HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

チューリッヒ6日間レース、本日開幕

2011-11-30 23:49:33 | bike
今回、チューリッヒ6日間レースは4日間開催となるが、初心忘るべからずということか、メニューは伝統的6日間レースそのものなんだそうだ。UIVタレントカップ(U23)、ドミフォンレースは行われる。

プログラム見たけど、どう変わったかはよく分からない(悩)。

プログラム(←PDF)

テレビ用CM。

Sixday-Nights Zürich



歌謡ショウにはイル・ディーヴォのスイス版みたいなのが登場する(←結構ツボ)。

昨年の覇者はバルコ - ホンド組なのに、何故かゼッケン1を背負うのはマルヴリ - ケイセ組。まあ、地元の英雄を含んでいるので仕方ない(苦笑)。

1 Franco Marvulli (SUI) – Iljo Keisse (BEL)
2 Tim Mertens – Kenney de Ketele (BEL)
3 Martin Blaha – Vojtech Hacecky (CZE)
4 Dominik Stuki (SUI) – Glenn O’Shea (AUS)
5 Danny Stam – Leon van Bon (NED)
6 Cladio Imhof – Silvan Dillier (SUI)
7 Ronert Bartko – Danilo Hondo (GER)
8 Bernhard Oberholzer (SUI) – Andreas Müller (AUT)
9 Robert Bengsch – Marcel Barth (GER)
10 Marc Hester – Jesper Mørkøv (DEN)
11 Leif Lampater – Christian Grasmann (GER)
12 Alexander Aeschbach – Dominique Stark (SUI)

チューリッヒ6日間レース公式サイト(←音出ます)

トラックワールドカップ第2戦カリ大会、本日開幕

2011-11-30 18:40:49 | bike
コロンビアのカリで行われるW杯第2戦。まずはカッコいいプロモーションビデオを。

UCI TRACK CYCLING WORLD CUP, CALI 2011 - English Version



以前は、カリでやると欧州の選手の参加が少ないんだよね~、と不満に思っていたが、南米人にとってカリのW杯は大切な大会。遠方だと、旅費を工面するのが大変なんだそうだ。あと、客席も混んでいて、ラテンのノリで盛り上がるのがとてもいい。ベロドロームは完全インドアではなく、側面がオープンエアーなのも趣があるし。

UCI Track World Cup - Cali 2011 公式サイト
スタートリスト&リザルト建設予定地

私の気になる2国の出場予定選手。

【日本】
雨谷 一樹(JPCA・JPCU栃木)
坂本 貴史(JPCA・JPCU青森)
河端 朋之(JPCA・JPCU岡山)
西谷 泰治(愛知・愛三工業レーシングチーム)
石井 寛子(茨城)
前田佳代乃(鹿児島・鹿屋体育大学)
田畑 真紀(JPCA・ダイチ)
加瀬加奈子(新潟・日本競輪学校)
上野みなみ(青森・鹿屋体育大学)

JCF: 2011-2012UCIトラック・ワールドカップ第2戦代表選手団

【オーストラリア】
Annette EDMONDSON (Stirling SA, 12.12.1991)
Melissa HOSKINS (Lesmurdie WA, 24.02.1991)
Sarah KENT (Duncraig WA, 10.02.1990)
Josephine TOMIC (Perth WA, 09.06.1989)
Rohan DENNIS (Vale Park, SA 28.05.1990)
Luke DURBRIDGE (Bassendean, WA 09.04.1991)
Michael FREIBERG (Dianella, WA 10.10.1990)
Michael HEPBURN (Brookfield, QLD 17.08.1991)
Mitchell MULHERN (Hendra, QLD 22.01.1991)

Cycling Australia: Australian teams for Cali World Cup round

初日は団体追い抜きの予選。オーストラリアの活躍・タイムに注目だ。あと、アジアの小さな巨人、アワンが登場するらしい。

経験のの女王と勢いの女王

2011-11-29 20:18:23 | bike
昨夜のNacoさんの記事を読んで、ロード世界選女子RRのニコール・クックを思い出した。

Mas Ciclismo News: rivalry と、来年はエンデュラレーシングチームが面白そう

「あ、クックだ!」

ポディウムを見ようと、表彰台近くで場所取りをしていたら、ゴール後のニコール・クックがフェンスにもたれ掛り喘いでいた。それも結構長い間…。追い込んだんだなぁ、何位だったのかな?ぐらいには思ったが、2位のマリアンヌ・フォスは地面に倒れこんでいるし、戦場だと思えば不思議ではなかった。負ければ、体の痛みも、呼吸の苦しさも勝者の数倍だろう。

