はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京の国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

根津・上野散策

2024-04-24 22:40:45 | 日記
数年ぶりに根津へ。

根津神社のつつじまつりに行ってきました。

つつじ苑に入ると、色とりどりのつつじが咲いていました。




ギンノザイ
初めて見る種類。

時折降る雨に濡れて、みずみずしい。

アヤメも咲いていました。

とにかくたくさんの種類のつつじが咲いていました。

































苑の上の方からの眺め。














根津神社を出た後、すぐ近くにあるおばけ階段。上りと下りで段数が異なるため、こう呼ばれるようになったそうです。



のんびり歩いているうちに、上野東照宮に到着。

ぼたん苑で、春のぼたんまつりが開催中です。

ちょうど見頃の花がたくさんありました。



















日月という種類。経穴(ツボ)の名前でもあります。









石楠花も咲いていました。



ケマンソウ(タイツリソウ)

葉の形と色がとても綺麗。

ネモフィラ





ラナンキュラスラックスもたくさん咲いていました。

モッコウバラも。









足が疲れてきたので、ベンチに座り一休み。

最後に

アジサイかわいかったです。


上野公園内には八重の桜が。





国立西洋美術館で開催中の、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?―国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」を観ました。



















見応えある展示でした。

今回は12000歩の散策でした。





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冬の道東 2024③

2024-02-20 08:35:26 | 日記
旅最終日は、早朝カヌーからスタート。
雪が降る中でのツアーは初めてでした。

カヌーで氷を割りながら、屈斜路湖に向かいます。

遠くに白鳥たちがいました。

釧路川に入る前に、こうして屈斜路湖を眺めるのが特に好きです。



屈斜路湖を背にして、釧路川へ。






ふわふわと降り続ける雪の中、ゆったり進むカヌー。



カワガラス発見。今までで一番近い距離で観察できました。

このフォルムがとにかくかわいい。

水面に映っている姿もかわいい。

潜水して

再び雪の上に戻ってきました。

カワガラスとお別れした後は、景色を堪能。
野鳥のさえずりもあちこちから聴こえてきました。



枝の上に積もっている雪が、鳥の形っぽい。

カヌーの先端にも雪。

ゴール地点の少し手前で、シマエナガの群れにも会えました。

ツアー終了後、今下ってきた釧路川を眺めました。




川湯温泉の宿に戻って、朝風呂。
冬の早朝カヌーはとっても素晴らしいのですが、どんなに着込んでもやっぱり冷えるので、温泉の温かさがしみました。

午後は今回最後のツアー。4年ぶりの摩周湖です。




青空の元、スキー開始。

摩周湖の外輪山がチラッと見えます。

反対側は、遠くに釧路湿原や釧路市内が広がる景色。

ガイドの土田さん、時折一眼レフで私たちを撮影してくれました。

登ってはスキーで滑り降りるコースは、私には無理かもと思っていたのですが、この先の景色が見たくて気合いで乗り越えました。
おかげで、登った時には斜里岳がきれいに見えました。

なぜか途中からコツを掴めたみたいで、土田さんのスキーの跡から外れずに滑れるように。
滑ってきた跡を見ながら、ひと休み。

乾杯してからコーヒーを飲みました。

北海道の雪は水分が少ないので、雪だるまや雪玉を作るのは難しいと聞いて作ってみたら、確かに塊になりづらかったです。

それでも雪玉を作って、誰が一番遠くまで飛ばせるか、競い合うことに。


私は少しだけやってやめたけれど、夫と土田さんはひたすら雪を固めては投げていました。

雪遊びの時間を終えて、来た道を戻ります。

太陽が傾いてきて、より美しい景色が広がっていました。










少し離れた斜面に、エゾシカの群れ。寝床を掘っているのかもと土田さんが言っていました。

ツアーもいよいよ終わり。
斜里岳も見納め。

摩周湖の外輪山も見納めです。

最後に夕日を目に焼き付けました。


土田さんとお別れした後、摩周湖の駐車場から夕焼けを見てから、空港に向かいました。

途中でエゾシカの飛び出しにあってかなりびっくりしましたが、無事レンタカーを返却。

素晴らしさを再認識したり、新たな発見をしたり、ますます道東を好きになった今回の旅でした。
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冬の道東 2024②

2024-02-19 20:43:44 | 日記
お宿かげやまさんで、雪景色を見ながら朝ごはん。



薪ストーブの柔らかい暖かさは、何ともいえない心地良さ。


SOMOKUYAのスノーツアーは午後からなので、かげやまさんとお別れした後、お気に入りの場所に行くことに。

まずはアトサヌプリ(硫黄山)。

何度来ても素敵な場所だと思います。





硫黄山レストハウスがMOKMOKベースに変わっていました。

ロゴがかわいい。



次に向かったのは砂湯。
今年も白鳥たちが賑やかでした。





しばらく観察してると、

目をつぶって寝始めました。

夫が大きな氷をもってきました。


砂湯を出た後は、すずめ食堂&バルでお昼ご飯。
テンペの定食、おいしかったです。

川湯ビジターセンターに車を停めて、少し散策。

この季節は足湯利用者を見かけません。
やってみたい気持ちはあるものの、マイナスの世界では靴下を脱ぐ勇気がありません。


2回目のツアーは美幌峠。

太陽が雲間から見えたり隠れたり、変化を楽しみながらスキーで登ります。

美幌峠に来るのはこれで3回目ですが、これまでで一番風がなく穏やかな天候。
先客はキツネ。すーっと続いている足跡が美しい。

木々の間を抜けて進みます。



キツネの足跡が直角になっていました。ここで何があったのか?

