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街の風景 2014.5.11.













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101年目でもやりたい!

明日まで東京都写真美術館で開催のロバート・キャパの写真展に行ってきました。

101年目のロバート・キャパ 誰もがボブに憧れた

主に東京富士美術館所有のプリントからのセレクションですが、ビンテージプリントや愛機の展示もあります。
展示構成も、年代順等ではなくテーマ別に撮影時期の異なる写真を集めて展示するという、意欲的な方法。
会場よりも図録でパラパラ眺めた方が意図が伝わるような気もする、結構「編集」的です。

内容の充実度は昨年の横浜美術館に軍配が上がるかな。
入館料1,100円の割には小規模な展示な気もしましたが、
節目の年に何としてもキャパの展覧会をやりたい、という意気込みは感じました。



ところで今回「デンマークの学生に講演するレオン・トロツキー」のコンタクト・プリントが展示されていました。
この写真、なんだか状態が悪いと前々から思っていたですが、
ベタ焼きを見ると、他のコマにはもっと状態が良いものもあるのですね。
ただ、熱弁、白熱、といった点ではこのショットがベスト。
逆に言えば「革命家」のイメージに一番合っている写真がセレクトされたとも言える訳で、
写真が伝えるものをちょっとだけ考えさせられました。
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