その日の帰り際、「そういやさ、アーミステッドは何位だったのかな?」と、いぬたろう(←自称アーミステッド・ファン)。

「さあ…。クックは見たけどね」。現地にいたらこんなもんだ。フォスがハンドルを叩いて、雄叫びをあげながら悔しがったのを見たのも、日本に帰ってきてからだ。

クック4位。アーミステッド7位。

【2011ロード世界選女子RR ゴール直後&ポディウム】

倒れ込むマリアンヌ・フォス


フェンスに寄りかかるニコール・クック


ポディウム


金メダルにキスするジョルジア・ブロンジーニ


健闘を称え合うフォスとイナ・トイテンベルク


ブロンジーニを担ぎ上げようとする喜びのイタリアチーム


+++

クックはずっと女王として君臨してきた。

2001~2009年、英国ロードナショナル選(RR)9連覇。最初に勝った1999年は16歳だった。

ここまでのキャリア絶頂期は2008年だろうか。北京五輪RRで、クックはタイムトライアル用のスキンスーツを着てロードレースに臨み、金メダルを獲得した。ロード世界選も優勝。

ドーピング問題に対しても、歯に衣を着せずに物を言える選手だ。「飲酒運転で捕まった人は科学に対して異議を申し立てたりしない。裁定を受け入れるわ。でもドーピング野郎はいつだって無実だと主張する」。

気高く、プロ意識も高く、レーススタイルもアグレッシブだ。

そこで、リジー・アーミステッドです。

2009年トラック世界選団体追い抜き優勝、現・英国ロードチャンピオン。

Nacoさんのところで紹介されているロンドン五輪のポスターになっていることからして、これからの、否、今が旬の選手であることに間違いはないだろう。

更に、経験豊富なクックに対しても、黙ってるようなタマじゃないことが嬉しい。

仲良しクラブとは対極にあるような、プロとプロとのプライドのぶつかり合い、熾烈なエース争いにわくわくせずにはいられません。まあ、監督は大変だろうけど(苦笑)。


Lizzie Armitstead@Pruszków Poland 2009年トラック世界選


(photos: 2011ロード世界選 by kumataro 2009トラック世界選 by inutaro)

正月、こんなゲームで遊びたかった

2011-11-29 00:40:06 | bike
これは私のために作られたゲームと言っても過言ではない。正月の間中これで遊ぶのだ。

Micro Scalextric Team GB Track Cycling Velodrome Set



なんとアマゾンUKで売ってるし。それも定価£69.99が50%割引の£34.99!!

心躍らせ、購入の手続きを進めようとしたところ。。。

「あなたの住所(国)には送ることはできません」と。

○...rz

はいはいそーですか(怒泣)。

まあ、冷静になれば選手は二人だけで、永遠に種目はスプリントしかないと思うと、我慢すべきではないかと。大人なんだし。ホーム・バックに分かれて団体追い抜きが出来れば(←無茶苦茶高度)もう少し悩むけど。。。

2012年、ジャック・ボブリッジのターゲットはタイムトライアル

2011-11-28 20:53:37 | bike
ジャック・ボブリッジの今年の成果は、ロードナショナル選RR優勝、個人追い抜き世界記録(4:10.534)、ヘラルドサンツアー総合2位、トラック世界選W金メダリスト(個人追い抜き、団体追い抜き)、ロード世界選TT5位。


ピントが合ったのは、ボブリッジのホルダーのおっちゃんです…(@2011ロード世界選TTスタート台)。
応援したので、写真はこんなんでも悔いなし!!(photo by kumataro)


今年のがっかりはジロ・デ・イタリアに出場できなかったこと。準備してきたのに、最後の最後にメンバーから漏れた。出る出ない出る出ないの情報の交錯に私も翻弄されたが、本人は当然悔しかったようだ。

そして来年の目標は。。。

  • ロードナショナル選TT優勝
  • ツアー・ダウンアンダーでの活躍
  • トラック世界選でのタイトル(個抜き、団抜き)
  • ロンドンオリンピック団抜き金メダル

    現・オーストラリアRRチャンピオンだが、来年はTTチャンピオンを狙うという。今年は、先にRR、中1日でTTという日程だったので、疲れていないマイヤー兄にやられたから(苦笑)。

    ロンドン五輪の団抜きは3分50秒台前半が必要、とボブリッジ。現在の世界記録はイギリスが北京五輪で出した3:53.314。トラックW杯第4戦で走ってみないことには分からないが、ロンドンの新築ベロドロームは高速バンクなんじゃないかな~。オーストラリア vs 英国となりそうだ。勿論、ニュージーランド、ロシアも侮れない。

