台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

花園夜市2011(1)-台湾夜市8

2011年05月06日 | 台湾


ずーっと、
えらい忙しかったり、ひどい病気だったりして
何も書いてなかったこのBLOG。

今日、GWでたまたまのぞいて見たら
なんと 1日で700以上もの閲覧者の人がいる日もある。

あまりの申し訳なさに
この休暇を利用して少しだけ更新させてもらうことにした。

書かせてもらうのは
台南観光でも一番人気かなと思う
”花園夜市”
の今の様子だ。

大体の感じは
 2005年10月23日 ”新・花園夜市 ” (夜市)
で書いた内容と変わっていないが
屋台の食べ物とかが
かなり新しいものに変わっている。

今回はそこらへんを中心に書いて見る。
( それで、長くなりそうだから
  (1)(2)の 2回に分けさせてもらうのでよろしく )




花園夜市は ”海安路3段 ” にあるけど、
(駅から)タクシーに乗ったり歩いたりして行くと、
公園南路をずっと行って右に道が曲がった先にある
- っていうイメージだ。

泊まりで行く人は、
同じ海安路3段に
”家新飯店”
ができて、清潔で安いから
利用すると良い。




さっそく食い物について適当な順番で書き始める。

以前の花園夜市にも沢山あった
” 葱抓餅(ツォンツァーピン ) ”
- 葱入りの薄いお好み焼みたいなもの
は、
今 行ってみるとぜんぜんなくなって、

上の写真にあるような
”葱餅(ツォンピン )”
- 葱が中に入ったパンみたいなもの
とか
”葱香餅(ツォンシャンピン )”
- 葱入りの厚い揚げピザみたいなもの
に変わっている。

今でも、
普通の町中だったら
”葱抓餅”
の方しか売られていないところを見ると、

みんな、夜市に行くときには
”普通とは少し変わった 夜市でしか食べられないもの”
を求めているのかもしれない。

”葱餅”と ”葱香餅”
どっちも かなりデカいから
夜市で色んな種類のものを食いたい人は
友達と 半分こ か それ以下にしておいた方が良い。




”肉圓( バーワン )”も、
以前主流だった、町中と同じタイプの
15cm直径くらいで 低温でまる揚げしたヤツは無くなって、
一口で食える蒸したものに変わっている。
健康志向かな。

一粒5元で、
中身は、肉/海老/野菜/イカ
が選べる。
一個ずつ四種類でも良いんだ。

汁たっぷりの中につけて食うとなかなかうまい。

こういう丸いの以外に
カドカドしているヤツも売ってるけど
オレはこっちが良いな。





”轟炸氷” っていうのは、
まぁ 簡単に言うと
”アイスクリームの天ぷら” だ。

これは 花園夜市にも無かったし
どこでもそんなに見かけないもんだね。

オレが写真をとろうとしたら
おじさんが
”ちょっとまってな”って 言って
目の前でコロンと1個揚げてくれたんで
買ってしまった。

皮が思ったより薄いんだが、
もうすっかり暑い台南では 結構うまいスナックだ。




”轟炸氷” を紹介したんで
同じようなコンセプトの
”炸鮮奶”
についても書いちゃおう。

こいつは、
少し甘みをおさえたクリームの天ぷら
みたいなもんだが、
パンみたいなものにコンデンスミルクっぽいものを浸して
揚げてあるんだな。
揚げてあっても 色が白くて かわいいルックスだ。

”轟炸氷” は殆どどこでも見かけないが
”炸鮮奶” は 他の色々な夜市にもあるよね。




揚げ物のニューウェーブが続いたので もうひとつ
”蕃薯椪”
っていうのについて紹介。

”蕃薯(ハンシュー)”
は おイモのことだって知ってると思うが
”椪(ポン)”
は丸っこいまんじゅうみたいなもんのことだよ。

サツマイモをすった皮のなかに
少し甘い芋アンをいれたものが入っている。
想像がつきやすい味なんで、日本から来た人なら
同じようなもんで
”地瓜球(甘いイモをふわっと中空に揚げたもの”
の方が楽しいかもしれないな。