SOMOKUYA土田さんは時々振り返って、のんびりしか進めない私のペースに合わせてくれます。

頂上に近づくと、動物の気配はほとんどなくなります。





しばらく静かだったのですが、カラスが2羽、賑やかに鳴きながら飛んできました。

美幌峠からの屈斜路湖。



しばらく景色を堪能した後、コーヒーを飲みながらひと休み。

下りはスキーで滑り降りるのですが、私は毎回転びます。でも今回は3回で済みました。

下山時は雲が多くなっていたのですが、最後は少し太陽が顔を出しました。

昨年に引き続き、夕日も拝めて、素晴らしいツアーでした。


ツアー終了後は、土田さんおすすめのお店で晩ご飯。
弟子屈のおいしいお店を新たに知れて良かったです。
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冬の道東 2024①

2024-02-18 19:50:15 | 日記
今年も3泊4日で道東に行ってきました。

釧路空港に到着後、まず向かったのは白糠町。
チーズ工房白糠酪恵舎の直売所。いつもチーズを取り寄せしていて、直接買いに来るのは2回目です。

工房前で猫を発見。

じっと見ていたら警戒されて奥の方に移動しました。



夕焼けを見ながら、ドライブ。

鶴居で大好きなモール泉に入って、釧路市内の宿まで移動。宿近くのお店で晩御飯を食べましたが、地元ならではの食材を味わえて、とてもおいしかったです。

翌朝は、釧路市から弟子屈町へとドライブ。
これまでは国道240か391号線を通っているのですが、今回は別海町を通る、272、243号線で行くことに。
西春別で車を停めて、景色を眺めながら休憩。

ウサギかキツネか、動物の足跡がありました。

一面真っ白だなあと思いながら見ていると、キツネ発見。

夫は双眼鏡で、私はスマホのカメラでズームして観察していたら、上に飛び上がって狩りをする瞬間を目撃!この写真は雪の中に頭を突っ込んだ後、たまたまカメラを構えていたので撮れて嬉しかったです。

狩りは失敗したようで、再び雪の上を歩いていきました。

西春別には牧場もたくさんありました。

久しぶりにカントリーサインを撮影。

別海町とはこれでお別れ。

ちょっとだけ通過した厚岸町。ここも景色がきれいでした。

屈斜路湖の外輪山がだんだん近付いてきました。

真っ白な景色が続きます。
標茶町に入りました。

木々のシルエットが素敵。

弟子屈町に入りました。このカントリーサイン、かわいすぎる。


SOMOKUYAでの1回目のツアーは、藻琴山。
数年ぶりにスノーシューで登り、ソリで滑って降りる内容です。

今年は積雪が少なめ。あちこちで笹が顔を出していましたが、雪はふわふわです。

登るごとに屈斜路湖が見えてきます。



枝にはもこもこの雪が。



気温がそこまで低くなくて、風が穏やかだったので、のんびり景色を見ながら歩けました。



太陽を背にポーズをとる夫。

雪が少ないため、前回来た時とは違う場所から屈斜路湖を眺めました。

コーヒーを飲みながら一休みしている間に、どんどん曇ってきました。

雪が降り始めて、一気に真っ白な世界に。

グローブの上に落ちてきた雪の結晶。

スノーシューでしばらく歩いた後は、ひたすらソリで滑りました。
急降下するポイントでは雪に埋もれたり、童心に帰るという言葉通り、雪まみれになって楽しかったです。

いつもお世話になっている、お宿かげやまに到着。

いつものメニューも、初めて食べるメニューも、とってもおいしかったです。





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2024年 睦月

2024-01-19 21:14:29 | 日記
2024年が始まりました。

今年の十二支は辰、十干は甲。
甲は五行では木(もく)、木の色は青なので、青色で辰を描いてみました。

木の性質は曲直。
曲がったり真っ直ぐになったりしながら、太陽に向かって伸びていくという意味です。
日々様々な出来事が起こるけれど、伸びやかに過ごしていけますように…
元日の朝、そんなことを思っていたら、夕方に震災が発生。
入ってくる情報に心が痛む日々が続いています。

こうした災害が起こる度に、自分には何ができるかを考えます。
離れていてもできる支援を行うこと。
そして、今元気で過ごせている私自身や、周りにいる人たちが元気で暮らしていけるように努めること。

被災された方々が、1日でも早く安心して暮らすことができるように願います。



今年は4年ぶりに、夫の両親の家に行き、みんなで集いました。
同じく4年ぶりに、師匠の元へ年始のご挨拶に伺いました。

コロナ禍で当たり前が当たり前でなくなり、その状況に慣れていましたが、やはり親しい人と会えるのは嬉しいことです。

両親へのお年賀は、いつもお世話になっている花屋「森のなか」で球根アレンジを。

義妹が家の裏にワサビが自生していたのを発見、収穫しました。




鍼灸院の待合室には、例年通り大きな扇が登場。患者さんに大好評です。

玄関には今年も手作りの干支人形を飾っています。

辰ってあまりかわいくないイメージなので、できるだけ可愛らしくなるように作ってみました。


今年も少しでも患者さんにとって良い施術ができるようがんばります。
















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2023年を振り返って

2023-12-31 14:47:00 | 日記
あと数時間で2023年も終わります。

COVID-19が感染症法5類に移行したことで、約3年ぶりに夫以外の人と食事をしたり、親しい人たちとより楽しいひと時を過ごすことができました。

私個人の状況としては、更年期症状がかなりしっかり出始め、知っていることと体験することの違いを痛感しました。
セルフケアに加えて漢方薬で随分楽になったので、同じような症状を抱える患者さんへのアドバイスも具体的にできるようになったのは良かったです。
来年も変化していく身体と向き合いながら、それも生かした施術ができるようにしていきたいです。


今年は大切な人との別れもありました。
人は生まれてきたら必ず死を迎えます。
これまでも経験して分かっているはずのことが、なかなか受け入れられず…
改めて、「今を生きる」ということを考えました。

