ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

染め絵額ではインドネシアのバティックの大物があって

2010-01-21 16:19:00 | 工芸絵画骨董

 長女はアジア経済専攻で東南アジア地域によく出かけていたことから、インドネシアのロウケツ染めのバティックによる染め絵額をいくつか買っていたらしい。

 暫くはフィリピンのマニラ住いだったのがパリに転職するに際し、借りる部屋が小さくなることからこちらでそれらの額を預かることになったのだが、やや小さい額は女房の妹に譲って一番大きい絵は我家に、次のものは軽井沢に飾っている。

 冒頭写真は大きい方で額寸法が94cm*77cmというから、壁にこれ一つ掛けたらほかには釣り合うものが見当たらない。娘が帰ってきたときに自分の部屋で見られるようにと、今は空き部屋となった昔の子供部屋に掛けてやっている。絵の内容はバリ島あたりの風景と女性像を表現しているのでしょう。日本の絵とはかなり違うちょっと異様な雰囲気が漂うが、藤代清治の切絵みたいなところもあるかなと。広い部屋の飾りだったら向いている額だ。

 もうひとつははもっと小さいもののそれでも60cm角ほどの大きさ、作者は同じ人だそうだ。こちらはもっと妖しい人物が描かれているが、何かインドネシアの伝説にでも出てくる人物じゃなかろうか。軽井沢に行くとこの男が吹抜上部から睨みを利かせているのです。ちょっと不気味な感じ、でも僕自身はこういうのは嫌いじゃないのですよ。

                          

 今度娘が帰ってきたらどういう人物なのか訊いてみよう、でも知っていて買ったのかなぁ。


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