    Adelaide Now: Jack eyeing the clock


    2011トラック世界選団体追い抜き世界チャンピオン
    (L→R)ルーク・ダーブリッジ、ローハン・デニス、マイケル・ヘップバーン、ボブリッジ
    2012年の世界選&五輪のメンバーは如何に?(photo: Cycling Australiaより)

  • 3大6日間レース

    2011-11-25 20:26:57 | bike
    誰がそう呼び始めたのかは知らないが、3大6日間レースはゲント、ロッテルダム、ベルリン。確かにこの3レース、客の入りがいい。

    しかし…、いつも思うのだがこのゲントのバンク内側の状態と言ったら。


    2011年、2日目。びっしり。。。(photo: ゲント6日間レース公式サイトより)


    内側に行けば行くほど、レースなんて見えないだろうに。

    ベルギーのロード選手が観戦に訪れ飲んだくれたり、マディソン・チェンジオーバーが下手糞だと客に罵られるなど、実しやかに囁かれるのがここゲント。濃ゆい。

    +++

    現在、ゲントは3日目。

    1 Christian Grasmann (GER) – Franco Marvulli (SUI), 203 p.
    2 Peter Schep - Wim Stroetinga (NED), 183 p.
    3 Robert Bartko (GER) - Kenny de Ketele (BEL), 166 p.
    4 Tim Mertens (BEL) – Danny Stam (NED), 126 p.

    (↓1周回遅れ)
    5 Tosh van der Sande (BEL) – Leif Lampater (GER), 124 p.

    (↓2周回遅れ)
    6 Morgan Kneisky (FRA) – Marc Hester (DEN), 174 p.

    (↓3周回遅れ)
    7 Glenn O’Shea – Luke Roberts (AUS), 69 p.
    8 Silvan Dillier – Claudio Imhof (SUI), 146 p.

    (↓6周回遅れ)
    9 Steven de Neef (BEL) – Andreas Müller (AUT), 60 p.

    (↓7周回遅れ)
    10 Leon van Bon (NED) – Alexander Aeschbach (SUI), 71 p.
    11 Vojtech Hacecky – Martin Blaha (CZE), 43 p.

    (↓8周回遅れ)
    12 Benjamin Edmüller (GER) – Jesper Mørkøv (DEN), 33 p.
    13 Marcel Barth – Robert Bengsch (GER), 50 p.

    日曜日は六大学トラックレース!!

    2011-11-23 23:10:59 | bike
    11月27日(日曜日)、埼玉県西武園競輪場で第25回東京六大学自転車競技大会が行われる。

    JICF: 第25 回 東京六大学対抗自転車競技大会 大会要項(←PDF)
    タイムテーブル(←PDF)
    西武園競輪場: 交通アクセス

    ≪見どころ&期待のポイント≫
  • 2年ぶりに法政参戦!(過去に八連覇)
  • 早稲田の三連覇がかかっている!
  • 記念すべき第25回大会(←四半世紀)。
  • 日曜日の埼玉の天気予報は、晴時々曇で最高気温摂氏19度です。う~ん、観戦日和~♪
  • 長靴、超防寒着でなくても観戦できる(←某レースに対抗意識)。
  • バラエティに富んだ賞品の数々(ソース、軍手、白菜などw)。

    ≪昨年の私のトラック六大戦観戦日記≫(手前味噌な上、お馬鹿風味で申し訳ありません…)
    ペダルふんじゃった! 続編!?(2010-11-24)

    ≪昨年の模様≫

    エリミネーションレース


    入部選手が手にする優勝賞品は掃除機


    出番を待ち構える賞品


    総合表彰: 1位 早稲田 2位 明治 3位 東大


    +++

    開催される種目は。。。

    【対抗得点対象種目】
    男子・スプリント 各校2 名
    男子・1km タイムトライアル 各校2 名
    男子・スクラッチ 各校2 名
    男子・4km チームパーシュート 各校1 チーム
    男子・10km ポイントレース 各校3 名
    男子・チームスプリント 各校1 チーム

    【オープン種目】
    オープン・1km タイムトライアル 各校3 名以内(付属校・OB 含む)
    女子・200m タイムトライアル 各校3 名以内(付属校・OB 含む)
    女子・500m タイムトライアル 各校3 名以内(付属校・OB 含む)
    オープン・エリミネイションレース 制限なし
    オープン・4km チームパーシュート 制限なし
    オープン・チームスプリント(3 名) 制限なし
    女子・チームスプリント(2 名) 制限なし

  • マイヤー兄弟のマディソンレース( Perth Madison Cup )