限られた時間の中でどう生きるのか、何ができるのか。
先のことは分からないけれど、とにかく思い立ったら行動に移すことを実践しようと思います。

2024年が、穏やかな一年でありますように。
皆さま良いお年をお迎えください。

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青森の旅 八戸 三沢

2023-12-03 21:25:00 | 日記

八戸は朝から雨。

八戸港には大きな船がたくさん停泊していました。

ウミネコの繁殖地として知られている、蕪島。
繁殖時期ではないため、もしかしたら留まっているウミネコがいるかも、と思いつつ行ってみることに。

看板のイラストがかわいい。

朝早めで神社は鍵がかかり入れなかったので、周辺を少し散策。
近くにある丘の上から見た神社。
街灯に留まる鳥を発見。

カモメかと思っていましたが、よく見るとウミネコっぽい。

街灯から少し離れたところに、同じ種類の鳥がいるのを発見。

双眼鏡でしばし観察。カモメとは違う鳴き声を確認できたので、ウミネコと判断しました。

蕪島から種差海岸に向かって移動していたら、たくさん鳥が留まっているのを見かけました。

見慣れてくると、カモメとの違いがすぐ分かるように。ここの鳥たちもウミネコでした。

防波堤の上にもたくさん。


思いがけずウミネコに出会えて、とても幸せ。
 
葦毛崎展望台に立ち寄りました。

ちょうど雨が止みかけたタイミング、水平線に見えるオレンジ色が美しかったです。



岩場を見下ろすと迫力満点。
展望台から種差海岸への道は、後続車がいなかったのでゆっくり走ってもらいました。



大須賀海岸

種差海岸に到着。
芝生は緑と茶色のグラデーションで、緑一色ではないけれど味わい深い色合いできれいでした。







次に向かったのは、是川縄文館。

夫が古墳や土偶が好きなので、たくさん写真を撮っていました。














国宝に指定された、合掌土偶。

夫が熱心に撮影していましたが、私は適当に撮影。なんとなくポートレイトモードにしたのが良かったのか、すごくきれいに撮れて嬉しい。


発掘された時の写真。こんな姿で出てきたなんて可愛すぎると思いました。



館内には埴輪っぽい合掌土偶も。いつか紙粘土で再現してみようと思います。

休憩所もあり、青森に来たら必ず食べたいと思っていた、せんべい汁を注文。

出汁を吸って柔らかくなった南部せんべいがめっちゃおいしかったです。
 
八戸から三沢へ向かう途中に青空が広がってきました。

三沢ビートルビーチ近くの海岸線を散策。



波が大きくて、瀬戸内海を見て育った私は内心ドキドキしながら歩きました。

雨の合間の束の間の晴れ。素晴らしい景色を堪能できました。


三沢市寺山修司記念館にも行きました。

正直私は名前と職業を知っている程度でしたが、夫が今回の旅で一番行きたかったところです。

改めて写真を見ると、素敵な方だったんだなあと思いました。



たくさん置かれた机の引き出しの中にも展示物が入っています。




彼の生い立ちや残した言葉に初めて触れて、感じ入るものがありました。
 
記念館の周りを少しだけ散策。



ドウダンツツジの鮮やかな赤が一際目立っていました。

雨が強くなったので、散策をやめて温泉に行くことに。
 
青森はとにかく温泉が多くて、よりどりみどり。
太郎温泉に行きましたが、聞こえてくる地元の人たちの方言が何一つ聞き取れず…西日本の方言はなんとなく聞き取れるけれど、東日本、特に東北の言葉はイントネーションが違いすぎるので、全く歯が立ちません。でも、その音の響きを聞いていると、なんだかゆったりした気分になりました。
 
温泉でしっかり温まってしばらく休んだ後、空港に向かいました。
青森といえばねぷた(ねぶた→方言で違うらしい)。
こけしを見るとほっこりします。

金魚のねぷたはずらっと並んでいました。

りんごとイカのねぷたも。

そして土偶。


三沢市在住の友人が空港まで会いに来てくれて、夕食をとりながらお話ししました。
彼女が事前にくれた情報のおかげで、充実した旅になりました。
これまで聞くことがなかった話もすることができて、良い旅の締めくくりとなりました。
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青森の旅 夏泊半島 八戸

2023-12-02 22:24:00 | 日記
ぐっすり眠れたので、朝ごはんも完食。


 
 

