桑畑からのたわごと 

がんサバイバーの野菜栽培日記

母へ

2019-07-23 06:53:30 | 母に
ご無沙汰しております。

それなりに元気で過ごしてましたが、
3月の末に母が天国に旅立ちました。
数え年で100歳でした。
とはいえ母親という存在は大きい
今までの出来事がつい思い出されてしまう。

何歳まで生きたからよいというものではない。
たとえ
息をしているなら
顔が見たいと思う。

母は施設でお世話になっていた。

いやな事やこちらの都合に合わせては、
施設で面倒を見てもらい
わがままな家族であったと反省
しかし
施設の存在は本当にありがたいし
これほど心にゆとりを頂けるものはない。
本当に本当に
ありがとうございました。



先日 ある講演会で
たまたま 母の主治医であった先生のお話を聞く機会があり、
その中で 
施設で最期を迎えても在宅介護に数えられるというような話を
聞いてびっくり
なんと国は都合の良い数字を

実際 母は6年もの間 
施設でお世話になり
そのために長生きが出来たと考えている。
家で介護となったら
認知症を患っており24時間 
誰かがついていないと生活が出来ない状態でした。
それなのに
在宅介護とは
どうも腑に落ちない。

施設の職員は
家族なのか?

母を外出から送っていくと
家に帰ったようにホッとした顔になって安心していた。
やはり職員は新しい家族かもしれない。

母は幸せな一生だったと思う。


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6 コメント

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ご冥福をお祈りします (あた子)
2019-07-23 10:38:22
桑畑さんの想い、全くその通りと、共感できます。
長生きをされて、施設を我が家のように思って逝かれたのならお幸せだったと思います。
父も外出先から施設へ帰ると「やれやれもどった」と言っておりました。快適な施設の環境が父を長生きさせてくれたとも思います。
そして介護する側も心のゆとりができて精一杯優しく接することもできました。
両親のことはことあるごとに思い出されます。わたしが忘れない限りそばにいるのだなあと、心慰められる思いです。
なくなったときより今の方が喪失感は大きいかもしれませんがお母様との思い出がきっとこれからも桑畑さんを支えてくれると思います。どうぞお元気で。またブログを更新されるのを待っています。
ご冥福を祈ります (みーばあ)
2019-07-23 22:14:55
こんばんは
親の存在は大きいですよね
何かにつけふっと思い出されます
お母さまは天寿を全うされお幸せでしたね
私は親元遠く離れて暮らしておりましたから、亡くなった後も、もういないんだと言う実感がなくふと、そうだ母に~と思いああもう、いないんだと思ったりしました
お寂しいことと思いますが、元気を出してくださいね
施設で最期を迎えても在宅介護に数えられる (ゆり)
2019-07-24 16:49:03
ご冥福をお祈り申し上げます。

そうですか・・・
お寂しくなられましたね・・・

色々考えさせられる記事でした。
施設でも在宅介護・・・でもむしろいい場合もあるのかもと・・・親族見ていて思います。


お力を落とされませんように!
体調を崩されませんように!
あた子さん (桑畑)
2019-07-24 21:04:15
ありがとうございます。
嬉しく思います。
施設っていろいろな見方もあるかもしれませんが、
ありがたく受け止めています。

お世話になった施設は経営者がとても素晴らしく発達障碍者を育てて施設で働いてます。育てるのに何年もかかるそうですが、彼の笑顔は素晴らしくとても救われました。
そして働いてる方々が施設長は自分で選べるから
ここで働きたいという方もおり施設の雰囲気も良いところでした。

あた子さんのお父様もそうでしたか。
親はいくつになっても親ですね。

そう 私が忘れない限り傍にいるのですね。
ハッとしそうだと思いました。

又ネットでつながれることを幸せと思ってます。

頑張ってしたいと思ってます。
かなりなリニューアルでまごついてます。

友達の検索がわからない・・・
いいねも
そのうちにわかるかな・・・

頑張ります。


みーばあさん (桑畑)
2019-07-24 21:11:32
ありがとうございます。
あらためて親ってすごいなぁと感じました。

父親の時は私も遠くに住んでいたので
それほどでもなく、ああいなくなってしまったいうような感じでしたが、今回は身近なのでまた母親っていうもの違いますね。

またぼちぼちとここで皆さんと繋がれたら嬉しいです。
ゆりさん (桑畑)
2019-07-24 21:20:18
ありがとうございます。

人間生まれてきた時から
最後は死という大仕事が待ってるとわかっていても
受け入れるのは時間がかかりました。

施設でも最後の死は在宅介護
これも受け入れるのが難しい。

施設の存在はなくてはならないと思ってます。
そしていずれは私たちもと思ってます。

でもでも今のままでを長く過ごせたらよいですね。

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