Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

幼児とお出かけ~ビュエ村でスノーチュービング~

2017-12-31 | シャモニ周辺案内
【4歳6ヶ月】
相変わらず寒い、シャモニです。マ・イ・ナ・ス・15度となりました。シャンパン、コカ・コーラ、冷蔵庫に入りきらないので土間に置いておいた正月用の飲み物系、気づけば全て凍っていました。


庭の雪掻きについてきて、ソリ遊びを始めた我が双子。エンドレス、です。ようやくソリを引っ張りながら自分の足で雪山を登れるようになりましたから、面白いのでしょう。見てるだけなら楽、、と言いたいけれど、次第に雪がアラレに代わり、そして雨のようになって、雪がどんどん重くなっていくというのに、終わらない・・・終わってくれない・・・


ソリと言えば、親戚一同が遊びに来ていた先日、皆でスノーチュービングを楽しんできました。タイヤ状の大きなチューブに乗って専攻コースを一気に滑り下りる遊びです。


専用コースが、シャモニから電車で30分程のビュエ( Buet )村にあります。それも駅前にあるので、シャモニへ車で遊びに来ている人も、この日ばかりは電車にガタゴト揺られて、車窓を眺めながらの小旅行気分で行ってみるのも悪くない。


駅前にあるカフェ『 MOON TINE 』で、無料で貸してもらえます。何も買わなくても、自由に使っていいそうです。でも、立ち寄って飲んじゃうんだなー、ホットワイン( Vin Chaud )。熱いワインにオレンジやシナモン、砂糖を入れた飲み物で、寒いフランスの冬の定番です。


さて、では本番。スタート地点でチューブに乗って、スタンバイ。誰かがチューブを引っ張っていないと、落ちていっちゃうよ。そのぐらいの斜度。


「〇人乗り」とか書いてないから、乗れるだけ乗っちゃう。乗りこんで、重くなった分だけ、走りが速くなるよね?


4歳の息子も乗りました! 娘はダメだ、最初に必ず足踏みするタイプ。
やはりどこにも書いてないけど、大人が一緒なら幼児でも乗れるんじゃないかなあ。とにかく、転がってしまった時に自力脱出できる年齢であることと、あとね、リフトなんてないから足で山を登って来なければならないの! これも、どこにも書いてない。


今年もありがとうございました!

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フランスの高校生に興味津々☆

2017-12-28 | 4歳
【4歳6ヶ月】
クリスマスも終わり、ファミリーも帰りました。そう、今年は主人のファミリー総勢7名が、我が家へ押し寄せました。チーン
私は仏教徒ですよ! 無宗教とも言いますが…。なぜ、家なんですか!?
今年は残念ながら、主人がクリスマスに当直となってしまったのです。今年は静かに過ごせるかな~?と淡い期待をしましたが、敬虔なるキリスト教徒ファミリーが(←ウソです。私以上に無宗教一家です…)、皆でお祝いをしなければ始まらないと、当たり年である豪雪のシャモニへ、一家そろってやって来たんですよ!


そのために、今年はクリスマスツリーも派手にちょっと大きめを選んでみたのですが、どうやら目測を見誤ったようです…。
立派すぎて天井につかえてるし、リビングを占領してるし・・・ちょっとジャマ。


まあまあ、全ては双子のため。まだまだサンタクロースを信じていますから。
先日も、ロリア小屋まで山スキーで登った際の、雪の上に見つけた足跡の写真を見せながら「何の動物かなあ?」と聞けば娘、ハッとした顔つきに変わって「きっとトナカイだ!」だって。どこまでもサンタクロースが待ち遠しい、このお人。


そんなわけで、演出もスゴイ。
クリスマスディナーには、11人分の胃袋を満たすべく、3.2kgもあるシャポン(食用に太らせた雄鶏)を焼きました。栗と共に鶏の丸焼きを食べるのが、フランス文化です。
もうしばらくチキンは要らない・・・


