古里の暮らしの中で

私の住んでいる地域の文化を紹介する

2020年笹巻終了

2020-07-02 17:02:22 | ちまき・笹巻き
2020年の笹巻は6月22日で終了、23日に道具類を干し終了。
後は夫への感謝の気持ちで、7月に入ってから
かたら餅を少し作ったら、本当の終了になります。

今年の目標は500本でしたが、新型コロナによる外出自粛により
時間があり、笹巻700本、かたら餅40個を作りました。
また、偶然に行った友達の家で笹巻をしておられて、
贈答用にと頼まれて40本ほど巻くのを手伝いました。

今年はコロナの為、友達を誘うことを遠慮したので孤独な笹巻でした。
その代わり夫も家にいる時間が増え、昨年に増していろいろ手伝ってくれました。

最近は送っていなかった旧友にも差し上げることができて、
久しぶりにおしゃべりもでき、楽しい面もありました。

また知り合いが私の勉強の為、よその地区の笹巻をくださいました。
これは広瀬町布部のもの


これは松江市で巻かれたもの


地区だけでなく、各家庭により巻き方は違います。
その家の環境によったり、主婦の出身地によっても違うようです。

今年は夫の名言(迷言)が生まれました。
友だちが笹巻を頼みに来た時、今年は夫が手伝ってくれて助かっていることを
話ました。友達が褒めたら夫曰く「この時期は病気だから、病気の看病だと
思えばいい」と。

伯太の方では1000本も巻く方があると聞いたので、他の人に聞いてみたら
その方は巻くことが好きなので、ご主人が他の下手間を全部されるとか。
それを夫に話したら、「それは聞きたくなかった」。

結局、大山への笹採りは3回行きました。
夫も病気に疲れたのか、4回目は行ってくれなかったので一人で実家の近くに行きました。
採りすぎて粉が足りなくなったので、ここでついにあきらめて、
残った笹の葉は、干して笹茶を作る方に上げました。

今年も元気で笹巻ができたことに感謝。
昨年は終わったという文章に、腰が痛い身で書いている、としています。
今年は、今左腕が痛い身でこれを書いています。
周りの人は笹巻のし過ぎだと言いますが、笹巻は終わってから10日もたって
いますので、私はそれを認めたくありません。

ユーチューブの笹巻の巻き方の閲覧数は1200ほどになりました。
来年も元気で笹巻ができますように。