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子育て期の男女への仕事と子育ての両立に関するアンケート調査

2009年09月30日 | 統計情報
<調査結果のポイント>
仕事と家事・子育ての優先度の希望と現実をみると、正社員男性の58.4%、正社員女性の52.3%が希望としては「仕事と家事・子育てを両立」させたいと考えているが、現実は、男女ともに「仕事優先」の割合が高くなってしまっている(男性74.0%、女性31.2%)。
男女別の帰宅時間をみると、関東の男性で夜9時以降に帰宅する割合が30.4%等と、男性の帰宅が遅い状況が明らかになっている。
妊娠・出産前後に女性正社員が仕事を辞めた理由は、「家事、育児に専念するため自発的にやめた」の割合が39.0%と高いが、他方、「仕事を続けたかったが仕事と育児の両立の難しさでやめた」(26.1%)と「解雇された、退職勧奨された」(9.0%)の合計が35.1%と3分の1強を占めている。
職場の両立支援制度の利用しやすさをみると、育児休業制度や子の看護休暇等について、女性の方が男性より「利用しやすい」と答えた割合が高く、男性の方が「利用しにくい」と答えた割合が高い。
夫の就労時間別に妻が希望する勤務形態をみると、夫の就労時間が長いほど妻の「短時間勤務・短日勤務」を希望する割合が高い(夫の就労時間が「35時間以上40時間未満」の場合25.1%、「70時間以上」の場合43.7%)。
短時間勤務で働いた場合の評価については、「どのように評価されるか知らない」との回答割合が高い(男性38.6%、女性31.8%)

子育て期の男女への仕事と子育ての両立に関するアンケート調査

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