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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

元興寺

2006-08-16 00:00:50 | ほとけのいおり
(がんごうじ 真言律宗元興寺極楽坊 奈良市中院町 世界文化遺産 国宝 国指定重要文化財 2003年8月13日)
 奈良県内は約七年振りであるが、県都へは十八年振りである。日にちにもよろうが、観光客量も隆盛で、廃れた部分は見受けられなかった。
 奈良駅周辺は立体交差化工事による再開発が進んでおり、何れ由緒ある駅舎も引退するときが来るのであろう。そして、今まで訪れたことの無い、世界文化遺産の元興寺に立ち寄り、古の名残に我が波を合わせた。

 元興寺は蘇我馬子が飛鳥京に建立した法興寺が前身で、和銅三年(710)平城京に遷都するのに伴って、現在地に移転し元興寺となった。平安時代になると衰退し、二つの元興寺に分離、別宗派となった。
 境内には元興寺文化財研究所があり、本堂解体修理中に屋根裏から発見された数万点の庶民信仰資料を研究することを目的として設立されたものである。
 

(関連記事:東大寺大仏殿 薬師寺 法隆寺 春日大社

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