さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

はじめてのおつかい in HongKong その4

2012年02月14日 00時57分07秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、郊外にお出かけ編。タイオウという町の風景について、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

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香港では、地震がほとんどないとかで、

高層ビルはもちろんですが、ありえないような斜面に、

ありえない高さのマンションが、建設されていますよね。

そんな香港滞在4日目のこと。

突然、自分のiPhoneからテレビで緊急地震速報が流れる時の、おなじみのあの音が鳴り出すじゃないですか。

 

アプリ「山梨県東部・富士五湖 最大震度5弱」

くまぞー「!!」

iPhoneにインストールした緊急地震速報を受信するアプリがWi-Fi経由で、起動したようです。

ツイッターを見れば、タイムラインは「揺れた!」の文字が次々と。

香港で起きた地震を知らせたわけじゃないっていう事は、すぐに理解できましたが、

3Gの電波経由で配信されるものだとばかり思っていたので、時差のないリアルタイムな速報にビックリしました。

インターネットやモバイル環境の進化で、海外にいても、ニュース記事や日本の当日朝流れた動画ニュースが、

その日のうちに普通に見れる時代。

JALのエコノミークラスが、機内の新聞のサービスを辞めたのも解る気がします。

 

さて、九龍と香港島を中心に3日目まで観光していましたが、

一日は、郊外へ出かけてみたいと思い、

ちょうど天気のよさそうな日を狙って、離島に行ってみることにしました。

ガイドブックなどを見て、今日は坪洲島(ベンザウトウ?)へ行こう!と決めて、

スターフェリーに乗って、中環にあるフェリー埠頭へ。

いくつもある乗り場からは、あちこちへ船が出ているのですが、坪洲島へ行く船は、少し時間が空くみたい。

ならば、先に一度ランタオ島に渡ってから、梅窩(ムイウオ)という町から坪洲島へ行こうと思いついて、

30分ほど早く出る、梅窩行きのフェリーに乗るのでした。

 

さて、ゆっくりと船が進むこと約45分でしょうか。

船が梅窩に着くと、バスが並んでいます。

みんなぞろぞろと、バス停へ行くのですが、船を乗り換えようとしている人は、ほとんどいない模様。

しかも、中環のフェリー乗り場にあったはずの、梅窩から坪洲島への船の案内がここではイマイチよくわかりません。

くまぞー「んー、どうしよ。まあ、いいか。バスのっちゃえ」

いくつかバスが並んでいるうち、地球の歩き方や、こちらのサイトに載っていて

行き先を最後まで迷った、もうひとつの街の方面のバスに乗りこみました。

こんなほぼ行き当たりばったりの旅行が海外で出来るのも、安全なところじゃなければできません。

 

向かった先は、大澳(タイオウ)という町。ランタオ島は、空港がある島で、

MTRの駅がある東涌などが大きく、発展していますが、

この町は、ランタオ島の中でも、古くから開けた町だったとか。

バスを降りると、すぐに目に飛び込んでくるのは、ドルフィンウォッチングらしき観光船の案内。

求めてるのはドルフィンウォッチングじゃないんだよな…というミスマッチ感もあって、

まずは、歩いてみようと、街の中心街へ向かっていきます。

人が通れる狭いつり橋を通り、観光客相手の乾物屋や、食べ物屋が並んでおり、

こじんまりしつつも、活気に溢れています。

そんな場所を通り過ぎると、こんな風景が広がっています。

漁村ということで、古くは、漁業と生活が一緒だったのでしょう。

住居が水上にせり出して、直接船をつけることができる住宅が、たくさん並んでいます。

香港の原風景と表現しているガイドブックもあって、昔はもっと戸数が多かったようです。

カメラを向ける街並みは、本当に生活の場と隣り合わせで、

申し訳なかったりしますが、

九龍の賑やかな街並みとは正反対の街並みを眺めていると、時間がゆっくり流れているようです。

街のはずれまで歩いてくると、こんなお寺。

目の前は、海水と淡水が交わる汽水域なのでしょう。マングローブが生えていて、

すごく寒い日もあるけど、やはり亜熱帯なんだなと実感です。

さらに少し歩くと、舗装した道がなくなり、ちょっとした高台に登れます。

重い体と一緒に、なんとか頑張って、見晴らしの良い場所へ。

せっかく上ったのですが、太陽は出ているもの、やはり霧がかかっています。

このくらいの高さでもヒーヒー言うのでは、礼文島(北海道の離島。トレッキングで有名。)へは、

またまた遠くなってしまったなと、ちょっと複雑な気持ちでした。

 

 

 到着したのは午後1時前でしたが、ぐるっとまわったら、もう午後4時前でした。

もうちょっとぐるっと回りたかったのですが、すこし歩き疲れてしまいました。

ゲストハウスのある九龍エリアからなんだかんだと2時間弱かかったことも考えると、

観光船に乗るのもちょっと諦めて、バス乗り場へ。

帰りは、MRTの始発駅がある、東涌まで、やはりこちらも40分くらいかけて行き、MRTでチムサーチョイまで戻ってきました。

ゲストハウスに戻れたのは、午後6時前。

一日ぶらっとゆるっと遊びに行くのには、とても楽しい町でした。

そんなわけで、はじめてのおつかい in HongKongは、次回で最後。食い物編です。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (いち)
2012-02-21 00:01:07
はじめまして。
コメントするのははじめてですが、
ときどき読ませてもらっていました。
いちです。

大澳、去年のゴールデンウィークに行きました。
わたしは大仏を見てからバスで行きました。

ドルフィンツアーも行ったのですが、
イルカは見られず・・・
船が水上ハウスの間を通った時、
船頭のおじさんが何か言った後
船内では笑いが起きていたのですが、
わたしは広東語がわからず。
彼に聞いたら
「この水上にあるうちはトイレに下水道がない。
 だからこの辺の魚はおいしい」
と言ったそうです。

Unknown (kumazzzo)
2012-02-21 23:09:29
>いちさん

はじめまして。
いちさんのブログ読ませてもらいました。
7日間も行ってきたんですね。
それだけあると、あまり欲張ることもなく、
のんびりできますよね~

タイオウにも行かれたんですね。
沖縄や小笠原、ハワイなんかではありそうですが、
香港でドルフィンウォッチングって、
看板見た時に、なんか不思議な感覚でした。
今では下水処理が当たり前なのでしょうが、もしかしてちょっと前までは、
下水はそのまま海って感じだったかもしれませんね。

またお暇な時に、のぞいていただれば嬉しいです。
香港は地震が無いの? (ひら莉)
2012-02-23 16:47:54
じゃぁ、住まなきゃと、、つい
天災で一番嫌いなのは、地震が来る前までは、
雷でしたが、、3・11からは地震になりました。

地震がない国があるなら、行きたいと、、
動物的な考えですね、私、、人間は動物か(笑

でも、画像を見ると、水の国みたいに
水が多いいですね、、

そうそう、富士山の方で地震がありました、
怖いですよね~

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