最近は共同研究も公民館講座もすっかり遠ざかっていたのだけれど、ありがたいお話を戴いたので久しぶりに外で話します。
●「市民大学講座~静岡を学ぶ~ 6大学リレー講座」のお知らせ
静岡市内の6大学が「静岡市」をテーマにユニークな講座をリレー形式で展開します。全部参加するもよし、気になる講座を選んで参加するもよし。ご参加お待ちしています。
■日時: 2009年8月1日~8月29日 13:30~15:00(全6回)
・8/ 1土 「日本の抱える海洋問題」 東海大学 山田吉彦教授
・8/ 8土 「娯楽から静岡市を考えてみよう」 静岡英和学院大学 天野景太講師
・8/11火 「静岡三題噺~お茶・プラモデル・時計~」 静岡大学 小二田誠二教授
・8/18火 「駿府96ヶ町物語」 常葉学園大学 織田元泰教授
・8/22土 「静岡県の特産物で健康長寿をめざそう」 静岡県立大学 木苗直秀学長
・8/29土 「登呂遺跡と遺伝子解析」 静岡英和学院大学短大部 堀江信之教授
■場所: アイセル21(静岡市葵区草深町3-18)3階31集会室
■対象: どなたでも(主として中学生~高校生)50人
■主催: 静岡英和学院大学/静岡英和学院大学短期大学部/静岡県立大学/静岡大学/東海大学/常葉学園大学//静岡市
■受講料:無料
■申込み: 7月13日(月)締切。
往復ハガキに必要事項を記入し、静岡市生涯学習推進課へ送付してください。
往信裏面:郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、参加希望日
返信表面:郵便番号、住所、氏名
送信先: 〒420-8602 静岡市葵区追手町5-1 生涯学習推進課宛
■問合せ: 静岡市生涯学習推進課(Tel 054-221-1207)
わはは。
自分だけ目立たせてみました。
チラシはこちら( 中高生用(申込用紙つき)・ 一般用 )
一日だけ、と言うのもアリだそうです。
織田先生と私は平日なので、ちょっと受講者少ないんじゃないかと心配しています。
とはいえ、織田先生は静岡教育界、郷土史界のビッグネーム、私は無名の新人で、しかもお盆休みの週……。
座席に空きがある場合は〆切期限後でもOK、当日でも聴講OK。
との事ですが、なるべく事前の申込を!
このお話を戴いたのは5月下旬。
どういう経緯で私に決まったのかよく判りませんが、企画そのものが面白そうだったので、引き受ける事にしました。
担当の方のメールからちょっと引用。
この講座は当初、中学生、高校生に、静岡の大学でどのようなことが学べるのか、進路を考える機会を作りたい、という思いから、各大学様に投げかけさせていただきました。
検討の中で、学生だけで集めるのは難しい、社会人の大学回帰も考慮して対象は「どなたでも」になりました。
けれど、学生に「自分の学び」に興味を持っていただく生涯学習事業作りをしたいという原点に立ち、学生向けの広報をもっと力を入れたいと思います。
こういう視点でのイベントって、実は案外少ないような気がします。
知らないだけかな。
大学が主催するオープンキャンパスや、○○大学フェアみたいなものは結構盛んです。
大きな催事場を使っていろんな大学が宣伝ブースであれこれ、というようなイベントも時々あります。
しかし、市が主催し、市内の大学の教員がじっくり講義をする、それを、受験生やその関係者たち、市民の皆さんが一緒の空間で聴講するというのは結構珍しい。
それは、我々にとっては「大学で学ぶこと」の面白さ、深さを知って貰うチャンスであり、若者たちにとっては、進路について考えるヒントであり。
そして、それを市が主催する事で、「地域の大学に進学してみよう」、という意識が少しでも生まれてくるなら、これは、直ぐに目に見える成果は出ないかも知れないけれど、長い目で見たら官学連携のあるべき姿なんじゃないかな、と思うのです。
静岡の優秀な受験生たちは、偏差値などの輪切りの中で、大都市の有名大学に出て行ってしまう。
そういう受験システムとは別に、地域の大学には、それぞれ、その大学特有の魅力も特徴もある。
そのことをまず、地域の人たち、受験指導する教員たち、そして何より受験生たちに知って欲しい。
