫するのが仮装の醍醐味」と頑として譲りません。これは、ママンを試しているのかー!?


最初の週、レースカーテンの余り布と不要の風呂敷を細長く切ってゴム紐に通しただけの「(自称)チュチュ」を作ってはかせました。イメージは「妖精ちゃん」。しかし娘から、「羽がない!」とダメ出し。
ここから、「妖精の羽」への挑戦が始まりました。翌週には、ワイヤーハンガーをグイグイと捻じ曲げてチョウチョの羽のような形にし、そこへママンのストッキングをかぶせてみたら、見事にストッキングの圧に戻されて、蜂っていうか・・・でも、負けない! キャミソールの背中部分へ安全ピンで留めるようにしてみたんだけど、重さで後ろへ垂れ下がり…。


安全ピンの留め位置を変えたり、個数を追加したりと苦戦しつつ2~3週が経過。しかし、満足がいくものは完成せず。もう潔く、羽を作り変えることにしました。
ネット検索をしてみると、様々なアイデアがもらえるんですけど、最大の難関が分かりました。この田舎のシャモニには、切りっぱなしで使える「チュール」という布が買えない! これまでもチュチュから飛び出してくるほつれ糸の対策で、布端に糊を塗ってみたりしていたのですが、そうか、世の中にはそんな便利なものがあったのか!
代理の何かを探し求めて、ママンはお寿司を買いに行きました。「はぁ~?」でしょ? ここシャモニで唯一の日本食レストラン「さつき」で、大鉢寿司盛りを持ち帰りオーダーすると、不織布風呂敷に包んでくれるのだ。これが目当て。お寿司買うぐらいなら遠くの町まで布探しへ出かけた方が…と思われるでしょうが、頼んでも既製品を買ってくれないケチな主人への小さな逆襲。
不織布なら切りっぱなしにしてもほつれてきませんからね。それを、針金で作ったハネ型に裁断、針金を芯にして接着剤で張り合わせました。


どんなに小さく作っても、やっぱり重さで垂れ下がってきてしまいます。子供はパーティーとなれば暴れるしね。毎回、パーティーの終わった後に迎えに行く度、衣装の壊れ具合に涙するママン。最終週の羽には、とうとうゴム紐をつけて背負わせてみましたよ。そうしたら、早々に肩からはずれて、誰かに踏まれて、もう悔しくて捨てちゃいました!! されど、一度も「皆みたいなドレスを買ってほしい」と言わず、こんなボロボロの衣装を嬉しそうに着る娘が天使のようで、慰められました。


周囲を見渡せば、ほとんどの子は買った衣装に身を包み、みんな誇らしげ。「仮装衣装一つにこんなに苦闘してるのなんて、私ぐらいだろうなあ…」とケチな主人を恨みそうでしたけど、まだまだ私が実力不足の域にいるだけでした! 息子の友人・ロドリゴ君は宇宙飛行士に扮していたのですが、背中に背負うジェットは何と、真っ黒に塗ったペットボトル2つをくっつけ、フェルトで噴射の炎に模している。これは彼のお母さんが作ってくれたんだって。いつも預かり時間ギリギリまで仕事してくるハードワーカーなお母さんなのに。私はまだまだ修行が足りません。


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子供が蜂に刺されたら?

2017-08-13 | 幼児の病気・ケガ

【4歳1ヶ月】

家の近所にはテント場があるのですが、盛況のようです。昨夜9時頃、若い男性2人組が我が家を訪ねてきて、「庭にテントを張らせてもらえませんか?」と。予約ナシで来たら、テント場がいっぱいだったんだって。もう9時。いくらヨーロッパの昼が長いからと言っても、あと1時間で真っ暗になってしまうので泊めてあげようかとも思ったのですが、やはり「子供がいるから…」という理由でお断りしました。でも、尋ねてきてくれるだけ良いようです。知人の家はブレバン( Brévent )と言うちょっと高台の山中にありまして、大きな庭を有している。朝起きたらそこへ、勝手にテント泊している人がいたんだって!