上は 日本で言うところの
”アメリカンドッグ”
だが なぜか ここでは
”日式熱狗(日本風ホットドッグ)”
という名前で売っている。

関係ないけど、
この食い物の本来の発祥地のアメリカの呼び名だが、
別に何もトウモロコシとは関係ないのに
”コーンドッグ”
って言っている。

ずっと前から台湾にもある食いもんだが、
ここ最近は、
皮の部分に数ミリ角のジャガイモが混ぜててあって
ゴロゴロした感じに揚げてあるものが
人気になってきている。




さて揚げ物ニューウェーブの最後だが、
”爆醤猪排/鶏排”
っていうのがあって
豚や鶏のカツサイズの揚げ物なんだが、

中にチーズとかタレが入っていて
こってり若い人向けになっている。
( 右上の写真は”爆醤”じゃなくて、
同じ店で売ってる 一口揚げ鶏 の方だよ )




上の写真は
まるっきり正真正銘の ”焼き餅”の屋台だ。
目の前でこんがり焼いてくれて
小豆/ピーナッツ/チーズ 何かの味をつけてくれる。

売ってるおばちゃんも自分で
”やきもち”
って言って、
ちゃんと日本語で説明してくれた。




上の写真の
”春巻”
っていうのは、
本来 清明節(日本でいうお彼岸)の日に食べる
小麦の薄い皮の中に何でもかんでも巻き込んだ
食い物だ。

清朝の太平天国の乱の時に
墓にお供え物をきれいに並べる余裕がなくて
何てもかんでも包んで供えた
- のが起源だっていう説明がある。

ここで売られているものがちょっと違う点は
普通なら生の春巻が
”生蒸包(香港風焼き肉まん)”
みたいに 油焼きにしてある っていう点だ。

こーいうのは 実は初めて見たね。




上は、
これも全く初めて見る
”新彊餅(シンチャンピン)”

新彊 - っていうのは中国の西部の方だ。

オレ的に大雑把な感想だが、
食い物にこの地名がついてる場合は
大概 オレの好きな
コリアンダーの香りがぶいぶいついている。

インドネシア/マレーシア のサテ(焼肉)も
同じ系統の風味だね。

最後には鉄板麺が食いたかったもんで、
ここではセーブして買わなかったんで
本当の味はわからないけど
色んな種類のアンが入った
焼きたての感じはなかなか良いぞ。




この写真の
”無骨鶏脚凍”
は、本当はまるきりのニューウェーブ じゃあなくて
2005年位から広まってきたもんだ。

基本的に
鶏の足(モミジ)の甘辛煮(魯味)だが、

以前あった
骨ありで、しゃぶりついて遊びながら食う
”鳳抓”
に比べて、
すでに骨を抜ききった 薄い足の皮だけを売っている。

オレは 遊びながら食う前のタイプが好きだったが、
状況は常にイージーな方向変わって行く。

今の花園夜市には もう前みたいなモミジを売る店はなくて
こういう骨なし鶏脚の店が沢山出ている。




最後に
食い物以外の遊戯のニューウェーブを紹介して
今回の記事を終わりにする。

上の写真は
ホント ニユーウェーブのビール注ぎゲーム。

箱の中にある3個の蛇口からランダムに
ビールが出てくるので
ジョッキを左右に動かして
そのビールを受ける。

ただしジョッキには底に穴があいていて
うまく 出てくるビールをキャッチしないと
空っぽになってゲームセットだ。

逆に調子よくビールを受け続けて
ジョッキが満杯になれば
次のステージに進める。

オレもやってみたが、
結構面白くて盛り上がれる。

ちなみに 写真の女の人二人は
関係ない人だってば。



さて今回、
花園夜市の新しい食べ物を中心に話をまとめてみたんだが
実に入れ替わりが多かったのに驚いた。

日本の縁日の屋台なんかだと
中国の人が参加してきたりして 多少は新奇なものも見かけるが
大体は
焼きそば、焼き鳥、お好み焼き、フランクなんかの
見慣れたもんが殆どだ。

