何だか小倉氏は意地になってしまっているみたいに見える。
もともとそういう性格なのか、弁護士としての職業意識が彼に自らの過ちを認めさせないのか。
「過ちを認め」と書いたけれど、彼に持論を撤回せよと押し付けるつもりはない。
たが、もし彼が
「コンセンサスの得られない言葉(「特定の思想集団」「ネット右翼」など)を用いたせいで多くの人に誤解を与えてしまったのは残念です、以後気をつけたいと思います」
くらいのことを書けば、小倉氏のプライドを損なわずに「コメントスクラム」(←ナニソレ?)を鎮めることができそうに見える。
ほんの少しでも「しおらしい」態度を見せれば、攻撃的コメントを付けている人もいいかげん飽きてきているころだから「全く話の通じない相手じゃない」「それならまあいいか」と宥和的になる可能性は高い。
…が、逆におためごかしと取られて更なる炎上を招く可能性も否定できないw
その違いは小倉氏の人格が「コメントスクラム」(←ナニソレ?)をかけている人々にどのように評価されるかにかかっているのだろう。
論理はもちろん大事だけれど、人間は論理だけで動くものではないということを小倉弁護士はご理解なさったほうがよろしいでしょう。残念ながら小倉氏の場合は論理もいささか独善的で、多くの人を納得させられないようですが。
ああ、小倉氏の影響なのか文章がどんどん嫌味っぽくなる…
以上に書いた「とりあえずしおらしいフリをしたら?」はしょせん感情に訴える対症療法で、一度は鎮火しても火種は残り続ける。なにかあればまたすぐに火の手が上がるだろう。
結局は小倉氏が自らの論理や方法論のどこが多くの人の反感を呼んだのか理解する必要がある。
なにも頭のいい弁護士先生様にご忠告申し上げるつもりはない。
私にとってはしょせん他人事、彼のブログがどうなろうとどうでもいいことではある。
つまりは他山の石。ってなんだか偉そうだな。小倉さんごめんなさい。
まず、「レッテル貼りは人を怒らせる」「怒った人は誤解する可能性が高い」ということ。
「特定の思想集団」「ネット右翼」「コメントスクラム」
これらの用語は、小倉氏は新しいテクニカルタームとして適切なものだと自画自賛しておられるようだが、私にはむしろそのような言葉を使いたがる人の偏見を垣間見せる言葉であるように思われる。
「ある種の思想傾向を持った人たち」「アンチリベラルのネットワーカー」「コメントラッシュ(by色瀬さん)」
といった中立的な(私にはそう思える)言葉を用いていたならよほど状況はましだったろうに。
次に、「文章は明快簡潔に」
小倉氏の文章は正直いって読みにくい、わかりにくい。これでは「誤読」されるのも無理からぬこと。
さらに、もって回った嫌味やあてこすり、そこはかとない脅迫などが巧みに織り込まれている。
煽りのための文章としてはなかなか上出来だが、弁護士先生が対話のため(なんでしょうね、本来は…)ブログのコメント欄を開けているのだから、怒らせたり誤解されやすい文章はまずいでしょう。
最後に「説得できない相手と見たら論破にこだわらない」
これは自分でも本当に正しい対処なのか良くわからない。トコトン議論を突き詰める、というほうが立派だし、その方法でよい結果が得られるのなら何よりである。
だが、残念ながらすべての人に自分の話が通じるわけではない。自分がすべての人の意見を受け入れられないのに、他の人すべてに自分の意見が受け入れられるのを期待するのは無理ではないか。
小泉首相じゃないけど、人生いろいろ、意見もいろいろ。これでいいのだ。
小倉氏は、「政治家がNHKに公平中立を言うのは圧力だ」「特定の思想集団であるネット右翼がコメントスクラムを起こしたり個人情報を暴いたりしているのはけしからん」という意見を述べた。そしたら、それに同意できない人がたくさんやってきて批判的なコメントを書いた。
小倉氏は自説の正しさを疑わないので(これにも問題があるような気がするが…)、同じ論旨で説得力をさらに高めたエントリを書いて人々を説得しようとした…
…のではなく、コメントをつけた人たちを「ネット右翼」と当てこすり馬鹿にすることで自説を守ろうとした。
無駄なことです。小倉氏がすべきことは、自説を虚心に再検討し、正しいと思うならより説得力を高める工夫をする、間違っていたなら改める、そういうことのはず。
「名無しさん」相手の論争で勝利を収めようとするなら、相手を攻撃することよりも自らの隙を減らしたほうがずっと効果的です。
まさにnomadさんの書かれたとおり。
「のびのびと議論するために、思ったことをやろう。相手を説得できるよう、自分の考えを整理し、相手に向けよう。そして相手の意見が聞くに値したら、自分の意見を変えよう。」
もともとそういう性格なのか、弁護士としての職業意識が彼に自らの過ちを認めさせないのか。
「過ちを認め」と書いたけれど、彼に持論を撤回せよと押し付けるつもりはない。
