笑い話に。

忙しさにかまけて、ほったらかしとなっているこのブログ・・・
息子の受験、発表、アパート探し、諸費用の手続き・・・
に加えて、来月早々にあるパッチワーク展示会の作品の仕上げ。
おまけに、例年にない寒さ。
あ～、感じていることや思うことはいろいろあるんだけどな。
上手く言葉にできない。

でもまぁ、イラついても仕方ないので
目の前の事を淡々と丁寧に、と思っていた矢先。
わんこの具合が悪くなる。
今週に入ってから、急に呼吸がおかしくなってきたのだ。
やけに一生懸命に息を吸い、深々と吐く。
いつも、深呼吸な感じ。
犬は鼻呼吸しかしないので、呼吸だけでぐったりになっている。
様子を見ても良くならないので、病院へ行く。
検査をしても、誤嚥の可能性はないとのこと。
それ以上の検査は年齢を考えると、メリットがあるとも言えず
結局、酸素吸入の機械を借りて様子を見ることになった。

目下ワンコは、エリザベスカラーをつけ前面をサランラップで覆う
という超簡易吸入器？の中に酸素の管を入れて
横たわっている。
呼吸は相変わらず、深く深く一生懸命に吸って吐いている。
この何日かで急に瞳の力は弱くなり、
ごはんも上手に食べれなくなった。
水を注射器から飲むのがやっと・・・
大好きなちくわもケーキのかけらも、食べたい気持ちはあっても
もう上手に飲み込むことができない。

この2年ほどは、呆けてきたわんこを相手にしてきた。
ほとほと困り果て、何の効果もないのに、叱りつけて叩くこともあった。
それでも、毎朝キャンキャンと甲高い声を聞くことが当たり前だった。
あ～今日もワンコの相手か・・・と憂鬱になっても
ワンコは居て当たり前の存在だった。
そのワンコの存在が、亡くなるかもしれない。

それはやっぱり、覚悟していても
信じられない。
今はこんなに状態でも、またしばらくしたら笑い話になるんじゃないか、
という気持ちの方が強い。
静かに、自然に、と思う。
その瞬間に立ち会うのは怖い、と思う。
その時はいつか必ず来ると、思う。
でもやっぱり、また復活したよ～と愚痴っぽく笑い話をしている私の姿が
一番、ふさわしいと思ってしまう。