flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

富士

2006-02-05 00:01:33 | 漂い紀行
(静岡県富士市)
 駿河の富士山麓の街に初めて降り立つ。
富士川を渡るまで、空は雲で覆われていたが、ベールをめくるように富士の山が現れた。駅前の通りから見える山に引き寄せられるように歩く。気がつくと、駅を四駅分ほど歩いていた。
 潤井川を越え、台地に差し掛かると、円墳に対し前方後円形の周濠を持つ、伊勢塚古墳があり踏査してみることとした。寺の境内にある古墳は、頂には「三光天子」を祀る堂宇があり、墳丘周囲は墓地となっているが、極最近墳丘上の木々が伐採されたようだ。地面からは、タガ(突帯)の低い刷毛目調整の円筒埴輪片が散見していた。
 更に北進し、広見公園ふるさと村へと向かった。
そこには博物館があり、産業の製紙の機械をもとにした歴史を知ることができ、豊かな水による富士の文化が理解できた。村内には歴史的建造物が数棟移築保存され、バラ園からは、雄大な富士を間近に見ることができる。

続いて、東海道吉原の町へと向かう。
        

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14 コメント

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?? (imacoco)
2006-02-05 10:13:13
球体のマシンは何ですか?
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富士山 (BALTAN(バルタン))
2006-02-05 13:21:48
綺麗な姿です「富士山」

こんなに綺麗なのに、裏富士山は砂崩れになっています。

雪も溶けて永久氷も亀裂が入っています。

むなしいですね。
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imacocoさん (kourei)
2006-02-05 20:51:10
中に古紙や廃ロープ、ボロ布などを入れて、薬品と共に蒸気で蒸し煮にして紙の原料をつくるものだそうです。

地球釜っていうらしい。
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バルタンさん (kourei)
2006-02-05 20:55:32
富士山はある程度距離をとって眺めるものですね。

形が左右対称に近いので、崩れた部分があると目立ちますね。

環境変化の影響もあるでしょうか。
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TV (BALTAN(バルタン))
2006-02-06 07:38:34
一秒の世界で見たばかりです。



私一人なんともならない問題ですね。
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へえ~・・ (imacoco)
2006-02-06 10:16:06
地球釜!

あのあたりの 製紙工場の古びたコンクリートの塀、煙突......そういう雰囲気です。
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バルタンさん (kourei)
2006-02-06 15:18:25
でも、一人の力でも、大勢の力の素になりますよね。

今のこの姿を見れば、いつまでも変わらない姿で残さなくてはと思うはずです。
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imacocoさん (kourei)
2006-02-06 15:21:02
愛知のこのようなところだと、古びた部分と、真新しい部分が同居するのですが、この辺りはその古びた部分しかなく、ノスタルジックな雰囲気に浸るには良いところだと思いました。
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のすたる (imacoco)
2006-02-07 10:23:09
そうですよネ。

ノスタルジックという言葉、ぴったりな感じがしますよね。
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あと… (kourei)
2006-02-07 13:22:35
東濃地方にも、のすたる を感じます。
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