    2011-11-23 08:41:56 | bike
    先週行われたパース・マディソン・カップ。

    マイヤー兄弟が組むマディソンは久々なのではないだろうか。弟トラヴィスはロードに集中するため、トラック競技から足を洗っている。

    だが、今回のレースは、兄弟のお膝元パースが会場で、兄キャメロンはレース運営に関わっているよう。そこで、ペア復活と相成った。

    Perth Madison Cup 2011



    8組の出場で、格下相手に容赦ない兄弟(苦笑)。当然、優勝。

    更に、ローカルレースとはいえ、現・世界チャンピオンでもないのにレインボー・ジャージを着る弟。

    二人が着用しているのは、ベルリン6日間レース用のマイヨ・アルカンシェル。さてはハワードに借りたなー。ベルリンでは赤ゼッケン番号=ハワード、黒ゼッケン番号=キャメロンだったが、今回はトラヴィスが黒、キャメロンが赤。

    ハワードの白レーパンには「HTC ハイロード」のロゴが入っているので、これは流石に借りられないか。

    よく似た兄弟のこのレースでの見分け方は。。。

    兄キャメロン…上下白。自転車のフレームも白。赤の3番。
    弟トラヴィス…黒レーパン。自転車のフレームは黄色。黒の3番。

    マディソンはお揃いのジャージじゃないと訳が分からないし、客もチャンピオンジャージが見たいしね。それに、この二人、2006年のジュニアトラック世界選のマディソンのチャンピオンだから、まあいいか(笑)。

    ロード世界選 2011 ベストドレッサー

    2011-11-22 18:53:58 | bike
    【フリット君】
    ベルギー・カラーのとんがり帽。アルカンシェルの容器入りのフライドポテト(フリット)。ポテトにさりげなくあしらわれたリボン。突き刺さるフォーク。手にするのは、荒技な拡声器。これでマヨネーズがかかっていたら、完璧なのだが。





    【段ボール君】
    タイムトライアルの会場で見掛けた段ボールを纏った男。単に寒かったから、身に着けていたとは思えないカッティングで、斬新な佇まい。紐かなんかで繋いであったし。ただ、異彩を放って…いや異臭を放っていたので、彼が近くに来たらそっと逃げるしかなかった。なので写真もなし。

    映画強化ウィークエンド

    2011-11-20 22:21:06 | film
    この土・日、久し振りの映画館。

    自転車シーズン中は映画と縁遠くなる。家でレンタルDVDでも観りゃあいいんだけど、集中力のなさは、面白い映画をイマイチにし、イマイチな映画は途中で観るのをやめたり…。別に大画面に拘っているワケではなく、自分の問題だ。とほほ。

    【マネーボール】
    鑑賞@新宿。

    ≪一行あらすじ≫
    予算の少ないチーム(大リーグ)のGMのお話。

    ブラッド・ピット主演『マネーボール』予告編



  • この映画を観ようと思ったのは、U23TT世界チャンピオンのルーク・ダーブリッジが面白かったとtwitterで呟いていたから。
  • 野球が人気スポーツではないであろう、オーストラリアの人なのに何故?と、興味津津。
  • 確かに野球の試合の話じゃないんだけど、ドラフトやらトレードの仕組みを知らなくても大丈夫なのかと思ったり。
  • 統計学が、人間の経験や直観を超えるのは、なんだか物悲しい気もするが、たぶん主人公の低予算という制約を受けた中での挑戦が、見る物の心を揺さぶるのかな。
  • 判官贔屓万歳!な作りじゃないのも、安っぽくなくていい。
  • ブラッド・ピット、大根じゃないけど演技があまり好きじゃない…とずっと思ってきた。でもはまり役だし、よかった。
  • 監督役がフィリップ・シーモア・ホフマンと気づいたのは、映画のエンドロール(驚!!)。


    【コンテイジョン】
    鑑賞@新宿。
    ≪一行あらすじ≫
    疫病パニック映画。でもB級パニック映画じゃないから、現実的で恐ろしい。

    『コンテイジョン』予告編



  • 社会がパニックに陥った時の、人間のエゴが恐ろしいし悲しい。
  • 大震災の時、パニックを起こさず、他者への思いやりを忘れなかった人々を知っているだけに…。
  • ただ、映画の中にも人の心の善はある。それが心に沁みる。
  • 有名俳優大量出演。人によっては物凄い使われ方してる。
  • 俗物っぽい似非ジャーナリスト役のジュード・ロウ、名演。途中まで彼だと気づかず。帽子をかぶっていたからじゃないよー? 歩き方からして、胡散臭い。
  • 映画の作りもいい。ラストはああっ!!と。ソダーバーグはこんな映画を作るのに、何故オーシャンズなんとかとか作っちゃったんでしょう(苦笑)。