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日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

ハリー・ポッターで獲らぬ狸の皮算用

2007-07-21 17:28:56 | 読書

Amazonから「Harry Potter and the Deathly Hallows(Harry Potter 7)」が届いた。配達指定日7月21日(土)時間8時01分以降、とラベルが貼られている。解禁時間の午前0時1分(日本時間午前8時1分)に発売を開始と夕刊に出ていたから、それに合わせたのであろう。ロンドンでは大手書店の一つではファンと発売の様子も見に来た観客が計数千人もいたらしい。日本では閑散、丸善・丸の内本店では並んだのが約二十人、「ランダムウォーク大阪心斎橋店」ではたった二人だったとか。

Amazon.comで購入すると発売日に手元に届いてしかも40%引きで送料ゼロである。電車に乗って定価?で買いに出かける人の気が知れない。ロンドンの本屋では定価だったか割引率が高かったのか、気になるところである。

ハリー・ポッターのファンタジーに惹かれたのは当然のことであるが、私はMary GrandPreによる挿絵が気になった。鉛筆画のようで、作品の雰囲気とよくマッチしている。ところが私には息子の鉛筆画の方が挿絵としてはピッタリ来るように思われたのである。彼の作品を一つお目にかける。



いつまで経ってもうだつが上がらない息子の独り立ちに、彼の鉛筆画家としての才能をハリー・ポッターの著者に売り込むことを真剣に考えたのである。もし運良く挿絵画家に登用して貰えれば間違いなく一財産は築くことができよう。そうなれば後は芸術一筋に邁進すればよいのである。私の提案が唐突に感じたのか、肝腎の息子から積極的な意思表示が無いままに二巻目、三巻目と刊行がつづき、遂に最終の七巻目が出てしまった。

息子にかける夢は潰えたが、待てば海路の日和やら、と悠然と構えられるのは年の功であろうか。

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