さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

八重山・沖縄おひとりさま6Days「旅先で邪魔をするのは、何ですか?」

2008年08月04日 14時27分21秒 | 旅行
7月7日午後2時。
沖縄県竹富町黒島。

波照間ではバイクを借りて島内を回りましたが、
アップダウンがほとんどないというこの島では、自転車で十分という
みやき荘のおっちゃんのアドバイスで、
自転車で島内探検に出発です。

島の周囲をぐるっと取り囲むように、
両側2車線の道路がある波照間と違って、
黒島の主要道路は、港から、島の中央にある集落へと延びる県道くらい。

集落内の道路でさえ、舗装されていないし、
集落同士を結ぶ道路も、舗装が少しガタついています。

そんな道を自転車でゆっくり進みます。
バイクで見える景色とはまた違う速度で、
島の風景が視界に入っていきます。



この島で、一番興味を引いたのが、雲。
東京で見る雲とは、スケールの違う、この入道雲!
刻々と表情がかわる様子は、見ていて飽きません。




昼飯も食べます。ポーク玉子定食。味処「はとみ」にて。




戦前に完成した、伊古桟橋。現在では使われていませんが、
空と海が溶け合うような、そんな眺めです。




暑くてぜーぜーしている犬。「おい小池」も一緒です。




牛。草食べながら牛舎のほうから出てきました。




「仲里海岸」の海の家。おじさんの不在時は、セルフサービスのようです。





青い海を期待していたのですが、だんだん空が暗くなり始めて、
風が吹いてきました。先ほどかずっと遠くで雷が鳴っています。

夕立がやってきそうな雰囲気。
部屋に帰って、少しうとうとしていたら、土砂降りの雨が降ってきました。
予感が当たりました。また雨があがって、夕立後の海岸へ向かいます。






散策から戻ってきて、玄関先のテーブルで夕食の準備を待ちます。
どうやら、今日の宿泊客は6人。
前日まではたくさんの人が泊っていたようですが、
この数日間は、行楽シーズンを前に、最後の一休みのようです。

ヘルパー「夕食の準備ができました」




建物内の食堂へ移動です。
今日の夕食は味噌とんかつ。
一人旅の宿泊客さん達三人で食卓を囲みます。
波照間の民宿の食事のボリュームからすれば、ほっと一安心の量です。



ヘルパー「豆腐にはわさび漬けがのせてみました。苦手な方は、どけていただいてくださいね。」
くまぞー「自分、静岡出身なんで、ぜんぜん、大丈夫ですよ」
宿泊客A「よく仕事で浜松行くんですよ。」
くまぞー「浜松って餃子なんかもおいしいんですよ。ぜひ、行ってみてくださいよ」

テレビを見ながら、和やかな食卓です。
おいしくいただいて、食べ終わった後は、庭先に出て、ゆんたくです。

酒飲みの民宿のおっちゃんに先ほどの宿泊客さん達、子供連れの家族客、
そして、他の宿に泊っていたという女性客2人組も加わって、
泡盛飲みながら、いろんな話をしていきます。




若いころに、東京へ出て働いたことがあるという民宿のおっちゃん、
いろんなお客さんのエピソード、世の中の話や、結婚のこと。
人生について、語る夜。
みんないろんなこと抱えて生きているんだなあ。

同性愛者だとか、HIVだとか、
みんなはどんな風に思っているんだろう。
少し聞いてみたいと思ったけど、何かが邪魔したようです。

一人戻り、また一人戻り…気がつけば、午前2時半。
自分もそろそろつらくなってきました。
ゆっくり語り合う心地よさを感じながら、
今夜は眠りに就くことにしました。

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