その理由として、
日本じゃあ 若い人は屋台なんかやらない また、
屋台は 結構縄張りとかの問題があって 普通人は参加しにくい
という様な背景もあると思うが
( 花園夜市は確か小一コマ一晩300元位のショバ代で
商売したい人はどんどん参加できた と思う )

「 夜市/縁日 にいって 変わったものを食いたい! 」
っていう気持ちを
我々消費者側がそれほどもってない
( もしかすると日本人の庶民的
エネルギーレベルが 低くなっているのか)
状況もあるかな

なんぞと思う今日この頃でありました。

次回は
それほど変わっていないミセを中心にじわっと話をまとめる予定。





四日前のヒット数 - 724
一昨昨日のヒット数 - 379
一昨日のヒット数 - 344
昨日のヒット数 - 471

一昨昨日は、ダラリ
一昨日は、ウェイトと6K坂道インターバル。
昨日は、ダラリ
今日は、ウェイトと20分のインターバル。

台湾牛肉泡麺第17口 - 満漢大餐麻辣鍋牛肉麺 ( うまいもの )

2010年08月13日 | うまいもの


   

今日は 2010年の8月の13日。

振り返ってみれば、
最後の話を書いてから
すでに2年近い時間が過ぎちまってる。

転勤とか、家族のこととか
この2年に本当に色々のことがあった。

今回の話は
” 台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズ ”
の最後で、
実はもう2年まえに殆ど書いちゃってたのを
アップせずにほったらかしにしておいたもんだ。

それで前回、
” 一度贊清燉牛肉麺 ”
で書いたとおり
今回でこのシリーズは終わる。

今回はカップ牛肉麺シリーズの最後なんで、
オレが
” いっとう台湾の牛肉麺らしー ”
って考えてる 紅焼の牛肉麺で
総合評価も60点越えになっているヤツを紹介する。

そいつは
一度贊と双璧をなすカップ牛肉麺のナイスなメーカー
” 満漢大餐 ”

” 麻辣鍋牛肉麺、マーラーコーニョウロウメン ”
だ。

” 三商巧富 ”
みたいな甘めの牛肉麺が増えてきているなか、

これぞ 
紅焼牛肉麺 本来の味 - っていうスープの味がするんで
日本へのお土産にも最適だ!




とりあえずは
ビビビっ

とこいつのふたを開けてみると、
中身は一般的な搭載内容の、
揚げ麺、乾燥スープ、調味油、
それにレトルト牛肉のパック
- に加えて



” 麻辣包温度計 ”
っていう香辛料のパックが入っている。

まぁ、オレはこいつも少し入れてこの麺を作るけど
普通の日本の人だったら
これは使わない方が良いだろう。
入れなくっても、
辛いのに弱い人じゃちょっと食えないくらい
辛いからナ。