それから、フランスの伝統的なクリスマスに欠かせないのが、『ブッシュ・ド・ノエル bûche de Noël 』。訳せば「クリスマスの丸太」の意で、切り株の形をしたフランスのクリスマスケーキです。主人の家族とクリスマスを祝うようになって早10年、最初は義母が作っていたブッシュ・ド・ノエルですが、しばらく前から義妹が焼くようになって、世代交代していたんですよね。そう言えば義妹のケーキを食べた最初の年、「あれ、義母のと同じ味・・・」と思ったのをよく覚えています。そう、主人に言わせると、ブッシュ・ド・ノエルはおふくろの味、それぞれの家庭が似たようなレシピで作っていても、微妙に違うんだそうな。本当か?
まあ、そんな大事な主人の実家の味を、我が娘へ伝承すべく、初めて義母と義妹に作り方を教わりました。・・・が、止めときゃよかった。電動泡立て器なんて持ってないし、鶏の丸焼きがゆうに焼けるぐらい大きなオーブンを持っていたって全く使いこなしていないし。そもそも私、主人に「ケーキは焼かなくていい」と止められている人。そんな嫁(私)に、二人とも苦笑い。


最高の演出はですね、クリスマスイブの日、プレゼントが待ち遠しい双子へ、今年も忘れずにクリスマスツリーの下へ自分のスリッパを置かせました。フランスのサンタクロースはイブの夜中に、ツリーの下に置かれた子供のスリッパを目印に、プレゼントを置いていくと言われています。歌にあるんですよ、『忘れないでね、私のスリッパはココよ~♪』って。そうしたら、それを見ていた17歳の従兄くん、自分のスリッパをぬぎ、同じようにスリッパを置いてくれたんですよ! この子、まだサンタを信じていただろう頃から見てきたんですけど、本当に良い子に育ったなーと思いましたよ。


この彼には、他にも驚かされることがありました。普通、17歳と言ったら思春期。親どころか、ジーちゃんバーちゃん伴って伯父さんの家へ1週間も泊まりにいくなんて、遠慮したいイベントなんじゃないかと想像してしまうのですが、いやいや、ちゃんと17歳らしいところもありながら、夜には『サンタクロースから貰ったカードゲーム(あげたの、誰だ~?)』を皆で遊ぶなど、率先して家族交流できる子なんですよ。
私ね、見ていて思ったのですが(フランス語のゲームなので私は入れない…)、もしかしたらフランスの高校生の方が、日本の子より大人扱いされるからこそ大人の振る舞いが出来るんじゃないかと。高校の前を通る時に見かける、もう話しかけられたら怖いような男子、私より大人っぽい女子、これまでは「子供が何やってんだか~」と思っていましたが、いやいや、日本人高校生以上の振る舞いができるのが、フランス人の子たちなんじゃないかと。


まあ、ママンは疲れましたけど、クリスマスは終わりました。「皆で手伝うから!」って言ったってね、先に寝て、後から起きるわけにはいかないじゃない。
今回は、双子には最高のクリスマスだったようです。従兄や叔父&叔母ともいっぱい交流できた。雪ふる夜に、ファミリーでゾロゾロと街へ繰り出すのも、寒いし、いつもの街だし、途中で飲んだホットチョコだって毎朝のんでるモノだけど、「クリスマスだもんね!」と何度も繰り返し言っていましたから。


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ハートマークが描けるようになった☆

2017-12-13 | 4歳

【4歳5ヶ月】
間もなく、クリスマス。クリスマスツリーを予約してきました。そう、ツリーは生木、一つひとつ形が違うので、早めに狙うが良し。でも、早々に持ち帰ると暖炉の火で元気を失うので、園芸屋で保管しておいてもらうんです。
今年のツリー、パパと同じ高さある! さて、どこに飾ろう!?


そして、クリスマスの雰囲気をグッと盛り上げてくれるのが、雪。ホワイトクリスマス♪
な~んて、うかつに喜べないぐらい降っています。シャモニ谷じゅう、大雪です。連日、降り止まない。雪が降るのは嬉しいんだけどさ、雪かきしんどいです。
ホントに、もうね、雪かきがしんどくて・・・今日一日で3回やった(正確には「主人が」だけど…)!喜んで庭を駆け回っているのは、犬と息子だけだよ。


大雪になると決まって交通マヒ。これも大問題。街中がまるで、障害物レースのようになります…。
おかしいなあ、シャモニは雪国のはずなのに、簡単に公共交通機関は乱れ、スタックする車が続出し、歩行にはラッセルを強いられるんです。あ~、自分の仕事しか考えないフランス人!