たが、もし彼が
「コンセンサスの得られない言葉(「特定の思想集団」「ネット右翼」など)を用いたせいで多くの人に誤解を与えてしまったのは残念です、以後気をつけたいと思います」
くらいのことを書けば、小倉氏のプライドを損なわずに「コメントスクラム」(←ナニソレ?)を鎮めることができそうに見える。
ほんの少しでも「しおらしい」態度を見せれば、攻撃的コメントを付けている人もいいかげん飽きてきているころだから「全く話の通じない相手じゃない」「それならまあいいか」と宥和的になる可能性は高い。
…が、逆におためごかしと取られて更なる炎上を招く可能性も否定できないw
その違いは小倉氏の人格が「コメントスクラム」(←ナニソレ?)をかけている人々にどのように評価されるかにかかっているのだろう。
論理はもちろん大事だけれど、人間は論理だけで動くものではないということを小倉弁護士はご理解なさったほうがよろしいでしょう。残念ながら小倉氏の場合は論理もいささか独善的で、多くの人を納得させられないようですが。
ああ、小倉氏の影響なのか文章がどんどん嫌味っぽくなる…
以上に書いた「とりあえずしおらしいフリをしたら?」はしょせん感情に訴える対症療法で、一度は鎮火しても火種は残り続ける。なにかあればまたすぐに火の手が上がるだろう。
結局は小倉氏が自らの論理や方法論のどこが多くの人の反感を呼んだのか理解する必要がある。
なにも頭のいい弁護士先生様にご忠告申し上げるつもりはない。
私にとってはしょせん他人事、彼のブログがどうなろうとどうでもいいことではある。
つまりは他山の石。ってなんだか偉そうだな。小倉さんごめんなさい。
まず、「レッテル貼りは人を怒らせる」「怒った人は誤解する可能性が高い」ということ。
「特定の思想集団」「ネット右翼」「コメントスクラム」
これらの用語は、小倉氏は新しいテクニカルタームとして適切なものだと自画自賛しておられるようだが、私にはむしろそのような言葉を使いたがる人の偏見を垣間見せる言葉であるように思われる。
「ある種の思想傾向を持った人たち」「アンチリベラルのネットワーカー」「コメントラッシュ(by色瀬さん)」
といった中立的な(私にはそう思える)言葉を用いていたならよほど状況はましだったろうに。
次に、「文章は明快簡潔に」
小倉氏の文章は正直いって読みにくい、わかりにくい。これでは「誤読」されるのも無理からぬこと。
さらに、もって回った嫌味やあてこすり、そこはかとない脅迫などが巧みに織り込まれている。
煽りのための文章としてはなかなか上出来だが、弁護士先生が対話のため(なんでしょうね、本来は…)ブログのコメント欄を開けているのだから、怒らせたり誤解されやすい文章はまずいでしょう。
最後に「説得できない相手と見たら論破にこだわらない」
これは自分でも本当に正しい対処なのか良くわからない。トコトン議論を突き詰める、というほうが立派だし、その方法でよい結果が得られるのなら何よりである。
だが、残念ながらすべての人に自分の話が通じるわけではない。自分がすべての人の意見を受け入れられないのに、他の人すべてに自分の意見が受け入れられるのを期待するのは無理ではないか。
小泉首相じゃないけど、人生いろいろ、意見もいろいろ。これでいいのだ。
小倉氏は、「政治家がNHKに公平中立を言うのは圧力だ」「特定の思想集団であるネット右翼がコメントスクラムを起こしたり個人情報を暴いたりしているのはけしからん」という意見を述べた。そしたら、それに同意できない人がたくさんやってきて批判的なコメントを書いた。
小倉氏は自説の正しさを疑わないので(これにも問題があるような気がするが…)、同じ論旨で説得力をさらに高めたエントリを書いて人々を説得しようとした…
…のではなく、コメントをつけた人たちを「ネット右翼」と当てこすり馬鹿にすることで自説を守ろうとした。
無駄なことです。小倉氏がすべきことは、自説を虚心に再検討し、正しいと思うならより説得力を高める工夫をする、間違っていたなら改める、そういうことのはず。
「名無しさん」相手の論争で勝利を収めようとするなら、相手を攻撃することよりも自らの隙を減らしたほうがずっと効果的です。
まさにnomadさんの書かれたとおり。
「のびのびと議論するために、思ったことをやろう。相手を説得できるよう、自分の考えを整理し、相手に向けよう。そして相手の意見が聞くに値したら、自分の意見を変えよう。」
僕は実のところ小倉氏の主張にはあまり興味はありません。
それに、どんな理由であれ詭弁を弄するこの人の信頼性は徹底的になくなってしまいました。
今は、この火祭りがどんなふうに推移していくのか、弁護士という知的職業人がどのように身を施していくかに興味があります。
すばらしいうまい着地を見たいと思うのですが。
小倉さんのところのTB経由で来ました。
>局は小倉氏が自らの論理や方法論のどこが多くの人の反感を呼んだのか理解する必要がある。