宿を出た後は、夏泊半島へと移動開始。

蔦川沿いの道も景色がきれいでした。

ちらっと紅葉が見えたのが気になり停車。

少しだけ散策。



雪と紅葉。とっても美しかったです。




再びドライブ。

除雪はされているけれど、真っ白な道もところどころでありました。 

冬季通行止めの表示もあちこちで見かけました。

八甲田山系


素敵な言葉。





豪雪地帯で有名な酸ヶ湯へと向かう道路との分岐の辺りは積雪も多めでした。




山道を下り、青森市街へ。
三内丸遺跡に立ち寄ってみたら、月に一回の休館日。せっかくなので入り口を撮影。


道の駅ゆ〜さ浅虫へ。
陸奥湾の穏やかな景色。




海獣好きな夫のリクエストで、浅虫温泉へ。水族館に行きました。

海亀

ホタテの生育の過程が展示されていました。







アオリイカ

トビハゼ

ヒラメ側面
ヒラメ正面

いろんな方向を向いているのがかわいい。



カラージェリー

鮮やかな黄色が美しい。

チンアナゴとニシキアナゴはいつ見てもかわいい。

ハコフグ

ゼニガタアザラシは動きが早すぎてブレブレの写真だらけでした。

ゴマフアザラシはかなりいい写真が撮れたと思います。
今年5月生まれのダイキくん。好奇心旺盛で、人が動くとついてくる感じでした。
 









フンボルトペンギンは1匹だけ水中にいました。

レッドテールキャットフィッシュ



メキシコサラマンダー
手がかわいい。

イルカもいました。



久しぶりの水族館、魚や海獣たちに癒されました。
 
水族館を出た後は、夏泊半島一周。

ウミウがあちこちにいました。



船も絵になる。

石のうえにカモメ。
鳥居の上にもカモメ。
大島まで行ってみました。

水がきれい。



あっという間に大島到着。
格好いい流木。
ウミウとカモメ。

半島まで戻ると、
鳥居の上にはまだカモメがいました。
行きに見た時と違っていたのは、片脚を上げていたこと。
正面もかわいい。


半島一周を終えて、ハクチョウの渡来地、小湊へ向かいました。
街灯もハクチョウ。
ハクチョウとカモがたくさん!






ハクチョウもカモも賑やかに鳴いていました。
 
夏泊半島の後は、東北町へ。
日本一黒い湯といわれている東北温泉に入りました。
入り口にこけし。

モール泉好きとしてはたまらない泉質でした。個人的な感想ですが、モール泉は筋肉疲労を回復させる効果が高いと思います。
 
宿のある八戸へ移動。
なんとなく気になったお店に入ったら大当たり。
お通しがサバご飯なのにびっくり。

新鮮なお魚、すごくおいしかったです。




 
 
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青森の旅 十和田 奥入瀬

2023-12-01 22:40:55 | 日記

初めて青森に行ってきました。

前日に初雪が降ったようで、空港の周りも積雪していました。
レンタカーを借りてまず向かったのは、道の駅奥入瀬ろまんパーク。

駐車場にはヤドリギ。ちょっと雪化粧しています。

ナナカマドの実は少しずつ鳥が食べている様子が伺えました。

結構積もっていましたが、小高い丘に登ってみることに。


八甲田山系の山々が見えました。


敷地内にあるレストランでブランチ。

十和田名物バラ焼



クラフトビールはお土産に買いました。
 
青森リンゴの専門店「あら、りんご。」
とってもかわいいお店でした。



物産館の前には木彫りの熊。マフラーが巻いてあるのが素敵。

店内には張り子のうさぎ。そろそろ来年の干支人形のデザインを考えないと、とちょっと焦りました。


道の駅を出た後は、十和田湖へ。奥入瀬渓流沿いをドライブ。



十和田湖に到着。強風と寒さのため、滞在時間は短くせざるを得ませんでした。
それもまた旅ならでは。少しでも見られてよかったです。






雪で足元の状態が厳しいため、奥入瀬渓流の散策は車で巡り、名所では歩くことにしました。
 
銚子大滝。水量は少なめ。


雲井の滝

散策路は凍っているところも多く、スノーブーツでも歩くのに緊張しました。
 
苔にも雪。








阿修羅の流れを探していたけれど通り過ぎていたことに気付き、来た道を戻ったら観光タクシーが停車しているのを発見。
近づいてみると阿修羅の流れの表示が。






撮影している私と苔。
 
石ケ戸休憩所に車を止めて散策。
松ぼっくりがたくさん。



苔とつらら。




気温が低いので、水に手を入れると温かく感じました。

紫明渓の景色をしばし楽しんで、散策終了。


 
予定より早めに宿にチェックインして温泉に入り、冷えた体を温めました。
夕食は薪ストーブのある暖かなお部屋で。

お料理はどれもおいしかったです。





食後のごぼう茶、優しい味わいでした。










 
 
 
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富山・石川 秋の旅 その2

2023-10-13 22:15:07 | 日記

旅の最終日はあいにくの雨でしたが、予定通り富岩水上ラインに乗船するため環水公園に向かいました。


スタバの近くにはひときわ目立つ作品。

運河に水鳥たちがたくさんいる中、出発。

双眼鏡で水鳥を眺めつつ船は進みます。
船の行く先にいるカルガモやカワアイサが飛び立っては少し先に着水。再び船が近付くとまた飛び立って少し先に着水。
何度も繰り返すのが何とも面白かったです。
 
