草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や路線バス・鉄道などの趣味について記しています。

今年入手したさくらそうの花

2010-05-14 | さくらそうの花
今年入手した‘雅’が、小さな株ながら咲きました。
濃い紅色に爪白の‘戦勝’や‘南京小桜’などと似たような花色で、例によって写真にはうまく写すことができません。
webで検索して画像を見る事ができる‘雅’は朱鷺色(薄い桃色)の大輪で、これとは違います。


かがり弁平咲きでこのような花色の品種は、私が栽培している‘戦勝’のほか‘金陵台’‘墨田の花火’などが知られていると思いますが、もちろんそれ以外にも私が知らない品種があることでしょう。

この花の直径を計ってみると22mm前後で、どうやら‘金陵台’や‘墨田の花火’より小さいようです。
入手したばかりで株が小さいために花も小さいという事も考えられますが、花数はそれなりに咲いたので極端に小さく咲いたということはないのかなとも思いますが、来年以降も観察を続けたいと考えています。


花柱形が短柱花に見えるのも、‘金陵台’や‘墨田の花火’と違うところです。

名札違いだったのかそれとも‘雅’には同名異種が存在するのか、今のところ情報が無いのでわかりませんが、以前の記事に記したとおり、私が今までに見た事が無いという理由で選んだものですし、私は小輪の花が好きなので、これはこれで良かったかなと考えています。
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2 コメント

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同名異品か (山原茂)
2010-05-14 22:46:31
私の「雅」とは別物です。名札を付け間違えたのか、それともこの花に「雅」という名を付けられたか、どちらかでしょう。後者なら、問題です。私は同名異品を避けるため『総銘鑑』を編みました。ほぼ今までの品種名を集めたものです。しかし全国的にはあまり認知されていないのは残念です。もうすでに、今もこのように起こっています。東京のさくらそう会は認定には熱心ですが、同名異品・異名同品にはあまり関心がないようです。
品種名 (くま)
2010-05-14 23:26:57
山原茂さん、コメントありがとうございます。
以前ご教示頂いた‘雅’の花容と違うのは蕾の色でわかりました。
私が今までに拝見したいくつかの展示会の展示品や購入した苗の中にも、名札の間違いと思われるものが見られました。
同名異種または異名同種なのか名札の書き間違いなのか、存在する品種数が多いために判断は困難とも思います。
既に存在する品種については難しいとしても、せめて新たに生まれる品種についてだけでも品種名の重複を防ぐ仕組みができれば良いと思うのですが・・・

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