flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

早太郎

2006-04-12 00:00:15 | 干支

(長野県駒ヶ根市)
 鎌倉時代の正和年間頃、信州光前寺では早太郎(悉平太郎)という山犬が飼われていた。その頃、遠州見付天神社では、怪物に対して人身御供(いけにえ)の風習が続けられていた。
 社僧の一実坊弁存は、怪物が早太郎を恐れていることを知り、この光前寺を訪れ早太郎を借り受けた。そして早太郎によって怪物は退治され、弁存から光前寺に大般若経を贈ったと伝えられている。 そして早太郎は、光前寺の本尊、不動明王の化身であったと言われている。
   

(関連記事:悉平太郎と霊犬神社 駒ヶ根平成十八年


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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早太郎伝説ですか? (BALTAN(バルタン))
2006-04-12 07:46:30
いろんなところにいろんな話。

いいですよね、伝説・神話大好きです。



昔からのたとえ話、必ず秘話が隠れている。

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伝説つながり (kourei)
2006-04-12 13:01:16
おもしろいことです。

先日行った、助けを受けた磐田と、出向いた駒ヶ根の逸話。

その縁が、友好都市関係につながったようです。
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