あっという間に中島閘門に到着。

上流側と下流側の2.5mの水位差を調整するため、門が閉まります。
パナマ運河方式とのこと。



水が排出され水位を下げた後、開門したところから水が再び入ってきて、水位が上がります。
水のエレベーター、思っていたよりずっと楽しかったです。
 
ほとんどの人が往復利用ですが、私たち夫婦は展示作品を見るために下船。

中島閘門エリアのチェックポイント、元タクシー会社社屋「電タク」へ。
かなり渋い建物で、それがとても良い雰囲気でした。

建物の中の作品たち。



2階には昔懐かしい感じの事務机があって、そこになぜか鹿が取り付けられていました。
元々あったのか、作家さんの意図なのかは不明。





どの角度から見ても素敵。
 
 
建物を出た先にあるガレージが、恩師の作品の展示場所でした。
 
河部樹誠 「首かり」シリーズ

200点を超える、著名人・偉人の肖像画。

恩師は大学時代、日本画専攻、油画はコロナ禍になってから描き始めたそうです。
 

草間彌生

デヴィッド・ボウイ

藤田嗣治
SNSで作品を拝見していましたが、実際に見ると伝わってくるものがたくさんあって、見に来て良かったと改めて思いました。
 
 
隣のガレージも他の作家さんの作品が展示されていました。


 
電タクを出た後は、再び中島閘門へ。
 
 
操作室に、以前から実物を見てみたいと思っていた作品が展示されていました。
渡邊義紘「折葉」

11月の落葉時期に葉を拾い、葉の周りのギザギザを切り落とし、息を吹きかけながら道具を使うことなく折り上げていくそうです。






操作室の勝手口?から外に出ると、

彼岸花がまだ見頃でした。

操作室を出る頃には雨がほぼ止んでいたので、帰りは環水公園まで運河沿いを歩いて戻ることにしました。



富山市内はどこに行っても立山連山がよく見えました。

船着場に佇むカルガモ。

近寄ると一気に水の中へ。

永代橋。昭和初期にかけられたそうです。

時折船が通り、

船の前を泳いでいたカワアイサが一気に飛び立つ…
至る所に水鳥がいるので、散策がより楽しくなりました。

左岸を歩いていましたが、駐車場がある右岸側へと、大島橋を渡りました。

立山連山、いつか近くで見てみたくなりました

小さめの船を発見。

裏見の滝。


作品鑑賞と富岩運河とバードウォッチングを堪能できて大満足。
 
 
せっかく富山に来たので、より日本海に近い方へドライブ。

高岡市の道の駅「雨晴(あまはらし)」に到着。
JR氷見線越しの日本海。

雨晴海岸。

義経岩


 

観光客がたくさんいました。



女岩

氷見線を渡って道の駅へ。

高岡銅器「りん鐘」
色が素敵。

道の駅の屋上からの眺めも素晴らしかったです。


早めの晩御飯にと地元の回転寿司で食事。
思った以上に待ちましたが、待った甲斐があるおいしさでした。
 
今回は富山メインの旅でしたが、またの機会に石川もいろいろ見てみたいと思いました。

旅のきっかけをくれた恩師に感謝です。
 
 
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富山・石川 秋の旅 その1

2023-10-12 22:44:30 | 日記

石川、富山に行ってきました。

高校時代の恩師が富山で開催中の「GO FOR KOGEI2023」に出展。今回は作品を観るのがメインの旅。
 
初めてのJTA機で小松空港へ。
窓から見えるアマミノクロウサギがとてもかわいい。




小松空港から金沢市へ。石川県に来るのは初めて。
遅い時間の到着でしたが、宿泊先の近くには飲食店がたくさんあり、どこも賑わっていました。

翌朝は兼六園目指して散歩。

色付き始めた木々が少しありました。

いもり堀

水面にカラスがきれいに写ってる。

高い建物がないから、開放感があります。

石垣がきれいに積まれているのを見ると、どれだけの労力があったのかと思います。

兼六園真弓坂口から入園。

朝早い時間でしたが思ったより人がいて、人が写り込まないように写真を撮るのに一苦労。

霞が池

唐崎松
琵琶湖から種子を取り寄せて育てたそうです。



鱗雲?空一面に繊細な模様が広がってきれいでした。

萩の花は咲き始め。

足元にもいろいろと楽しめるポイントが。


 





根上松

近くで見るとかなりの迫力。
名前が付けられていない松も立派なものが多く、長い歴史の中で大切にされてきたのだと感じました。

兼六園に隣接する石浦神社にも立ち寄りました。



開館前の金沢21世紀美術館。

観たい展示がある時に来たいです。

開店前のお店のディスプレイ。
張り子の後ろ姿がとってもかわいい。
ホテルをチェックアウトした後、室生犀星記念館にも行ってみました。



直筆の文字の形がなんとも可愛らしく、詩も素敵でした。そして飼っていた猫たちに付けていた名前のセンスが素晴らしい…
ジイノ、みゅんこ、なかなか思いつかない。
 
 
石川から富山へ移動。
GO FOR KOGEI2023、環水公園エリアのチェックポイント、樂翠亭美術館へ。
建物自体の雰囲気が素敵。
館内には参加アーティストの方々の作品が展示されていました。





窓から見えるお庭も美しい。

外に出て散策もできます。




美術館を出た後は、富岩運河環水公園へ。

この日に船で移動して他の2つのエリアを見る予定でしたが、到着が遅くなったため、岩瀬エリアだけ見に行くことに。

富山駅からライトレールの路面電車に乗り、東岩瀬駅で下車。

しばらく歩いて、岩瀬エリアのチェックポイント、桝田酒造店 満寿泉へ。

建物の内外にアーティストの作品が展示されていました。












 

酒造店の2階から降りる時に見えた、ホーロータンクの大きさにびっくり。

参加アーティストの作品ではないと思いますが、この鹿のイラストもかわいい。

古い建物が並ぶ路地を歩いて、旧馬場家住宅に到着。

古民家好きとしてはたまらない空間。





ここにも作品が展示されています。



中庭も素晴らしい。

床の間にはススキとヒガンバナ。

洗面所にも小さな作品が。



2階は光が差し込んできて、無造作な感じに置かれた作品と良く合っていました。

欄間には鳳凰。

瓢箪形の障子窓はいつ見てもかわいい。

1階の奥の方に進む通路の雰囲気にも良く似合う作品。

併設されているKOBO Brew Pub。

店内にはかなり大きな作品が。


 

クラフトビールの飲み比べセットを注文。ちょっとずつ味わえるのが嬉しい。日本酒酵母を使用しているものが好みでした。

一緒に頼んだ鰯のペーストがすごくおいしかったです。
 
 
桝田酒造店沙石はいっぱいで入れなかったので、写真だけ撮って帰りました。

岩瀬駅に戻る途中にいた猫さん。目が合うとちょっとびっくりした表情になるのがいい。

電線にカラス、ではなく鳶。東京では見ない光景です。

路面電車で富山駅に戻り、駅前にある施設内のバルで日本酒飲み比べ。

濁りとスパークリング、どちらも初めての味わいでおいしかったです。
夕食は魚屋でいろいろ買い物してホテルで食べましたが、どれも絶品でした。
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教育格差について思うこと