それから、
レトルトの牛肉パックの中身を
皿にあけてみたら、

一度贊に比べると
量が少なくて
ちょっと煮崩れしてる牛肉が入ってる。

大事なのは、
このレトルトパックの中の汁を
こぼさず全部カップ麺に足すことだ。

こいつで
全体の味の感じが随分変わるからネ。




お湯を入れて3分間、
蓋を開いて中身をぐるぐる混ぜ、
レトルトの牛肉を上にのせてみた。

かなり辛そうな色だし、
臭いも少し鼻に来る。
こいつが うまそうな臭いに思えるようなら
アンタも台湾にゃ長い ってことだね。

一口スープを飲んでみて

「 おー! こりゃ確かに
  台湾の紅焼牛肉麺だなァ♪ 」

って思った。

肉も、
量は少ないが、柔らかく処理がしてあって
クセも少ない。

唯一文句を言いたいのは
やっぱり麺が
いつも言ってるように

「 ヘロヘロだ-。 」
とか
「 グニャグニャぢゃぁ。 」
って感じで離乳食みたいなんだよね。

この一点だけは問題だが
それ以外は大変良好だな。




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

今回の
” 麻辣鍋牛肉麺 ”
は、
スープの点数が過去最高に高いんで、
史上第2位の高得点になった。

スープ以外に麺も悪くないってことで
最高点は先回の
” 一度贊清燉牛肉麺 ”
になったけど、今回のヤツも
堂々の60点越えだ。

実際のところ
オレはこのカップ麺を食うときには
日本のカップ麺の
” 麺職人 ”
みたいなヤツと麺を入れ替えて食っている。

そうすると
本当に台湾のカップ牛肉麺としてオレ的には
最強のモンになるもんネ。

かーちゃんと息子も
何故かこの辛いカップ麺を
スゲー高く評価してるのさ。



この2年間、
忙しくてBLOGを書いてなかったけど
” 台北国際牛肉麺節 ”
も2007年を最後にずっと行ってなかった。

そん時一緒に牛肉麺節に行った
助手の激突君とも
もう連絡も取れ無くなった。

以前このBLOGに登場した
犬のアラシも ウサギのモミも
老衰や病気でいなくなった。

オレ自身だって
いっとう最初に ランニングの記録 のつもりで
BLOGを書き始めたころから
7才も年をくっちまった。

まぁ、
この先どうなるのかは自分でも判らないけど
何か書けるときには書くんで
時々見てみてくれるとありがたいです。

それから、この2年の間に
コメント入れてくれた人には
何も反応しなくて、
本当にどうもすみませんでした。




マレーシアが舞台の青春映画
” ICE KACHNG PUPPY LOVE 初恋紅豆氷 ”
を大遠百で看た。

本当はもう少し前に
封切りになっていたんだが
台湾ではちょっと遅れての上映になった。

KACHNG はマレーシア/インドネシア語で豆のことで
ICE KACHNG は氷小豆みたいなモンで
オレもインドネシアに居る時はよく食った。

可愛い映画なので、
まぁ映画館にまで行かなくても
夜、暇なときに
DVDででも見たら
それで良いんじゃないかな。



じゃあネ!


8月11日のアクセス数 - 337
8月12日のアクセス数 - 341

8月11日の練習 - ジムでウェイトと傾斜トレッドミル5km
8月12日の練習 - 休み

台湾牛肉泡麺第16口 - 一度贊清燉牛肉麺 ( うまいもの )

2008年10月22日 | うまいもの


   

今日は
台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズの
16食目。

前回、
” 味味一品川味麻辣牛肉鍋 ”
で書いたとおり
「 今回と次回でこのシリーズは終わる。 」

それで、
今回と次回は両方とも
カップ牛肉麺としては初めての
総合評価60点越えの
ヤツを紹介するゾ。

今回は
優秀なカップ牛肉麺をどんどん売りに出している
” 一度贊、イットツァン - 台湾語でサイコーの意味 ”
の新製品
” 清燉牛肉麺、チントゥンニョウロウミェン ”だ。

ほとんど紅焼系しかなかった
カップ牛肉麺界にあえて
清燉を投入した一度贊。

最初から言っておくが、
この試みは
どえらい成功してる

そう言ったって
まぁ、カップ麺の話だ
気楽に読んでみてちょんまげ。




とりあえずは
ビビビっ
とこいつのふたを開けてみると、
ほとんど業界初の清燉牛肉麺だが
中身は一般的な搭載内容の、
揚げ麺、乾燥スープ、調味油、
それにレトルト牛肉のパック
- の構成になっている。




それから、
レトルトの牛肉パックの中身を
皿にあけてみたら、

一度贊の特徴が良く出てる
形は不規則だけど、
煮崩れしてない牛肉がいっぱい入ってる。

良い感じだ!