こうも寒いとね、風邪が流行ってきています。娘もとうとう発熱してしまい、今日は幼稚園お休みでした。そして、相方の息子も、必然的にお休みとなる・・・まあ、仕方あるまい。
それでもって、この、余りある元気を室内で消化させるには、母の敵=「絵の具解禁」にするしかありませんでしたよ・・・まあ、これも仕方あるまい…。


しかしね、そんなに都合よく絵の具道具が買ってあったりするわけ、ないでしょ。使用した画材は、フランスのお祭りやスポーツ応援に使われているボディペインティングの塗料でした。それを知ってか知らぬか、最初はおとなしく絵筆を走らせていたのに、最後は母の涙目をかえりみず、“手”で描いていました・・・


こちらが、出来上がった作品。初めてにしては、上出来! 絵心の話ではなくー、周囲の汚れ具合が、ね。


相方に何を感化されたのか、寝ていたはずの娘も起きだしてきて、絵を描き始めた! この方、普段はあまり絵を描かない人・・・


出来上がった絵を見て、ビックリ。何と、ハートマークが描けるようになっているのです。
ハートマークなんて、女の子だったらどの子も描いているから簡単だと思うでしょ? 子育てして初めて分かったことですが、曲線と尖りで構成されているハートマークって、子供にとっては意外に難しいのですよ。最初にマルのような円形が描けるようになって、でも端と端をしっかり重ねて閉じたマルになるよう描けるまでには練習が必要で(幼稚園でも練習課題になっていました!)、これを経てようやく、ハートマークを描き始めるのです。今ようやく、娘の大好きなハートが描けた!


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4歳児は「別れ」が分かるのか?

2017-12-06 | 4歳
【4歳5ヶ月】
先日3日は、今年最後の満月、スーパームーンでした。すっごーい大きいやつ。月のパワーをいただきました! 今年最後まで頑張ろう。


シャモニ谷のスキーゲレンデもオープンしましたよ。今年は年間リフト券を買ったので、山スキー板はいて必死になって登らなくても、楽してスキーが楽しめそうです。ヒャッホーイ!
なんて、年間パスを買ったのも、我が双子をスキーへ連れ出すため・・・こっちも頑張るぞ。エイエイオー!


12月初旬ながら、すでに-8℃の朝だったりと、雪が多い冬を迎えています。そんな中、ご近所さん、暖房が・・・壊れたって・・・もう、かける言葉もない・・・
私たち夫婦2人だったら、雪山装備でしのげるんでしょうけど、子供が出来た今、常に先の先を考えておかなければいけない。危機管理を考える、良いキッカケになりました!


そして、我が双子には、ちょっと寂しい出来事が。これまでブログに何度も登場してきた「初めてのお友達ちゃん」、つまり、我が双子にとっては幼馴染みと言いましょうか、その子との別れの日が近づいているのです。この子のご両親は、フランスに暮らすドイツ人のお父さんと日本人のお母さん。だからなのか、家と同じハーフっ子でも、我が家のように「フランスで生きる」という選択肢は絶対でなく、母国語形成のためにも、日本への本帰国を決めたそうです。
正直、驚きました。こんな小さなうちから、子供の人生を考えていることを。
いや、家だって考えてるよ、多少はね。しかし、私たち夫婦の生活スタイルが基本にあって、子供はそこへ付随するものだと思っていた。子供の教育が先にあって、家族の生活スタイルが後からついてくる・・・うーむ、各家庭にそれぞれの考え方があるものなんだな。機会があれば、日本人ママ友ちゃん達の日本語学習への思いを聞いてみたいものだな、と思いました。


もしかしてこれが最後かも?の、お友達ちゃんの家へ遊びに行かせてもらいました。一緒に雪だるまを作って・・・
見ているうちに思い出す、あーそうそう、最初のころなんて「一緒の場所にいる」というだけで、まったく交わって遊べなかったな。


我が双子、初めての夕食へのお呼ばれもココ、彼女の家だった。


息子が運ていの遊具で遊べるようになったのもママ友ちゃんのおかげ。
娘がブランコをこげるようになったのも、初めてお友達ちゃんのおかげ。


季節の行事にはいつも一緒に遊んで、打合せしなくても公園へ行けばそこに居るから遊んで、幼稚園が一緒になって同じクラスでもっと仲良くなって・・・家の4歳児たち、この別れの意味が分かっていますかー??
何でそんなにアッサリなの? それとも、「別れは悲しい」とは、大人が植え付ける感情なのだろうか?


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