野営しているのはテント場だけでなく、山の上でも。モンブラン山群は基本、キャンプすることを禁止していますが、人命にかかわる場合、日没から日の出まではテントを張ってもいいことになっています。そんな中、月曜から山へ入った35歳の日本人男性が現在、この山のどこかでツェルト(登山用の軽量テント)を張ってレスキューを待っています。木曜のSOS通信を最後に、行方がわからなくなっています。まったく知らない方なのに、心がざわついて仕方ありません。まったく知らない方なのに、生きろー!と念じてしまいます。聞こえてるかな? 雨が一瞬でも止んで視界が開けると、必ずヘリが出動して皆で探してるんだよ。遭難者の捜索は、昨夜で打ち切りとなってしまいました。あー、お盆が近いな、と思ったりします。子供の母となった今、親御さんの事ばかりが思いやられて仕方ありません。そう、成人していても、親より先に死ねないな、と思えるようになりました。親より先に死なないで!と、我が子の寝顔を見ながら思います。


さて、我が家の中でも事件が発生。息子が蜂に刺されました…。チーン
犯人は、この方。アシナガバチと言うんでしょうかね、フランス語でゲップ( guêpe )という奴です。


私たちは今夜、外でバーベキューを楽しんでいました。ヨーロッパの夏の夜は遅くまで明るいですから、子供も非日常的な世界に大はしゃぎしていたんです。そこへもってきて、誘われるようなローストチキンの良い香り。知らなかったんですが、アシナガバチって肉食なんですって。息子が突然、「痛ーい!」と大泣きし始め、すぐに蜂に刺されたことに気がつきました。
私たちがしたことはまず、その場から離れました。また刺されては、「これぞ泣きっ面に蜂!状態」となってしまいかねませんもんね。そして、傷口を水で洗い、炎症を抑えるためにステロイド軟こうを塗りました。痛みを和らげるよう保冷材で冷やしてあげて、大好きなDVDを特別に見させてあげました。意識をそらせる作戦です。
よく、蜂に刺されたらショック症状が出ると、聞いたことありませんか? 私は下手に小説を読み過ぎていて大慌てだったのですが、まず、初めて蜂に刺されたのなら問題はないそうです。1度目で、体の中に抗体が作られる人がいます。その抗体が、2度目になると一斉に強いアレルギー反応を起こすんだそうです。けいれんや呼吸障害などが10分以内に起こるんだとか。だから、DVDを見させて静かになったから放っておく~、はダメで、しばらくの間はそばについていて注意して見ていなければいけません。
でも、抗体を作らない人もいるんですって。だから、蜂に刺されたのが2度目だからすぐに救急車!なんて大騒動にしなくても、今夜のようにモタモタと応急処置しているうちに10分なんてすぐ経ってしまうから、様子を見ていて救急車を呼ぶなどと考えていればいいそうです。


シャモニ谷はそこら中で養蜂をやっています。朝一などで土地の特産品をのぞくと必ず、蜂蜜を売っているぐらい。今夏はフランス全土が猛暑ですよね。それが原因で、蜂刺されの被害者は急増しているそうです。慌てないためにも、ママンは基本知識を身につけておかないと!

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4歳児健診

2017-08-06 | 成長記録

【4歳1ヶ月】
4歳児健診へ行ってきました。もうさ、4歳にもなると健診とか、確実に存在を忘れるよね。今回もたまたま娘の具合が良くないので、医者に診てもらったら~というところに端を発し、「あー、あー、そう言えば!健診とか、あったよね…」な、わけでして。
その、具合が悪い件ですが、とにかく「耳が痛い」と大騒ぎするのです。夏休みの課題(?)「山を歩こう」にあたって、山のケーブル類へ乗ることが多いのですが、高度を上げると必ず痛がる。まあ、これは、耳抜きが出来ないだけなのかなあ?で済ませられるのですが、車で走っている時にトンネルへ入れば騒ぐ、雨が降りそうな天候にかわる時に騒ぐ・・・って、気圧の変化に敏感?
結論を先に言いますと、医者は「問題ナシ」と診断しました。でも、小児科医ではないので、専門家に診てもらえるよう、紹介状を書いてくれました。秋になって主人が時間を取れるようになったら、遠くの大病院まで行ってきたいと思います。
あー、そうそう、今回初めて主人ナシで健診へ行ったよー。ママンが一人で双子を医者に連れていけるようになった! 大きくなったな~、双子も。そして、私も…。

●息子:
-46ヶ月自宅体重測定15.7kg → 47ヶ月自宅体重測定15.2kg
-46ヶ月自宅身長測定96cm → 47ヶ月自宅身長測定98cm
-46ヶ月足測定17cm → 47ヶ月足測定17cm
●娘:
-46ヶ月自宅体重測定12.7kg → 47ヶ月自宅体重測定12.0kg
-46ヶ月自宅身長測定95cm → 47ヶ月自宅身長測定96cm
-46ヶ月足測定15cm → 47ヶ月足測定16cm

<4歳児健診でのチェック項目>
〇洋服が自分で脱げるか?
〇グループ遊びができるか?
〇前へジャンプすることが出来るか?
〇1本足で3秒間立っていられるか?
〇オモラシしないか?
〇オネショしないか?
〇自分の性別が分かっているか?
〇3色以上を知っているか?
〇文章で話すことが出来るか?
〇冠詞(英語のthe)と前置詞(英語のat、in、ofなどの類)を使っているか?
〇「人間」を3つのパーツ構成で描くことが出来るか?