清燉だから、当然煮汁も透明だネ。




お湯を入れて3分間、
蓋を開いて中身をぐるぐる混ぜ、
レトルトの牛肉を上にのせてみた。

スープの色を見ると、ちょっと黄色みがかって
こいつが、いわゆる
” すっきり-上海系 ”
じゃなくて
” 濃厚-蘭州系 ”
の、牛肉のダシがこってり出た
清燉牛肉麺だってことがわかる。

少しだけスパイスをつかってるが
基本は、牛肉だけの
まぁ、日本人にもとっつき易い香りがする。

一口スープを飲んでみて

「 おー! こりゃ確かに
  台北の ” 張家清真黄牛肉麺 ”
  とか、
  新竹の ” 清真牛肉麺館 ”
  で食うみたいな清燉牛肉麺の味を
  うまいこと再現してるなァ♪ 」

って思った。

肉も、他の一度贊シリーズと同様で、
そんなに良い部位ではないが、
とにかくカップ麺にしては
いっぱい入ってる。

それと特に注目したいのはこの麺だ。

オレはいつも台湾のカップ麺の麺のことを
「 ヘロヘロだ-。 」
とか
「 グニャグニャぢゃぁ。 」
とか、
けなしまくってるけど、

” 台南開廟麺 ”

って、特に名売っているこの麺は
コシはそんなにないけど、
ある程度太くて、食感も ”もにょっ” としていて、
他のカップ牛肉麺の離乳食みたいなヤツよりは
はるかにマシだ!




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

今回の
” 一度贊清燉牛肉麺 ”
は、
スープ、牛肉ともに点数が高い上に、
いつもの評価で足を引っぱっている麺も
それほど悪くないから、
すごく高い点数になった。

実際この麺は、
今オレの大のお気に入りで、
よく、買ってきた葱をきざんで入れたりして食っている。
くせも少ないし、
日本人にもとっつきやすい麺じゃないかナ。

 ・・・・・ ただ、
この前、横浜の家に帰ったとき
何個か買って行って
かーちゃんと息子に食わせたんだが、
オレの予想に反して
何故か二人とも
次回報告する
すげー辛いカップ麺の方を高く評価していた。

