手垢のついたメモ帳

ヤクザが出家して、障害者福祉に従事。必死に歩いた過去の懺悔帳?

SNS

2011年09月20日 | Weblog

フェイスブックとツイッターを始めて、それほど長いわけではないが、

やって良かったと最近よく思う。

理由は、マスコミで報道されないニュースが溢れているからだ。

もちろん、SNSで発信されているニュースや記事が、

全部正しいとも言えないし、公平な観点からの記述と思い込むのは危険だが、

しかし自分の中の判断材料や、一般のメディアでは報じられない出来事を知ることができる。

さらに、いわゆる「マスコミ報道」が必ずしも庶民の味方ではなく、

場合によっては意図的に偏った報道を行い、庶民の意識を意図的にある方向に導こうとする事実も知った。

「原発事故」「鉢呂辞任問題」「八ツ場ダム」「原発反対デモ」等々、

一般報道では小さく報道されていたり、或いは別の出来事を大見出しで記事にして、

庶民の関心を逸らすような報道をしてみたり、まったく報道せずに無視・糊塗・曲解してみたり・・・。

これ等の事実を知ったのもSNSをやっているからこそ知った事実だ。

特に最近思うことは、マスコミ各社の論調が、いっせいに似たような報道である時は、

警戒してその報道の裏側を検証するなり、その報道以外のものにも注意深く目配りし、

深層を推敲する必要があると思うようになった。

諸々を知るにつれ、日本人は良いように政府や国の上層部にあしらわれている様に思えてならない。

所詮、「弱いものがよりしわ寄せを喰う」国なのか?


誤魔化し上手が生き上手?

2011年09月13日 | Weblog

原発事故やつい最近の「大臣失言問題」など、

最近は何かとブログネタが多すぎて纏めるのに困るくらいだ。

そんな中でも「加護 亜衣」の自殺未遂騒ぎにはうんざりした。

あの事件は(事件と言うより騒ぎだが)、要するに世間知らずの小娘が周囲の気を引くための甘えに過ぎない。

たかが12歳でデビューして、周りにチヤホヤと持ち上げられて、

ある日、突然奈落に落ちて、それまで周りを取り囲んでいた大人達が掌を返してしまい、

独りぼっちになってしまった「女の子」が、優しい言葉で近寄ってきた人間に縋るのは当然だ。

彼女を守る、或いは本気で人間 加護亜衣 に向き合う大人が周囲に居なかったことが彼女の不幸だろう。

無論、彼女自身にも大きな甘えがあるのだが、芸能界という表裏のギャップの大きい世界しか知らないのだから、

ある意味では周囲の度量の方が必要だったと思う。

まぁ、基本的には彼女本人の「無知」が一番大きいと思うのだが、

彼女がこの先まだ脚光を追い求めるのなら、ヘアヌード写真集位しかないだろうな。

 

原発事故は、新たな情報が次々に出てきているが、

これって犯罪だろう?

少なくとも「業務上過失傷害」にはなると思うが・・・。

警察はきちんと捜査する気は有るのだろうか?

情報隠しからうまれた被爆被害者に対しての「加害者」は、責任の追及は為されないのだろうか?

東電の「黒塗り報告書」なんて、最高国家機関を舐めてる行為だが、

これも追求はされないのか?

あんな真っ黒な紙面なんて、刑務所の検閲された新聞でも見たことが無いぞ。

国民はこれほどに馬鹿にされていると言うことだな。

 

正直にすべてを明らかにしない限り、

「申し訳ありません」の謝罪言葉も、まったくの言葉の羅列だろうに・・・。

結局は、騙し上手ということか?

 


K君 のこと

2011年09月06日 | Weblog

俺が関っている施設の利用者にK君がいる。

彼は24歳だったと思うが、この所荒れている。

施設でもけっこう不安定な状態で、時に暴力的になる。

以前、彼が施設で暴れている時に母親から俺に電話があり、

急遽施設に俺が駆けつけた事もある。

K君は、どういう訳か俺の言葉には素直に従うので、

彼の母親が俺を頼るわけだ。

ところで、先日もその母親から泣きながら電話があり、

K君が家で暴れているから来て欲しいと言われた。

俺は家に帰り着く直前だったが、すぐにとんぼ返りで彼の家に向かった。

到着すると部屋のふすまや扇風機などが壊れた状態で散乱していた。

祖母にあたる方も来ていて、だいぶ落ち着いていたが目はまだ据わった状態だった。

俺は彼の横に座り、彼の肩に手を置いたり、あるいは抱き寄せたりしながら言葉をかけた。

彼自身、激情に駈られる理由は分かっていない様だった。

しばらく話をした後、彼はカレンダーを見つめて何かを呟きながら時折笑っていた。

彼の「世界」に入ったのだろう。

そこで母親、祖母と俺の三人での会話となった。

色々と話すうちに「性」の話になった。

彼は知的には遅れていても、体は男だ。

当然、本能の衝動もある。

母親は、最近顕著になった彼のその衝動にどう向き合えばいいのか悩んでいるようだった。

この「性」の問題については、知的・身体のどちらの障害であろうと、

必ず持ち上がる問題だと思う。

特に知的障害者については、いわゆる「知性」や「理性」のコントロールが不得手なだけに、

「本能」に突き動かされる苦しさは大きいのではなかろうか?

風俗を利用して発散する知恵も浮かばないだろうし、

その知恵が有ったとしても、相手をしてくれる「風俗嬢」は簡単には居ないと思う。

かつて、障害者は一定の年齢に達すると去勢されていた時代も有ったようだが、

まさか現代にそんな対応は出来ないし、

そもそも、望んで障害を持って生まれてきた訳でもないのだから、

彼らには何の責任もない。

しかし現実に本能に苛まれ、苦しんでいる。

どうすれば良いのだろう・・・。 何をしてあげられるのだろう?

福祉とは、こんな生々しい問題も含んでいるのだな。


おかしいぞ!!

2011年09月05日 | Weblog

「原発瓦礫処理」を国民全体で痛みを分かち合う・・・・?

おかしいぞ、細野クン!

汚染瓦礫を全国に拡散することが、「痛みを共有」することにはならんだろ!

むしろ国民全体を被爆の危険に晒す事だと解らないのか?

復興税やその他のことで、充分に全国民が痛みは共有しているぞ。

そもそも、原発事故は一企業の処理ミス、判断ミスから起きたことだろうが。

それを推進して認めてきたのは国だろう。

福島だけが苦しめと言う意味でなく、

敢えて汚染を広げる必要はないと言ってるのだが、どうかな。

しかも、今回の事故で焙り出されてきたのは原発の数が、必要以上に存在していると言う事実。

そして、その建設費を含めた維持管理費はすべて全国民が知らぬうちに負担させられていたと言う事実。

それで良いのか?

すべてをつまびらかに表わし、理解を求めた上でやるべきだろう?

昔から「民ハ知ラシムベカラズ。寄ラシムベシ」と言う言葉が有るが、

 (国は民衆に様々な事象を教えてはいけないが、民衆が国を頼らざるを得ないようにしなさい)と言う意味)

今はそんな時代ではない。

俺はできるだけ「時事ネタ」は避けているのだが、最近は時事ネタばかりになっている。

書かずに居れない昨今の貧弱な世相が続いていると言うことだな。