草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

交配したさくらそうのその後の様子

2013-04-27 | さくらそうの交配と実生
さくらそう(日本桜草)の交配(人工授粉)をし始めてから2週間が過ぎ、花冠が落ちたものが目立つようになりました。
上の画像は'蛇の目傘'ですが、実が成長しつつあるように見えます。


こちらは野生種の'田島ヶ原中州'です。
これも実が膨らみかけているような・・・
花茎2本分の花に授粉したのですが、結実する花が多いようならば1本は摘み取ってしまおうかと考えています。
(昨年採種した株の芽はどれも、同品種の結実させていない株と比べて小さかったもので・・・)


実生花2012-4A
右と上のものを見ると、少し大きくなっているようにも見えますが、結実したのかどうか、まだちょっとわかりません。


実生花2011B
これも画像中央あたりに写っているものなど、実が成長しつつあるようにも見えます。
少し遅咲きだったので昨日今日に開いた花もあるのですが、交配した兄弟株2011Aの方は早く咲いたので花粉が採れなくなり、途中までしか交配できませんでした。

それでも3芽分の花茎があったので、20輪程度に授粉できました。
栽培できる苗の数を考えると多過ぎたような気もしますが、一つの実に入っている種子の数が少ない場合もあるので、花粉が採れる間に咲いた花には全て授粉しておきました。

昨年~今年は品種ものの予備のポットを減らして実生苗の栽培場所を確保したのですが、やはり予備はあった方が良いかなとも考えているところなので、採種できた数によっては一部の種子だけを蒔くことになるかもしれません。
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4 コメント

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野生種の桜草 (clown)
2013-04-30 13:11:35
はじめまして
八王子市内に住んでいるclownと申します。
横浜市港北区の小机町に自生していた桜草を
保存しようと自宅でプランター栽培をしています。
元の苗は親戚の家の山で採取しました。
現在は宅地開発などで採取地の桜草は絶えてしまったのですが、
私の実家と自宅(八王子)の二箇所で栽培しています。
後世まで残したいと色々なサイトで
栽培の勉強をしながらがんばっています。
これからも、参考にさせていただきます。

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初めまして (くま)
2013-04-30 22:47:11
clownさん、初めまして。
コメントありがとうございます。
開発などによって消滅してしまった自生地は多いと見聞きします。
残念ですが、栽培してみても日照や土壌の水分などの環境の条件が揃わないと衰退してしまう植物のように思われるので、仕方のないことかもしれません。

サクラソウを栽培していると、根腐れなどで衰弱させてしまう事もありますが、プランターで栽培されるほどにまで数が増えていれば、おそらく絶えてしまう心配は無いことと思います。

私は「小机」の名前で栽培されている野生種の存在は知っていましたが、実際に自生地が存在していた事はコメント頂いて初めて知りました。
貴重な情報を頂きましてありがとうございました。
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品種名 (clown)
2013-05-01 07:50:00
こちらこそ情報ありがとうございます。
野生種にも品種名があるとは知りませんでした。
これからも大事に育てたいと思います。
もし、もう少し詳細な場所が必要でしたらご連絡ください。
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野生種の名称 (くま)
2013-05-01 18:24:20
clownさん、コメントありがとうございます。
趣味として栽培されている野生種には、採集された場所の地名あるいは山の名前など、園芸品種でいうところの品種名にあたる名称が付けられているものも少なくないと思います。

直接採集された方の場合は、自生していた場所に関する細かい情報も記録されていると思われますが、一般に苗が出回る状態では、自生地が現存している場合の過剰な盗掘などを防ぐためか、市町村、少し細かくても大字など、場所が特定されにくいある程度広い範囲の地名が付けられていることが多いようです。
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