人の好みは本当に判らネー。
だから、
このレポートを読んだ人は
ぜひ、今回の
” 一度贊清燉牛肉麺 ”
と、
次回紹介するヤツの二つとも食ってみてくれ♪


それでついでに、
今回書いた
” 一度贊 ”
シリーズについてちょっとまとめてみる。

一度賛の今売られている銘柄は、
ライバルの満漢大餐よりはかなり少なくて
下の11種類だ。

濃郁‧勁燉排骨麵
醇釀‧清燉牛肉麵 ○
拱嘴-川味牛肉 ○
拱嘴-五更腸旺
藥膳排骨
藥膳羊肉爐
紅燒牛肉
牛 肉 ○
爌 肉
精燉牛肚
蔥燒牛肚

オレは薬膳以外は全部食ってみたけど、
今回書いた清燉以外は全部かなり辛い。

そしてこのなかじゃあ
やっぱりこのBLOGでも照会してる
右に○印のある3種類が
ウマイなぁ
 - と、思ってたりするんだナ。





さて最後に、
いつもの牛肉泡麺の話と同じで
今回もちょっと
別のものについて書く。

今回の話は、
台湾の海鮮屋さんでよく食べる
” 草蝦、ツァオシャー ”
についてだ。

台湾の海鮮屋に行くと、
日本人はまぁ、そうでもないが、
殆どの台湾ロコは
この草蝦を蒸したものを注文する。

にんにくを効かせて
蒸したヤツもあるけど、
エビの風味が判んなくなるから、
オレは清蒸が好きだナ。

夕暮れ時の夏林路。

暑っついマチにやっと吹いてきた
ちょびっとだけ涼しい風にふかれながら、
露天の海鮮屋で、

こいつをつまみに、
カッキンに冷えたビールをごきゅっと飲めば、

「 あー・・・、ホント台南だなぁ・・・ 」

って
しみじみ思ったりするんよネ。

インドネシアに居たときも、
こいつをよく食った。

皿の上の生きた草蝦にウイスキーをふりかけて、
火をつけたらさっとガラスのボウルをかぶせ、
生きながら蒸し焼きにするんだ。

でも台湾じゃあ、
そんな派手なパフォーマンスはない。
一般的で、ごく地味な食材として、
どこの海鮮屋においてあるもんだ。

高級なミセだと、
プリッとした大きさもそろったヤツが出てくるが、
安いミセなら、
やせたのや太ったの、
でっかいのや小っちゃいのが 混ぜ混ぜで 出てくるから、
他の人に遠慮せず、
うまそーなのから食っちまおう。

日本では
” 草蝦 ”
っていうと、秋の季語で、
本当に緑色の手長蝦のことを意味するんだが、
台湾なんかで食うこいつは、
” ウシエビ ”
っていう、
日本じゃあブラックタイガーの仲間のヤツなんだ。

分類的には
クルマエビの仲間になるけど、
どれも淡水で養殖されてるエビなんで、

まぁ、くれぐれも生食はしないようにナ!

- っていう、
ありがたい注意をして
今回は終わってしまうのであった。


じゃあネ!



10月17日のアクセス数 - 328
10月18ののアクセス数 - 233
10月19日のアクセス数 - 324
10月20日のアクセス数 - 310

10月17日の練習 - 休み(飲んじゃった)
10月18日の練習 - ジムでウェイト&トレッドミル6km
10月19日の練習 - 休み(釣りに行きました)
10月20日の練習 - ジムでウェイトとクロカンマシーン30分

”台湾牛肉泡麺第15口-味味一品川味麻辣牛肉鍋” (うまいもの)

2008年05月25日 | 台湾


   

今日は
台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズの
15食目。

ここまであんまり成績が良くない
” 味味一品 ”
シリーズの最新作
” 川味麻辣牛肉鍋 ”
を食った。

最初から結論を言っとくが、
今回も
” 味味一品 ”
のパフォーマンスはイマイチだった。

だから、
いつも最後に書いている
”オレの好きな台湾の食いモン”
については、
本編とのバランスをとるために
画像3枚使って、
まことに結構なスィーツを紹介するから、
最後までちゃんと読んでくれヨ。




” 川味麻辣牛肉鍋 ”
の中身は、
ほかの一般的なレトルト牛肉入りカップ牛肉麺と同じ
揚げ麺、粉末スープ、調味油
それにレトルト牛肉パックだ。




上の写真が、
レトルトの牛肉パックの中身を
皿にあけてみたもんだ。

前回の、
” 京御満堂 ”
の牛肉と比べれば、
処理が悪くてばらばらになってしまっているのがよくわかる。

においも
味味一品独特のこげっちいようなもんで
ちょっといただけない。




お湯を入れて3分間、
蓋を開いて中身をぐるぐる混ぜ、
レトルトの牛肉を上にのせてみた。

すると、
牛肉の処理も悪く、
臭いも少し変なんだが、
食ってみると、
そんなに悪くはない。

じっくりスープと麺をかみしめると、
「ありゃりゃ、
 これもヒット商品の” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”のコピーみたいだゼ。」

先回の京御満堂も、
葱焼牛肉麺のコピーっちかったけど、
牛肉の質と処理がすごく良くて
評価が高くなったが、
今回はどうなるかナ。




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

まぁ当然だが、
そんなに良い点数は出ていない。

多分オレも
二度とこいつを買いやしないだろうナ。

ごめんよ
前回の記事からだいぶ間もあいたのに
こんな美味くもないカップ麺の話を書いちまって。

それで、
今度こそホントだけど、
この
” 台湾カップ牛肉麺 ”
シリーズは、
あと2回で終わる。

そして、
その2回とも、
過去にはなかった60点越えの
うんま~いヤツを紹介するゾ。

そんでこのシリーズも
怒涛のフィナーレにするヨ!

