ホワイトバンド公式サイトでSTUND UPイベントの参加者数が公表された。
正直に言って2.711人という数字は私が予想していたよりも多かった。
日比谷の会場でSTUND UPに参加したのが250人と聞き「もしかしたら全国で1000人にも達しないんじゃないか」と危ぶんでいたのだ。
全国でSTUND UPに参加した人たちは立派だ。彼らの善意と行動力を疑うことはできない。
だが、日本におけるホワイトバンド運動の責任者たちはこの結果に胸を張ることができるのだろうか。
全世界の参加者が約2.300万、そのうち日本での参加者は約2.700人という。
日本の参加者がSTUND UPアピールに貢献した比率は約0.01%になる。
世界の総人口は約65億5000万人で、日本の人口は約1億3000万人。世界人口で日本人の割合は約2%。
人口比で2%の日本人が「0.01%」の貢献をした計算になる。
つまり、日本でSTUND UPイベントに参加した人間の割合は世界平均の200分の1でしかなかったということだ。
これはとても奇妙なことだ。
もし日本でホワイトバンドの知名度が極端に低ければこの結果もやむをえないが、もちろんそうではない。
去年は有名人が勢ぞろいしたCMをテレビで流し、多くのマスコミに取り上げられ、2005年9月のホワイトバンド・デーには東京タワーを白い光の輪でライトアップして話題となった。
アクセサリー商品としてのシリコンゴム製「ホワイトバンド」は460万本以上売れている。
複数購入した人がいたとしても、400万人ほどが身銭を切ってホワイトバンド運動への共感を表したはずだ。
それなのに、一年後のいま全世界共通の大きなアピールに参加したのはたった(と言わせてもらう)2.700人。
400万人の善意はいったいどこに消えたのか。消えていないのなら、なぜこれほど「回収率」が低いのだろう。
日本におけるSTUND UPイベントは残念ながら淋しい結果に終わった。
ホワイトバンド関係者は「2.700/4.000.000」という悲惨な数字に対して真剣な考察や反省をする必要があるはずだ。
それができなければ、2005年の熱気が戻ってくることは二度とないだろう。
2006.10.18
15日午後7時(日本時間)から16日午後7時までの24時間の間に、全世界で貧困撲滅のために立ち上がった人の数は、「23,542,614」で確定しました!これからギネス世界記録への申請が行われ、近日中に正式にギネス世界記録に登録されます。
日本では、24時間の間に「2,711」人の皆様が貧困撲滅に向けて日本中で立ち上がりました!その様子などは逐一この特設サイトにアップします!
正直に言って2.711人という数字は私が予想していたよりも多かった。
日比谷の会場でSTUND UPに参加したのが250人と聞き「もしかしたら全国で1000人にも達しないんじゃないか」と危ぶんでいたのだ。
全国でSTUND UPに参加した人たちは立派だ。彼らの善意と行動力を疑うことはできない。
だが、日本におけるホワイトバンド運動の責任者たちはこの結果に胸を張ることができるのだろうか。
全世界の参加者が約2.300万、そのうち日本での参加者は約2.700人という。
日本の参加者がSTUND UPアピールに貢献した比率は約0.01%になる。
世界の総人口は約65億5000万人で、日本の人口は約1億3000万人。世界人口で日本人の割合は約2%。
人口比で2%の日本人が「0.01%」の貢献をした計算になる。
つまり、日本でSTUND UPイベントに参加した人間の割合は世界平均の200分の1でしかなかったということだ。
これはとても奇妙なことだ。
もし日本でホワイトバンドの知名度が極端に低ければこの結果もやむをえないが、もちろんそうではない。
去年は有名人が勢ぞろいしたCMをテレビで流し、多くのマスコミに取り上げられ、2005年9月のホワイトバンド・デーには東京タワーを白い光の輪でライトアップして話題となった。
アクセサリー商品としてのシリコンゴム製「ホワイトバンド」は460万本以上売れている。
複数購入した人がいたとしても、400万人ほどが身銭を切ってホワイトバンド運動への共感を表したはずだ。
それなのに、一年後のいま全世界共通の大きなアピールに参加したのはたった(と言わせてもらう)2.700人。
400万人の善意はいったいどこに消えたのか。消えていないのなら、なぜこれほど「回収率」が低いのだろう。
日本におけるSTUND UPイベントは残念ながら淋しい結果に終わった。
ホワイトバンド関係者は「2.700/4.000.000」という悲惨な数字に対して真剣な考察や反省をする必要があるはずだ。
それができなければ、2005年の熱気が戻ってくることは二度とないだろう。
面白いお話を読ませていただきました。
そこで、ふと、ではその本体なるところを見れば、どの国がどれぐらい集まって総計で2千万以上になったというのがわかるのかしら、と思ってちょっとサーチしてみました。
しかし、とりあえず20分ぐらいぐるぐるぐるぐるぐるリンクされているところを辿りましたが結局よくわかりませんでした・・・。
このへんです。
http://www.standagainstpoverty.org/
http://www.makepovertyhistory.ca/e/media/news.php?WEBYEP_DI=33
http://www.whiteband.org/News/gcapnews.2006-10-17.1338317689/en
国連>ミレニアム・プロジェクト>STAND UPという構成だというのはわかりましたし、盛大に参加方法だけはどこのページにもある、少なくとも宣伝する諸団体は数多いらしことはわかりましたが、諸団体の報告は、それに比べれば、成功したしたした、以上に詳しいものではないというのがサーチの成果でございました。
このご時世、各々の会場が直接入力したりもできそうですのに残念です。
こうなってくると、ギネスはどうやって認定したのかその方法論を知りたくなってまいりました。
ちなみに、私のいるカナダのところを読んだら、In Canada, more than 49,000 people participated in over 200 STAND UP actions. (200箇所以上の場所で49000人以上の人が参加した)とありました。合計数が1桁まで出ているのになんなのこの数値は?というのも謎です。集計班と報道班は別働なんでしょうか?
以上、外地班の報告でした。(長くてごめんなさい)
「びんぼうでも いいじゃないか ぶろがーだもの」 みつお
Soredaさんしばらくです。
私は英語はギリシャ語と同じくらい得意なので、ご紹介いただいたリンク先を機械翻訳を使って心の目で見てみました。
北米とヨーロッパとインドでたくさんの人が参加したみたいな感じです。
世界各国の写真を見るとなんだか楽しそうで、ずいぶん盛り上がったようです。
人口3200万のカナダで5万人ちかくが参加したのに、人口1億3千万の日本で参加者が3000人足らずというのはどうにも不思議でなりません。
日本の主催者もマスコミも、それから去年ファッション商品「ホワイトバンド」を購入した人たちも、「ホワイトバンド運動」自体についてほとんど無関心なのじゃないかと疑ってしまいます。去年のブームはいったい何だったのでしょう。
2300万人のギネス記録は認定されるのでしょうか。
どうやら各会場の証拠写真があるようですが、もしギネスの人が再確認するとしたら大変ですね。
幸か不幸か、日本の記録は簡単に確認できますけど。