2013年4月。
当時高校生だった桐生祥秀選手が陸上100mで10秒01の記録を打ち立てました。
周知の通り、彼はリオ五輪400mリレーの一員として銀メダルを獲得。
けれど、悲願の9秒台はいまだに達成されていません。
桐生とともに銀メダルを勝ち取ったケンブリッジ飛鳥、山縣亮太選手にも9秒台が期待されています。
が、あと一歩のところで足踏みです。
きのう、日本学生個人選手権。
関西学院大3年の多田修平選手が10秒08の好記録で優勝しました。
彼は準決勝で、追い風参考記録ながら9秒94をマークしています。
またしても逸材が現れ、またしても9秒台の期待が膨らみます。
10秒の壁。
日本人にとって、それはとてつもなく高い壁です。
手が届きそうで届かない…。
だけど、そろそろ誰かが成し遂げなければいけません。
遅くとも東京オリンピックまでには…
できれば複数の選手が…。
今日も「クマ考」にきてくれてありがとうございます。
今年あたり誰かがやってくれそうな予感もするのですが…
どうなることやら。