だから、まぁ、
今回のことには懲りずに
また、
ガンガン見に来てくれよナ!!





さて、
冒頭書いたように
今回はオレの本当のお気に入りの
台湾スィーツについて書く。

そいつは、
台北の基隆路でやっている
” 臨江街夜市 ”
にある
” 九分芋圓 ”

” 削氷、チョアピン ” だ。




削氷の上に、
タピオカみたいなでんぷん系のゼリーをトッピングした食い物は
台湾以外でも
フィリピンやインドネシアみたいな
東南アジアのどこでもよく見られるスィーツだよネ。

でも、
このミセのは
ホントに他のとは全然違うんだ!




どう作ってるのか判らないが、
台湾のねっとりした芋頭を、
QQ感のあるゼリーみたいなモンに
上手に仕上げていて、
またその味が、どえらく濃厚だ。
( もっとショボイやつならどこにでもあるがナ )

削氷と一緒にでてくるんじゃなかったら
ちょっとくどい位の味わいの
その芋圓を、
麦芽糖の蜜やたっぷりの氷と一緒に食うと、
芋や蜜の味が氷にぐぃーんとからんで、

「 ほぇぇぇ~~~、うめーよーォ♪ 」

氷に白玉のっけてる日本の
カキ氷だって、
確かにうまいんだけど、

正直、
汗だくで臨江街夜市を歩いてから
人ごみをかきのけてやっとありつく
この屋台の
” 九分芋圓 ”
の、
” のりょ~っ ”
とした美味さには、
どうやったって、
勝てネーかも知んねーなぁ・・・・


じゃあネ!



5月22日のアクセス数 - 323
5月23日のアクセス数 - 355
5月24日のアクセス数 - 535

5月22日の練習 - ジムでウェイト&トレッドミル6km
5月23日の練習 - 休み
5月24日の練習 - ジムでウェイト&トレッドミル6km

台湾牛肉泡麺第14口 ” 京御満堂紅焼牛肉麺 ”

2008年05月04日 | うまいもの


   

今日は
台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズの
14食目。

前々回
” 一度賛川味牛肉麺 ”
の時、
「 14回でこのシリーズは終わるゼ。 」
とか書いちゃったけど、
前言撤回。
最終回は、もうちょっとだけ後にすることにする。

どしてかっていうと
「 もう、こんでホントに終わってエエかねぇ? 」
って気になったんで、
” 頂好 ” に行ったら、
ちょっと捨て置けないルックスの新製品が
2個ばっかり出てたからだ。

そいつらをパパッと食っちまったら、
最終のヤツの話を書くんで、
まぁ、もうほんの少しの間
お付き合いをお願いしますゼ。




今回食ったのは、
今までレトルト牛肉カップ麺市場じゃ見かけなかった
味王の
” 京御満堂紅焼牛肉麺 ”。

味王ってのは、
なかなか大きな食品会社で、
オレはあまり得意じゃないが、
よく売れている
” 蘆荀汁、アスパラガスジュース ”
なんかを出している。

カップラーメンだと
今までには
” 強棒、チャンポン ”
シリーズなんかを出してたが、
いよいよ、
レトルトカップ牛肉麺の分野に進出してきたみたいだナ。

そんで、
びびびっとこいつのふたを開けてみると
中は、
このタイプとしては一般的な搭載内容の、
揚げ麺、乾燥スープ、調味油、
それにレトルト牛肉のパックだ。




それから、
レトルトの牛肉パックの中身を
皿にあけてみたら、

結構大きめの肉片ばっかりで、
煮崩れもしてなくて
なかなか処理がうまいゾ!