2023-08-01 22:29:08 | 日記

近年、日本では子どもの教育格差を問題視する報道を耳にする機会が増えたように感じます。

以前はこうして情報が表に出てこなかっただけで、今も昔も学びたいのに学べない子どもは存在し続けてると思います。

ある程度教育を受けないと安定した収入を得られる仕事に就くことすら難しいのが現実。また、具体的に学びたいことがある人にとって、適切な時期に教育を受けられるかどうかはその後の人生に大きく影響してしまいます。

 

私は家庭の事情で、高校2年生から奨学金を借りることになりました。当時美大進学を目指していたので諦めきれず、大学も奨学金を借りて進学するか迷いましたが、美大に奨学生として通った人から、やりたかったはずの作品制作もままならず何のために美大に行ったのか分からない日々だった、と聞き断念しました。

高校卒業後は少しでも美術に関係する仕事がしたくて地元の窯元に職人として就職しましたが、一人暮らしもできない低賃金、転職せざるを得なくなりました。転職して何とか一人暮らしはできるようになったものの、奨学金の返済もあり余裕のない生活。学びたいことを学べなかった現実と、進学した同級生たちと自分の違いを受け入れられないまま数年が経ちました。

20代半ばで、このままの人生でいいのかと悩み、何か手に職を身につけようと思い立ちました。
子どもの頃から興味があった東洋医学を学んで仕事にしたいと調べたところ、国家資格を取得するための学費が500万円前後かかることを知りました。
転職したとはいえ、高卒の賃金は大卒に比べて安く、自転車操業の日々。苦肉の策でギリギリ払える学費だった整体学校に通ってみましたが、私が希望することを十分に学べませんでした。

その後縁があった鍼灸整骨院で働いている時に鍼灸治療の素晴らしさに触れ、やっぱり国家資格を取得しようと決意。
学費以外にも書籍代や道具代等もかかるし、生活費もかかります。完済できるか不安はありましたが、学校に行かないままの状況では経済的な困難から抜け出せる見込みはなかっため、どうせ苦労するなら奨学金を借りてでも挑戦してみようという思いでした。
在学中は、奨学金を借りていても学費が足りなくなる事態を迎えそうになったこともありましたが、何とか乗り切りました。
とある勉強会に参加した際に、指導者から「苦学生では十分に学べないから鍼灸師にはなれない」と言われたこともありました。その方は親に学費を出してもらった経験しかない訳で、私の置かれた状況の何が分かるのだろう?という悔しい気持ちもあったけれど、そのおかげで「絶対なってみせる」と奮起できました。
確かに学業に専念できる学生のように治療院見学に行ったり研修に行ったりする機会はほぼありませんでしたが、接客業のバイトで学べたことも意外と多く、経験したこと全てが糧となっていることを今でも実感しています。むしろ、社会で生きていく厳しさを知ることができたので、かえって良かったかもしれません。

そして先日、奨学金を完済しました。無利子の奨学金を借りられたため、返済期限の14年で少しずつ返済できたのはありがたかったです。

私の場合は結果として資格を活かした仕事に就けたので結果オーライですが、もしもっと金銭的に余裕があったら、と思ったことは数知れず。

お金がなくて学べないというのは、子どもにとって残酷です。それを自己責任とする今の日本の状況が少しでも変わっていくことを、これから自分の進路を選択して歩もうとする子どもに等しく学びの機会が与えられることを、切に願います。

 

 

 

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初夏の北海道2023 釧路川カヌー

2023-06-29 20:20:00 | 日記

4日目は、前日に少しだけ歩いた、川湯ビジターセンター裏手のアカエゾマツの森の散策からスタート。

 
ジリ(濃い霧)の中、ゴゼンタチバナをじっくり観察。

散策路沿いにたくさん咲いていました。




SOMOKUYAに移動して、支度を整えた後、釧路川源流カヌーツアーへ。
歩いて移動しながら屈斜路湖に目をやると、鳥の親子を発見。

土田さんがカワアイサだと教えてくれました。とにかく雛の数が多い!
 
カヌーに乗り込む前に景色を堪能。

土田さんがカヌーに先に乗っていたウスバカゲロウを捕まえました。
釧路川の魚たちの大好物とのこと。

カヌーには他にもカゲロウがいましたが、外に出たくないようだったので、乗せたままカヌーツアーへ。

この日はたくさんのカワアイサを見かけました。





カヌーに乗る前に見かけた親子たちにその後追いついて動画を撮ったので、興味のある方はInstagramをご覧ください。
(このブログに動画を貼り付けるのがちょっと面倒なので…)
 
6月の釧路川は水が多くて緑が茂っているので、冬のカヌーツアーとは別世界な感じがします。

アオサギがダイナミックに飛び回っていました。

源流は本当に水がきれいでいつも見惚れてしまいます。





バイカモの花が咲き始め。初めて見ることができて嬉しかったです。

蕾のうちは水中、咲いたら水上に出てくるのだとか。

ミズハコベとクレソンの違いは遠目だとよく分かりませんでした。



新緑の中をカヌーでゆったり下ります。


カワセミがキャッキャッと鳴いては飛び去る。しばらくするとカヌーが追いついて、また飛び去る。白い羽が緑に映えます。



川底が白いと、水の透明度が良く分かります。



これだけ緑が茂っていると、たくさんいるはずのエゾシカを見つけられません。

カヌーの上で飲むコーヒーは格別。




植物や野鳥の話をしながらひと休み。

所々白くなっているマタタビの葉。
花が咲く頃、虫たちに来てもらうために段々白くなっていくとのこと。

流れが急に早くなるポイントが近付いたら、そろそろツアーも終わり。

けっこうカヌーが揺れて、水がかかることもあります。

びるわ橋をくぐったらゴール。





SOMOKUYA土田さんとお別れして、女満別空港へ移動。
美幌峠に立ち寄りましたが、気温10℃で強風のため、展望台まで行くのはやめました。

屈斜路湖見納め。

冬のツアーで来た時に見た景色を眺めてから美幌峠を後にしました。
 





お土産にもらった摘果メロン。
そのまま食べても、甘酢漬けにしても、どちらも爽やかでおいしかったです。
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初夏の北海道2023 トレッキング@弟子屈

