この話は 奥が 深くて 面白い話です。
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http://www.youtube.com/watch?v=5RvvN6GA36w&feature=player_embedded
自分の食生活やダイエット生活、ひいては健康をもう一度見直すために、
『長生きしたければ朝食は抜きなさい』
(甲田光雄先生は[監修]みたいですが)
を、自分にひっかかる個所等、勝手にまとめてみたいと思います。
甲田光雄博士は医師になって50数年、断食療法と西式健康法を基礎にして、独自の小食療法を築き上げ、難病の治療に取り組んでこられた。
とことん厳しさを追求し、その極限を知り、それを基盤に今度は逆に、すこしずつ厳しさを緩め、だれもが安全に簡単に、しかも効果がある養生法を確立された。
それが本書で紹介する1日2食の小食療法。
博士自身、欲望との闘いの連続だったと打ち明けている。
人間がいかに食という欲望に弱い生き物であるかを、知り尽くしておられる。
本書で紹介する食養生法は、厳しさを極めた甲田博士が、人間の欲望の愚かさを認め、その上に立って、これだけは実践してほしいという願いの集大成ともいえる。
食べ過ぎこそ健康を損なう最大の原因。
腹六分に病なし。
たくさん食べる人は、就寝中も体が食べたものを代謝するのに追われるため、長い時間眠らないと疲れがとれないが、小食で、夜食もとらない生活をすれば、就寝中はお腹が空っぽで、体に余分な負担がかからず、熟睡でき、睡眠時間も短くてすみ、目覚めもスッキリ。
一般に太っている人は、暑がりで汗をよくかく。
ところが寒さに強いかというと、寒さにもひじょうに弱い人がいる。
その最大の原因は過食。
食べ過ぎによってもたらされた情けない体は、暑さにも寒さにも弱い。
ふつうに朝食をとっていると、脳はブドウ糖をエネルギー源としてつかうが、食事を抜くと、脳は別の物質をエネルギー源としてつかうことがわかっている。
朝食を食べなくても、本来的には、脳へのエネルギーは不足しない。
1日のうちで午前中は、「老廃物を排泄して、胃腸を休ませるべきとき」で、その時間帯に食べるということは排泄にブレーキをかける。
牛は牧草だけを食べ、たんぱく質をほとんどとらなくても筋肉ができる。
人間も同じで菜食にして食品からたんぱく質をほとんど摂取しなくても体内でアミノ酸が合成され、筋肉がつくられる。
しかも肉食よりも柔軟性とスタミナを富む筋肉ができる。
「1日30品目」を満たそうとすると、結果的に食べ過ぎになってしまう可能性がある。
食べすぎは宿便をためるもと。
断食をすると、ほとんどの人が、本人も驚くほど大量の便を排泄する。なにも食べていないのに便がでる。
食べすぎによって胃腸に負担がかかると、慢性的に肝臓の働きも低下する。
鈍重肝臓になると、疲れやすさや精神的な不調にもつながる。
1日3食では、食事と食事の間隔が短すぎ、胃腸を休める時間がない。
間食と夜食をやめるだけでも効果がある。
18時間、何も食べないのが基本。
生活スタイルから考えても、夕食抜きの1日2食よりも、
朝食抜きの1日2食のほうが長続きしやすい。
朝は食べる時間ではなく、排泄の時間と認識することが重要。
朝は水を飲んで、便意をうながす。
水分は空腹時にとることが鉄則。
食事中や食後3時間は飲まない。胃酸や消化液を薄めてしまうから。
肉は、最初のうちは従来の半分の量に減らしてみよう。
野菜ジュースを1日360ml飲んで、肉食の毒を解消。
さらに水を1日2リットル飲んでいっそうの解毒をはかろう。
アルコール、タバコ、コーヒー、完全にやめる必要ななく、控えればOK。
甲田光雄博士は「すべての欲望を断て」といっているわけではない。
無理をしないのが成功への近道。
1日2食への道順①まず間食、夜食をやめる。
②朝食の量を減らす。
③内容にこだわらず量を八分目に。
朝食の代わりに、午前中は野菜ジュースを飲む。市販のものでもOK。
その他、細かいメニューや、1日断食のことなんかもいっぱい掲載されていますが、とりあえず、あまりストレスを感じることなく、自分でも気軽に取り組めるものから、心がけていきたいと思います。