こちらのエントリーで指摘されていないところを触れますと、多数のコメントとの齟齬を明確にしようとする作業をしようとしなかった、「議論の交通整理をしようとしなかった」ところが小倉さんが反感を読んだ一番の点だ、と私は思います。
小倉さんは言質を与えないためか他の理由があるためか(苦笑)、いろんな点で具体的な言及を避けて一般論に逃げています。
例えば一連の「コメントスクラム論」について、コメントスクラムをする側についていろいろ言ってますが、される側についての言及というかされてしかるべき批判は極力さけてます。
そのあたりについても問題点を指摘しておくだけでも発言のイメージは違うと思われるのですが、小倉さんは極力避けています。
例えばmidnightpax氏の「スマトラ沖の被害者の自己責任が(以下略)」というのについての言及はさけてますよね。しがない記者氏も同様。
言わない自由ってのは確かにあるんですが、言わない自由を行使しておいてそのレスポンスに文句を言うってのはちょっと「言論の自由」ってやつを理解してないんじゃないかな?みたいな感想は持ってしまいますね。
わざわざご挨拶いただきましてありがとうございます。
ごらんのように、ブログを始めたばかりでコンテンツも無いのにトラックバックを打つのは失礼かとも思いましたが、リンクさせてもらったnomadさんのエントリにとても共感したので勇気を出して初トラバさせてもらいました。
> すばらしいうまい着地を見たいと思うのですが。
私もそう思います。
マスコミ人や政治家に関しては「一般人なみの知性と常識を持っていてくれれば十分」という程度の期待値しか持っておりませんが(現状では一般人以下と見られる人たちが多いのが情けないところです)、厳しい司法試験を突破した弁護士さんなら、一般人を感心させるような鎮火の手並みを示してほしいですね。
でも、最新の小倉弁護士のエントリを見るととても無理みたいですがw
> U-meさん
コメントありがとうございます。
小倉弁護士は、たしかにミッドナイトパックス氏やしがない記者氏とはちがって敵の真正面から突撃して蜂の巣にされるような愚は冒しませんね。
怒って問い詰めようとしている論敵の目の前で横を向いて煙草を吹かし冷笑を浮かべている姿が思い浮かびます。
話を聞いてるのか聞いていないのかわかりませんが、ときどき相手の揚げ足を取ったり皮肉めいた独り言をつぶやいてみたり。
正直言って好きはなれませんし共感もしませんが、なかなかの役者ぶりだなとちょっぴり感心して見ています。
***************
ブログのエントリの根拠について答えて
ネットで流行るデマとこれを信ずる国会議員
1.どのデマサイトを見て信じたか。アドレスを示せ。
2.なぜデマサイトを見て信じたと確信したか。
3.もし根拠がなければ、小倉先生がデマを流したことにはならないか。
私はあの人についてはネット界での評価は定まったものと思いますので、正直言えばもうどうでもいいです。ちくりやさんはどうかがんばってください。影ながら応援させていただきます(無責任)。
「特定の思想集団」「ネット右翼」「コメントスクラム」
これらの用語は、小倉氏は新しいテクニカルタームとして適切なものだと自画自賛しておられるようだが、私にはむしろそのような言葉を使いたがる人の偏見を垣間見せる言葉であるように思われる。
「ある種の思想傾向を持った人たち」「アンチリベラルのネットワーカー」「コメントラッシュ(by色瀬さん)」
といった中立的な(私にはそう思える)言葉を用いていたならよほど状況はましだったろうに。
そうですね。レッテル張りは良くないね。デモそれを言うなら、「左翼」「反日日本人」「売国奴」等のレッテル張りをしたがる、「アンチリベラルのネットワーカー」←(ナニソレww)に対しても同じように対応してね。
ダブルスタンダードはいかんぞ。
日弁連・会長:宇都宮健児は、「虚偽(詐害行為)は正当な弁護士業務だ」と主張(議決)して、懲戒対象弁護士を擁護し、これを撤回せずに、裁判で争っております。
弁護士を指導・監督する立場にある宇都宮健児のこの行為は、不法行為を教唆するものであり、国民への背任です。
表向きは、社会正義の実現(弁護士法1条)を強調しながらも、裏陰では、「虚偽(詐害行為)は正当だ」と指導しているのですから.弁護士トラブルが急増するは当然です。
日弁連・会長:宇都宮健児らは、提訴し、勝訴するための「虚偽は正当だ」との理念を抱き、当然のように実践する人間たちだということでしょう。
そして、組織的な権力を得ている日弁連・会長:宇都宮健児らのこの裏影での卑劣な行為を国民は知ることができず、それをとがめる手段もないのです。
国民は、日弁連・会長:宇都宮健児らのこの卑劣な事実を知るべきであり、この元凶者たちを排除すべきです。
法曹界に正義はありません。