( 周星馳の最近の映画 ” 長江七號 ” のポスター )
ここんとこずっと
” 牛肉泡麺、カップ牛肉麺 ”
について書いてたんだけど、
今回、1回休んで、
とりとめもない話をする。
( 国華街の南台電影城 )
日本の人が、普通、
台南で映画を見に行くとしたら、
大概、
公園路のワーナーか、
新天地三越の新光影城に行くんじゃないかと思う。
でも、
1月に上映開始した周星馳の
” 長江七號 ”
はもう、
どっちでもやってなかったんで
オレは国華街の
” 南台電影城 ”
にでかけることにした。
南台電影城は、
れっきとした一番館だけど、
建物が古いし、座席も少ないから
入場料が安い。
友愛街や国華街で遊んでるような
あんまりお金のない台南の若者にとっては
映画館 っていうと、
ここのことになるんじゃないか。
( 南台電影城のちょびっとボロい映写機 )
台南に長いこと住んでる間、
” 国士やってるヤツがいそーも無い時のラス牌の西 ”
- みたいな、
年寄りで安全牌のオレは、
” 映画を見に行きたいけどお金がない ”
- みたいな、
若~いスナックの小姐に、
よく
「 映画に連れてってよ~! 」
って ねだられたもんだ。
そんな時、
いつも行ってたのがこの、
ちょっとうらぶれた様子がほど良い感じの
” 南台電影城 ”
サ。
周星馳( チョウシンツー )の、
前作は、
3年も前に公開された
” 功夫 ”
だったけど、
こいつが、
オレの大・大・大のお気に入りの映画だった。
そして、
待ちに待ってやっと公開された
今回の作品で、
中心キャラクターになったのが、
上の写真左側に写っている
可愛らしい異星人の
” 長江七號 ”
だ。
余談だけど、
昔から、中国の映画とかテレビで、
スパイのコードネームってことになると、
どーいうわけかいつも
” 長江七號 ”
っていう名前が使われてきた。
日本で言えば、
忍者の名前はいつでも - ” 猿飛 ” 。
みたいな感じかナ。
映画を見終わったオレの感じは、
前作の
” 功夫 ”
と今回の
” 長江七號 ”
を比べてみると、
ストーリーも類型的だし、
周星馳のハチャメチャぶりも、ナリをひそめていて
” ちょっと食いたりねー ”
っていう感じがするな
っていうもんだった。
だが、
ローカルの友達なんかにゃ、
すげー評判の良い映画だ。
今回、
周星馳は今までと違って、
全然目だたねーシブい脇役に徹していた。
唯一の 見せ場 っていえば、
映画の後半の展開に重要な伏線になってくる、
高層ビルの屋上で弁当を食う
( スタントはなし )
短いカットだけだった。
でも、
子役の ” 徐嬌 ”
( 男の子の役だけど、実際に演じてたのは女の子だった )
も可愛いし、
ヒロインの
張雨綺も、十分きれいだった。
映画を見終わったときの後味は
” おもしろうて、やがて悲しき ”
みたいな -
昔の日本の
” 藤山寛美 ” や ” 大宮伝助 ”
の喜劇にも通じる 気持ちよいもんだった。
周星馳の映画だと、
それ以外にも、
なんかちょっとしたさわやかも感じられるから
本当に良いネ。
オレは、
昼はもう暑いけど、夕方になればまだまだ涼しい
国華街を
ミニショッピングモール
” 浅草 ”
の方に、
ゆるい風に吹かれながら歩いていった。
” 浅草 ” で時計を見たら
もう9時をとうにまわっていて、
晩飯をくってなかったオレは、
急に、
すげーハラがへってるのに気がついた。
そんで、
近くの
” 阿瑞意麺 ”
に行こうかナとも思ったけど、
麺じゃあ足りねーなぁって感じもして、
結局、
オートンで
” 花園夜市 ”まで行った。
結局、花園夜市では、
” 牛排、台湾ステーキ ”
を食っちまった。
こいつを最初に食ったときは、
ルックスから想像される味と、
実際に口の中のあるもんとの違いに
本当にびっくりしたけど、
慣れた今じゃあ、
いつも、
うめーなぁと思いながら食っている。
ふつーなら
” 小統一 ”
のを食ってるんだけど、
この日はとんでもなく人が多くて
” 全壘打 ”
の方で食った。
小姐にせがまれて
南台電影城で映画を見たあと、
いつも、そっこーで、
バイバイされてたオレは、
「 全壘打かヨ・・・
フフン、あんまりかんけーねーゼ・・・ 」
とか思いながらサ♪
そんじゃあね!
3月17日のアクセス数 - 397
3月18日のアクセス数 - 407
3月19日のアクセス数 - 497
3月17日の練習 - トレッドミル6km + ウェイト
3月18日の練習 - 休み
3月19日の練習 - 休み
台北の微風広場ですが、周星馳が事故にあったところで人目をはばからず泣いちゃいました。
反応がすごく遅くてどうもすみません。
この映画日本では「ミラクル7号」とかいう
冴えない名前で公開されるみたいです。
今回の記事の最後の
全塁打はちょっとお下品でした。
では。
よろしくお願いします。