HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

ツアー・オペレーターを観て生観戦の夢再び!!

2008-07-14 13:02:49 | David Millar&Garmin
映画『ツアー・オペレーター』 / 知られざるツール・ド・フランス(The Tour Operators)鑑賞@渋谷UPLINK。

ちょうど2008TdF開催中に、2000TdFのドキュメンタリーを観る。8年の時の流れがある筈なのに、変わらない美しい風景、熱狂する観客、今も走り続ける当時とダブる選手に摩訶不思議な感覚を覚えた。

嗚呼、ミラーは人付き合いが苦手そう(苦笑)。

今のカヴェンディッシュと当時のミラーは23歳、当然のように子供っぽく、ツール初出場で脚光を浴びたという共通点はあるけれど…。ふてぶてしく、物怖じせず、天真爛漫なカヴと、神経質で繊細なミラー。思わず、比較せずにはいられなかった。

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お勧めです。愛車(もちろん、自転車)の写真、または自転車グッズ(ヘルメット、グローブ、パンツプロテクター)を提示すると「自転車割引」(当日料金1,500円が1,200円)があるので、サイクリストはお忘れなく。私はこのシステムを知らなかったのだが、携帯電話に愛車の画像があったので、割引料金のお相伴に与ることができた。

いろいろと細かい見どころがあるのだけど、最も好きな“登場人物”は、キャンピングカーでツールを追いかけるベルギー人(※ たぶん。“Collstrop”のジャージを着て、車にも“Collstrop”のステッカーを貼ってたから)のおじいさん。静かなたたずまいの老人なのに、終盤に驚かされることが。。。

何より、もう無茶苦茶にツール現地観戦に行きたくなった。あ゛ー、次はいつ行くことができるだろうか。

【鑑賞メモ】
以下。ネタばれ多少あり。

ネタばれ注意!!











  • ミラーのママが無茶苦茶若い。
  • 印象的なセリフ「ツールには冷やかしもフーリガンもいない」。
  • 当時のツール・ド・フランス総合ディレクター、ジャン=マリ・ルブラン氏のアクの強さ、統率力、カリスマ性。とてもじゃないが好人物とは思えぬ。しかし、16年間、この巨大なスポーツ・イベントを仕切ってきた男のリーダーシップ、意志の強さは十分に確認できた。
  • 先日、現ディレクターのプリュドム氏がデモ隊に向かって「自転車選手だってあなた方と同じ労働者なんです。言いたいことがあるのなら、一言言わせてあげるから、そしたらもう退いてください(泣)」って感じで、説得してる様を思い出しつつ、ルブラン氏はこれまでどーしてたんだろーと想像。
  • VDBとミラーの微妙な関係(笑)キター。
  • 宿の女主人がよかったなぁ。。。
  • ミラー、神経質そうに指輪を弄る。ワトソン先生に撮影してもらうのは嬉しそう。陰気な目立ちたがり屋。
  • チームカーの中って、えらく混沌としてるのねー。
  • “ミス・フランス”とイノーさんのくだりが楽しい。
  • ミラー、流石アートスクール志望。デッサンが上手。
  • メルクス父は、まあ俺様な人なんだけど(苦笑)。でもどこかその俺様っぷりが滑稽で。
  • 選手はホテルでいつも上半身裸だ。。。
  • シャンゼリゼのシーンが、2006年のシャンゼリゼとデジャヴ。

    (photo by くまたろう。ツール・ド・フランス2007@500m to go。興奮する観客と混み混みの集団)

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