まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

ハロウィーンのバカ騒ぎ

2016年10月29日 | 日記

今年もあの季節がめぐって来ました。
バカ者たちがバカ騒ぎするあの忌まわしい季節が。
本当に困ったものです。

公園のバラ園に巨大なカボチャが登場。
街にもカボチャのディスプレイがあふれ返っています。
今週はハロウィーンウイークだそうで
週末は渋谷あたりはまたぞろ大変な騒ぎになることでしょう。
今年は昨年以上の人出が予想されていて
警視庁は渋谷のスクランブル交差点周辺や道玄坂一帯を
歩行者天国にして大規模な交通規制を行うとか。
オイ、それって逆じゃないのか?
規制するのは車じゃなくて人間、あのバカ者たちだろ!

バカ者たちに包囲されたのは一昨年のハロウィーンでした。
その日は、たまたま渋谷近くで取材があったのですが
そんなこととは露知らずに表に出て来た私とディレクター氏は
周囲の異様な熱気にビックリ仰天。
あれよあれよという間にバカ者たちの群衆に巻き込まれ
目の前の地下鉄の入口にたどり着くまでに
なんと一時間以上もかかるという大難儀でした。
その異様な雰囲気に恐怖さえ覚えました。
今年もあのバカ騒きが繰り返されるとか思うとウンザリです。

去年、ハロウィーングッズの売り上げは
すでにバレンタインのそれを上回ったと言われました。
消費不況の折、まことに結構ではありますが
年間に一冊の本も読まない大学生が3割以上もいるという現実に
果たして日本はどうなるのかと心配でなりません。
これはあくまでも「私見」ですが
私はこの「軽佻浮薄」「軽挙妄動」のバカ者たちを
まとめて南スーダンのPKO活動の最前線に叩き込んでやりたい!
などと密かに思っているのですが・・・(笑)

とまあ、批判めいたことばかり申しましたが
オジサンはハロウィーンのバカ騒ぎに
実はちょっと憧れるようなところもあったりするのです。
ある種の「変身願望」でしょうか。
この年になると自分をドラスティックに変えるのには無理があって
外的要因に頼らざるを得ない面があります。
この際、思い切り派手なメイクで全身に仮装をほどこし
あのバカ騒ぎの熱狂の中に飛びこめば
まったく新しい自分を発見できるのではないか?
もうちょっとマシなものが書けるのではないか?
見果てぬ夢でしょうか・・・(笑)