洋服の着脱は、出来ます。でも、やらない。息子の方。何でか?・・・ただの甘えっ子です。いつも最後にはママンが根負けして、バスの時間を気にしながら時計とにらめっこして着せています…。

娘はどこへいっても友達の輪の中に入っていける子です。息子は・・・こっそり柱から幼稚園の教室をのぞき見していると、ひとりでボーッとしていることもある。が、そこは双子、ふと我に返って、あれ、何しよう?となった時、迷いなく相方の元へ近寄るので、なんだかはた目には二人そろってグループの中で楽しくやっているように見えてしまうのですが…。

ジャンプは息子の得意技! 通っていた体操教室では、跳び箱の上からマットへ大ジャンプを決める!というものがあり、子供に大人気。しかし、見ているママンは怖くていつもハラハラ。


ジャンプと言えば、究極の遊び「ケン・ケン・パッ」が、最近ようやくまともに出来るようになりました。この昭和な遊び、知っていますか~? 娘が大好きなんです。いつも「ケン~、ケン~・・・」とフラフラしながらも1本足で立ったままリズムをとっているので、3秒間1本足立ちもクリアでしょう。


トイトレの件。オモラシはしません、基本・・・と書いたけど、娘が常に心配。幼稚園ではほとんどパンツを濡らさなくても、週末の家にいる時は気が抜けているのか、蓋付きバケツにパンツがたまっているんです。もう4歳にもなると、気持ち悪いとなると自分でサッサとパンツをはき替えて、シレ~ッとしてますよ。でもやっぱり娘の性格を考えると、人前で粗相をしちゃったなんて、明日から幼稚園へ行きたくない!と言い出しかねないので、たしょう湿った程度では外に漏れない、トイトレパンツの一番薄いものをはかせていたりします。オモラシがこんなだから、オネショなんて、当然! ママンはもう、防水シーツの洗濯なんて苦にならないぐらい、日常化しています。かたや、息子。完璧です! あの、幼稚園への入園条件である「(オムツでなく)パンツで生活できること」にギリギリまでストレスを感じて泣いた日々は何だったのでしょう? そんな経緯がありますからね、娘がちょっと危うい…ぐらいでは、もう「あぁ、そうか…」ぐらいで、どーでも動揺しないママンです。

我が双子、男女の区別はついています。だって、ついこの間までは面白半分に「うんち」「おしっこ」と連呼していたのが、最近は「チンチン」「オマタ」「オシリ」ですから。男女の違いに興味が出てきている証ですね。

性別の事もそうですが、色の名前も年少クラスで学びます。冠詞も前置詞も、幼稚園で指導が入っているのが、日々の言葉の使い方の変遷で分かります。ある日突然、一つひとつの単語に冠詞をつけるようになります。英語は「 the 」の一言で済みますが、でもフランス語のそれは複数あって、使い分けなければいけないんです。規則性があるわけではないので、全ては暗記です。主人も次第に、冠詞が正しくなければ言い直させるようになりました。フランス人である主人が言うには、フランス育ちと外国人の見分け方は、フランス語の発音もそうだけれど、この冠詞が上手に使えているかでも判断できる、そのぐらい重要なんだそうです。ママンが通っていたフランス語教室でも、高度な文法を教える傍ら、冠詞をビシビシ直されましたから。

そして、今回の健診項目で一番ママンの関心を引いたもの、「人間を描けるか」です。私は子育てをするまで、「幼児は最初に頭から手足が生えた頭足人を描くところから始まり、成長に従って頭と体と足を分けて描き始める」なんて知らなかったから、年少クラスの最後に、1年間に我が子が描いた人の絵を綴った、『私の人物画ノート( Le cahier de mes bonshommes )』ものを貰った時には、感動すらありました。

入園直後の9月。左・息子、右・娘。最初はやはり息子も、頭足人だったようです。娘の方は・・・虫ですか?


10月。すでに息子は頭足人ではなくなり、3つのパーツで描き始めています! 娘はここでようやく、人らしい形に。


11月。娘の絵がヒヨコに戻る・・・


入園してから半年たった3月。娘も頭足人を脱出! しかし、この時すでに息子は、指まで描くようになっています。


4月。うぉっ! 息子の絵に、歯と髪が生えました。これって、赤ちゃんの成長みたいですよね。


年少組終業の6月。息子のには眉毛まで生えています。娘はようやく、髪が生えたとこ。


双子でも成長速度が異なるんだもの、早い遅いだなんて、まったく気にしなくていいんですけどね。

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