ころりころころ便り

日々のこと、暮らしのことを綴って。

おすそわけ。

2011-09-30 | Weblog
お山から届いたさるなし。
ジャムにして、ホシノ酵母の食パンも添えて友達におすそわけ。
いえ正しくは、おすそわけのおすそわけ。

物々交換のようにこちらには黒豆茶がやってきました。
ちょうど新しいお茶が欲しかったからやったぁ!

ファームで土をいじってると、どこからか金木犀の香りが・・。
そうそう忘れてたけど、もう金木犀の花の季節でした。
おんぶバッタ、カタツムリ、蝶ちょ、こおろぎ、ミミズ、ありんこたち、、
そして私も。

みんな畑でこの匂いを おすそわけ。


なすのオイル漬け。

2011-09-30 | Weblog
今週あたまに仕込んだ茄子のオイル漬け。

この夏も茄子をたくさんいただきました。
あとは保存食にして楽しもう。
ちょうどバジルも元気に育っているし。

今回は去年のレシピとは違ったものに挑戦。

なすを切って、塩をふって一晩おく。
軽く水気きり、白ワインと酢同量を沸かしてそこに茄子を投入。
茄子に火をいれたらざるで半日干す。
その後、茄子、バジル、にんにくスライス、赤トウガラシを交互に入れて
オリーブオイルをそそぎ漬け込んで瓶詰めに。

翌日から食べれる。
昨日早速、ホシノの食パンにキュウリにんじんの千切り野菜、茄子のオイル漬け、
マスタード、ソーセージをはさんでがぶりとサンドイッチにしてほおばりました。
いけました!美味しい。

パスタもしてみよう。生ハムとの相性もいいらしいです。

深山のエメラルド

2011-09-24 | Weblog
キウイの原種、「さるなし」をいただきました。

早速甘酸っぱいジャムづくりにとりかかろう。

さるなしと一緒に摘んでくれた優しい素朴な野菊の花束。

山の秋をかんじます。

ひんやりと肌につめたい空気 叢でチロチロとなく虫たち

空いちめんに広がる茜色の夕暮れ 

うすい羽根をきらめかせて飛ぶ とんぼたちの群れ

いつかみた光景が目に浮かぶ。。



そうそう秋もお彼岸、秋播きの花の種、何を播こうか早く決めなきゃ~。。



P.S 9月いっぱい、グリーンピースでオンライン署名「2012年までにすべての原発を停止してください」を受付中。
   首相がかわり、大震災、原発事故を経験したにもかかわらず(現在進行形ですが)
   考え方を変えない政治家たち。
   なんでだろう・・・ほんとに不思議でもう何も言葉がでません。
   ともかく署名です。


お月見だんごと花金ディナー。

2011-09-16 | Weblog
先日のお月見に、お団子!・・・のはずが
パイナップルソースの豆乳寒天を作ったため、お腹もいっぱいで
翌日に持ち越されました。

次の日に作ったのが「みたらし団子」と「あんこの黒蜜がけ」。

そして今日、花金(花の金曜日)の夕食はお野菜たっぷりの「さらば、夏カレー」!!
ファームとよつばの野菜をふんだんに使って。昨日の西洋茄子も早速いれてみた。
冬瓜や伏見トウガラシも、、。


金曜日って昔からなんかカレー日和だなぁ。・・・なんで?

土に還る。

2011-09-15 | Weblog
本日のファームでの収穫。

実りの少ない我がファームで(笑い)初の西洋なすがとれました~!うれしい。
そしてかわいい!
ずんぐりと丸みを帯びていて、紫の斑入りがなんとも美しい。
(なぜか昔読んだマンガ、少年アシベを思い出すんだけど。。)

あと、またまたどでかいキュウリとミニカボチャ、つるむさらきも少々。
カマキリやてんとう虫、蝶ちょにバッタ、たくさんの虫たちもいて
満ちたりた時間。

畑にはまだまだ石ころがごろごろある。
土は固いし、決していい状態とはいえない。
畑をはじめてこの秋でそろそろ一年。

畑といえば、とかく育てること、立派に収穫することに重きを置きがちだけど
この一年通って、ちょこちょことあれこれ育てたいものを育ててきた時間の積み重ねの中で、
自然(土や虫たち)から知らず知らずに学んだことが、最近実感として
ふつふつと心の中に湧いてきている気がしています。

生き物(人も)はみな同じところから生まれて同じところ(土)に還るのだなということ。
なんとも当たり前なことなんだけれども。
実らない植物や元気のない植物、苗を虫たちが食べている様子を見ていると
そう、木村さんの言葉も聞こえてくる気がします。
虫は人が食べないようなものを食べて分解してくれている。
バランスの悪い土で育ったもの、肥料過多のものでも食いついてくれる。
なんてありがたいことだろう。自然の摂理ってすごい。

でもそれって自分の生活の中では出来てる?
意識してたかな?と自分を振り返る。
土から生まれたものを土に還さず、ゴミとして捨てているな。。
でもそれはゴミではないんだよね。

収穫することが目当てではじめたわけではない私のファームライフとしては、
植物たちに自然なかたちで育ってもらい、一生を全うして土に還ってゆくまでを、
見守ってゆくことが自分の求めていることで、やりたいことなのだなと改めてかんじました。
もちろん、たくさん実ればうれしいけれど、それはまだまだこれから
野菜との付き合いの中で発見してゆくことなのかも・・。


2年目はまずじっくりと土作りから向き合ってスタートをきりたい。
なんていって結構野放し上手?なんですが。。

小さくてもみんながのびのびと息づいている場所をつくりたい。
足元(ここ)から。

というわけで、家ででる野菜くずなどもコンポストを利用して
土に還してゆくとこにした。
思ってること、やりたかったことはやっぱり今がそのタイミングなんだと思う。
もう考えてるだけでなく、とにもかくにも実践のみ。
人生はやっぱり結構短いです。。

小さなサイクルが少しづつ我が生活を巻き込んで
わぁっ~て声がでるくらい大きく変化をとげたらおもしろいだろうな!