flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

富山

2006-07-14 00:00:40 | 城郭・城下町

 勾配25度、荷台の牽引車が付いたケーブルカーに乗り美女平から麓へ、そして地鉄電車で常願寺川と共に下って行く。
常願寺川は、全長56kmの内、平野部を除く38kmの間に標高差が約3,000mある日本一の急流河川である。

 富山平野を走る頃には、すっかり曇天となってしまっていた。
途中の小さい駅舎も、かなり懐かしい感じのする光景であったが、付近に存在する石仏や墓碑が塔のように聳え立っていた。豪雪地帯だけに、埋没しないよう土台を設けてあるようである。
やはり、平日に訪れたため、かなり乗り物が空いていたことがかなり印象的であった。休日であれば、これほど余裕はなかったと思う。
時間に少し余裕があったので県都市街地を散策。そんなに都会という感じではないが、室町時代からの城下町。空襲により古い風情は残されてないが、それなりの落ち着きは感じられた。
富山城の木造天守は、戦後の昭和29年に復元されたものである。

 16:55富山を後にする。途端豪雨になり始めた。そのためか、3両編成の「ひだ号」に高山で折り返し連結する、7両列車が到着できず、約1時間待たされてしまった。4時間半にわたって高山線に乗車し、陽も暮れていたこともあり、一番長く感じたときであった。然し、今の私にとっては、今回のような形での「充電」が最も有意義であったことには違いないと思う。
  

(関連記事:越中岩瀬 路電富山港 富山平成二十四年 よまんまいかー号 富山城平成二十四年 路電富山


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