2023-06-27 19:38:00 | 日記

3日目はお宿かげやま周辺の散歩からスタート。

じっとこっちを見ているエゾシカ。

群生しているルピナス。

私が知っているルピナスとはサイズ感が違って、すごくたくましい。

かげやまさんによると、厳しい冬の寒さを耐えて咲くからか、他の植物も大きく育つことが多いとのこと。

 
うつむき加減に咲いているオダマキ。
 
散歩から戻ろうとしたところ、夫がエゾリスを発見。
双眼鏡でしばしそのユニークな行動を観察してから宿に戻りました。


朝食のテーブルには小さなお花が。

野菜もパンもコーヒーもおいしかったです。



かげやまさんとお別れした後は、川湯方面へ。

川湯温泉駅

ホームからの眺めも緑いっぱいで瑞々しい。




駅前のPANAPANAで昼食用のパンを買ってから、午後のSOMOKUYAのツアーまでのんびり過ごすことに。
 
アトサヌプリ(硫黄山)も緑。

エゾイソツツジの群生地として知られています。道路からちらっと見える白い花がそうです。

エゾイソツツジを見るのが一番の目的だったので、少し見ただけでテンション上がりました。
 
毎回何度も訪れる、川湯ビジターセンター。

センターの裏手にあるアカエゾマツの森を少しだけ散策。

この時期にしか見られない、ゴゼンタチバナが咲いていました。

センター内には様々な展示があります。
これはエゾマツやトドマツの実をエゾリスが食べた後のもの。みなさんエビフライと呼んでいるそうです。


時間があるので屈斜路湖周辺をドライブ。
23区がすっぽり入る大きさの屈斜路湖。見るポイントによって雰囲気が変わるのも魅力の一つです。
 
久しぶりに和琴半島へ。

風が強くて飛ばされそうな勢い。12-13℃しか気温がなかったため、一気に体が冷えました。

散策路が通行止めになっていたため途中まで歩こうと進みましたが、とにかく風が凄くて寒い!
湖を少しだけ眺めてから戻りました。

戻る途中に咲いていたガマズミの花。

半島の反対側は風がほぼなく、釣り人も多くいました。


PANAPANAのパンで腹ごしらえを済ませた後は、待ち合わせ場所の砂湯へ向かいました。
白鳥たちがいない砂湯。変わりに白鳥ボートが活躍しているようです。


SOMOKUYA土田さんと合流して、トレッキングツアー開始。
まずはポンポン山へ向かいます。以前雪の時期にスノーシューで歩いて以来、2回目です。
(この後の写真の中には動物や動物の骨が写っているものがあります。苦手な方はご注意ください)

緑の屋根があるような感じ。

木の根本に落ちている木の実には小さな穴が空いています。これはネズミが食べた特徴だそうです。

道東特有のジリという濃い霧で服が濡れるような天候でしたが、大きく育った木が守ってくれているような感覚でした。

足元にはつやつやしたフッキソウ。

鳥が食べられた跡。羽を見るとキジバトではないかとのこと。
ピントが合っていませんが、真っ二つに割れたくるみは、エゾリスが食べた特徴だそうです。

前日に六花の森で見たテンナンショウと、森の中でみるテンナンショウは雰囲気が違って見えます。

エゾアカガエルには数匹出会いました。地面と完全に同化しているので、土田さんに教えてもらわないと分からなかったです。

カラマツソウの花

エゾシカの骨。

辺りに点在していました。

フタリシズカ
名前と姿がようやく一致しました。

ヤマブドウの実は成長中。

ポンポン山山頂が近づいてくると、苔が増えてきます。
山頂付近は地熱が高く、冬でも雪が積もりません。湯気が出ているのも目視できます。

暖かいため、一年中コオロギの仲間「マダラスズ」がたくさんいます。真ん中の黒っぽいのがそうです。
山の上に立って地面を強く踏むと、ポンポンと音が共鳴することから名前が着いたそう。飛ぶと、内部が空洞になっているように感じます。




ここにもエゾシカと思われる骨が。
 
下山時は、今私たちが一番会ってみたい鳥、クマゲラを探しながら歩きました。
大きく空いた穴はクマゲラが突いた跡。

夫の手と比べると少しは大きさが分かるでしょうか?

同じ木の裏側にもたくさん穴が空いていました。

木の根本には木屑が散らばっていました。かなりの量です。

こちらはヒグマの爪痕。今年は目撃情報が多いそうです。


途中でいつものコーヒータイム。

特注の紙コップのような形の木のコップは、軽くて口当たり良く、コーヒーのおいしさを引き立ててくれるます。

マツの幼木。

マタタビの花。初めてみましたが、小さくてかわいかったです。

今回は残念ながらクマゲラに会えませんでしたが、ポンポン山にはよくいるようなので、次回以降の楽しみに。
 
最後に緑の屋根を見納めてから、次の目的地に移動。


 
ツアー後半はエゾイソツツジを見ながらアトサヌプリ(硫黄山)まで、つつじヶ原探勝路を散策。
川湯ビジターセンター近くの遊歩道から歩き始めました。

本州では標高の高いところで見られるチシマザサ・クマイザサ・ミヤコザサが、北海道では標高が低くても見られます。この辺りで見られるのはミヤコザサ。

ギンリョウソウ(銀竜草・別名ユウレイソウ)。意外とファンが多いらしい。

アトサヌプリは噴気活動を続けており、硫黄の影響で近付くに連れて植生が変化するそうです。
歩き始めてしばらくすると、ビジターセンターの辺りにはなかったハイマツが多くなってきました。