良い感じだ!




お湯を入れて3分間、
蓋を開いて中身をぐるぐる混ぜ、
レトルトの牛肉を上にのせてみた。

肉がしっかりしてて、いかにも
” 牛肉麺 ”
っていう感じのなかなかのルックスだ。

ちょっと焦げっぽい臭いもするけど、
あまり気にならない程度で、
急いでスープを一口飲んでみた。

すると、
「 ありゃりゃ、
  こいつは、日本のカップ麺みてーな味だナ。
   まずくはないが、紅焼牛肉麺とは言いにくいゼ。」
よく考えてみると、
以前から台湾で人気がある
” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”
とよく似た味だ。

だがオレが、
「 おおッ♪ 」
と思ったのは、このレトルトの牛肉だ。

肉の部位も適当で、
煮崩れてないのにとろっと柔らかくて、
味もしみこんでいる。

肉だけに関して言えば、
過去の牛肉泡麺の中で
最高だナ!




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

麺とかスープは、
先に売り出されて人気がある
” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”
のコピーみたいな味だが、
牛肉の評価が全体の点を押し上げた。

結果としては、
意外だけど、過去最高点の
” 満漢大餐珍味牛肉麺 ”
” 一度賛牛肉麺 ”
” 一度賛川味牛肉麺 ”
なんかと同じ点数になっちまったゼ。

上の三つについちゃあ、どいつも、
食って後悔しないたぁ思うけど、

このなかで選ぶとしたら、
オレとしちゃあビミョーに
一度賛牛肉麺  - が好きかナ。

まぁ、
みんなも機会があれば、全部試してみると良いゾ!








さて、
いつもの牛肉泡麺の話の時みたいに
今回も最後にちょっと
別のものについて書くけど

今回の話は、台湾の
” お茶 ”
について少し復習することにする。

よく、
日本人は台湾に旅行したお土産に
お茶を買っていくけど、
実はそれだけだと
ホントに美味しいお茶はのめネー。

道具とかが揃ってれば、
雰囲気も出てベストだけど、
ちょっとだけお茶の入れ方を覚えとくだけでも、
日本茶と同じ入れ方で飲んでるより
格段に美味しくなるんだ。

いい機会だから、
オレの能書きをちょっと聞いてくれ!

要点は下の2つだ。

(1)急須の中に網を入れないで、茶葉を自由に広げてやる。
(2)茶葉をお湯に漬けている時間は1分間だけにする。

なんでかっていうと、

台湾の茶葉は、
日本のより大きい切れが丸めてあるから
お湯に戻すとき、網みたいなものに邪魔されると
すごく出が悪くなって、甘みとか美味しさが
感じられなくなっちゃうんだ。
だから、
じゃまもんがない急須の中で
ふわっと葉を広げてやった方が良い。

それと、
長いこと湯に漬けておくと、
苦味が出たり、美味しさが抜けたりするから、
毎度1分だけお湯に漬けたら、
急須のなかのお茶は別の容器に移しきってしまわないといけない。

こうすると、
大体同じ茶葉で7~8センは美味しくお茶が飲める。
( 3回目位が一番ウマイらしい )

台湾では、
この急須を茶壷=チャーフー、
別容器を茶海=チャーハイ
って呼んでいる。

上の写真じゃあ、
茶海が透明の耐熱ガラス製だが、
こういうんだと、
お茶の色も楽しめて、なかなか良いゼ。

ちなみに、写真の中で
上の茶海に入ってるやや色が濃いのは
発酵が進んだ茶葉の
” 東方美人 ”で
下のが
” 凍頂烏龍 ”
だ。

♪♪ どっちもウマイよ ♪♪


じゃあネ!



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