そしてお目当てのエゾイソツツジも登場。

土田さんから葉を触った後嗅いでみてくださいと言われたのでそうすると、個性的な爽やかな香りが。アイヌの人たちはこの葉をお茶として飲んでいたそうです。土田さんは普段から飲んでいるそう。

小さな花が100個上のものあるそうです。まん丸なのがとってもかわいい。

これは咲く前の状態。

咲き始めた状態。
足元はしっかり整備されているので、普通の靴でも歩きやすいと思います。

ジリ(濃い霧)に濡れた花もきれい。

シラカバ越しのエゾイソツツジ。

実際は写真以上に白い絨毯のように見えました。

遠くに山を眺めながら歩くのは心地良い。



途中からエゾイソツツジの足元にハナゴケを見かけるようになりました。
オレンジ色が胞子の部分。エゾイソツツジとは、共存と競争のバランスをとりながら生育し合っているようです。

ガンコウラン。雪解けの頃に真っ先に花を付け、秋には紫色の実を付ける。ヒグマも食べに来るそうです。

段々ハイマツの方が多くなってきました。


 

寿命が長いハイマツもいつかは枯れる。バクテリアが少ない土壌のため、いつまでもそのまま枝が分解されずに残り、独特の風景が広がります。



エゾイソツツジは一層丸く大きなものが目立つようになりました。

アトサヌプリが近付いてきます。

ハナゴケはより鮮やかなものが増えてきました。

ほぼハイマツの風景に。

アトサヌプリとハイマツ。

探勝路もいよいよ終わり。


15000歩ほどのトレッキングツアーを終えるとさすがに足が疲れ、お腹が空きました。
 
 夕食はすずめ食堂。
エスニック料理が好きな方には特におすすめです。
 
地元のじゃがいもを使ったフライドポテトは、切り方が絶妙。ほんのりスパイスが感じられて、おいしかったです。

アサリとアスパラはいろんなスパイスの味が効いてて、見た目とギャップのあるおいしさ。

フォーは優しいお味でした。





















 
 
 
 
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初夏の北海道の旅2023 帯広・中札内

2023-06-26 21:41:48 | 日記

2日目は帯広市内を散策。

 
エゾシカの像が数ヶ所にありました。

六花亭本店で買い物。

アズマイチゲの絵がとてもかわいい。


十勝は日本を代表する穀倉地帯。一面に広がる田畑は圧巻です。

六花の森が近づいてきました。

駐車場から受付がある建物までの道も美しい。

庭園内を散策します。

紅花一薬草
アヤメでしょうか?北海道では6月が見頃なんですね。

百合の花は数種類咲いていました。

小川のそばにはクリンソウがたくさん咲いていました。





行者ニンニクも。

広い敷地、どこをみても新緑がきれいです。

直行絶筆館。六花亭の花柄の包装紙は、坂本直行さんが描かれたものです。

最期の作品が展示されていました。繰り返し描かれてきた、原野の柏林と日高山脈がモチーフでした。
 
 
斑入りの葉がかわいい。

風に揺れるルリイロトラノオ。

小川の両脇に植えられているのはハマナシ。

エゾスカシユリ

タチフウロ

丘の上にある彫刻作品を見に行くために、芝生の上を歩きます。

丘の上からは見晴らしの良い景色。




柏林。日曜美術館で紹介された作品が展示されています。

直行デッサン館。スケッチブックがそのまま展示されています。

坂本直行記念館。山野草や開拓の風景を描いた作品が展示されています。

直行山岳館。山々を描いた作品が展示されています。

サイロ歴史館は撮影可能。児童詩誌『サイロ』の歴史が紹介されています。

入り口の足元にキノコ発見。

窓から差し込む日差しと新緑がきれい。


写真には写っていませんが、ふわふわと柳絮(りゅうじょ…ヤナギの種子を包んでいる綿毛)が舞っていました。

テンナンショウ
 

最後にサイロ表紙絵館を見ました。

庭園だけでなく、どの建物も趣があって素敵でした。
 
六’cafe

花柄包装紙の風呂敷を買いました。
 
六花の森から車で5分ほどのところにある、六花亭アートヴィレッジにも立ち寄りました。
美術館になっているこの建物は、1927年から1995年まで営業していた、公衆浴場・帯広湯を移築したものだそうです。

外観も館内も趣があって素晴らしかったです。
幾つか美術館があって、どの建物も良かったです。

辺り一面柏の林。

庭園として散策するだけでもいいと思います。








芍薬も見頃でした。

アリウムもいっぱい。



ギボウシはもりもりした感じ。

葉っぱが黄色くなっているけど、多分コデマリ。



吹奏楽団の演奏も。

六花亭の社員の方々だそうです。


 アートヴィレッジを出た後は、約200km先の弟子屈町へ向かいロングドライブ。

十勝の景色は見納め。

帯広市のカントリーサイン。


途中、本別町の道の駅に立ち寄りました。

マスコットキャラクターの元気くん。特産品の豆がモチーフ。

廃線になり、使われなくなった本別駅。





国道241号(もろこし街道)をひたすら走り、足寄町を通過。写真はうまく撮れませんでしたが、緑のトンネルのようになっているところもあり、素敵な眺めが堪能できました。

阿寒湖周辺の山々が見えてきました。

雄阿寒岳


 

大好きな弟子屈のカントリーサイン。木漏れ日が当たって新鮮な感じ。



いつもお世話になっている、お宿かげやまに到着。
食事の時間にこんなに明るいのは初めて。

お野菜と新鮮な魚介類をおいしく頂きました。







食事が終わる頃には日は暮れて、窓からはとてもきれいな空が見えました。


 
















 
 
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