流通している受験情報はそういう事について不十分であったし、統一的な「学力」を過剰に意識していた入試の仕組みにも問題があったのではないかと思います。
言語文化学科の入試問題については、また別に書く予定ですが、こういう機会に、地域の人たちと大学人とが少しでも相互理解を深められれば、と思っています。
これも、ちょっと別件ですが、最近、高校生のお母さん数人とお話しする機会を得ました。
こういう場でも、受験システムや入試問題情報などについてはそこそこご存じでも、大学の教育の中身については殆ど伝わっていない印象を受けました。
そういう皆さんにも、是非こういう機会に地元の大学の教師の講義を聴いて頂きたい。
また、もし、日常的に時間が取れるようなら、受験生のご家族が、「市民開放授業」の制度を利用して、大学の講義を実際に聴講し、授業内容や学生の空気を実感してみたら良いと思うのです。
そうしたらきっと、「偏差値では東大に劣るけれど、ウチの子にも、こんな雰囲気の中で、こんな授業を受けさせてやりたい」と思って頂けるのではないかと。
逆に「こんな大学にウチの子供はやれない」と思われてしまうかな……。
さて、長くなりすぎたので、私の講義の内容についてはまたあとで。
ちょっと新ネタあり。
中高生から郷土史家まで、愉しんで頂ける内容です(見込み)。
お見逃し無く!!
【参考】
学際とか総合とか教養とか。
関連産業
静岡市内の6大学が「静岡市」をテーマにユニークな講座をリレー形式で展開します。全部参加するもよし、気になる講座を選んで参加するもよし。ご参加お待ちしています。
■日時: 2009年8月1日~8月29日 13:30~15:00(全6回)
・8/ 1土 「日本の抱える海洋問題」 東海大学 山田吉彦教授
・8/ 8土 「娯楽から静岡市を考えてみよう」 静岡英和学院大学 天野景太講師
・8/11火 「静岡三題噺~お茶・プラモデル・時計~」 静岡大学 小二田誠二教授
・8/18火 「駿府96ヶ町物語」 常葉学園大学 織田元泰教授
・8/22土 「静岡県の特産物で健康長寿をめざそう」 静岡県立大学 木苗直秀学長
・8/29土 「登呂遺跡と遺伝子解析」 静岡英和学院大学短大部 堀江信之教授
■場所: アイセル21(静岡市葵区草深町3-18)3階31集会室
■対象: どなたでも(主として中学生~高校生)50人
■主催: 静岡英和学院大学/静岡英和学院大学短期大学部/静岡県立大学/静岡大学/東海大学/常葉学園大学//静岡市
■受講料:無料
■申込み: 7月13日(月)締切。
往復ハガキに必要事項を記入し、静岡市生涯学習推進課へ送付してください。
往信裏面:郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、参加希望日
返信表面:郵便番号、住所、氏名
送信先: 〒420-8602 静岡市葵区追手町5-1 生涯学習推進課宛
■問合せ: 静岡市生涯学習推進課(Tel 054-221-1207)
わはは。
自分だけ目立たせてみました。
チラシはこちら( 中高生用(申込用紙つき)・ 一般用 )
一日だけ、と言うのもアリだそうです。
織田先生と私は平日なので、ちょっと受講者少ないんじゃないかと心配しています。
とはいえ、織田先生は静岡教育界、郷土史界のビッグネーム、私は無名の新人で、しかもお盆休みの週……。
座席に空きがある場合は〆切期限後でもOK、当日でも聴講OK。
との事ですが、なるべく事前の申込を!
このお話を戴いたのは5月下旬。
どういう経緯で私に決まったのかよく判りませんが、企画そのものが面白そうだったので、引き受ける事にしました。
担当の方のメールからちょっと引用。
この講座は当初、中学生、高校生に、静岡の大学でどのようなことが学べるのか、進路を考える機会を作りたい、という思いから、各大学様に投げかけさせていただきました。
検討の中で、学生だけで集めるのは難しい、社会人の大学回帰も考慮して対象は「どなたでも」になりました。
けれど、学生に「自分の学び」に興味を持っていただく生涯学習事業作りをしたいという原点に立ち、学生向けの広報をもっと力を入れたいと思います。
こういう視点でのイベントって、実は案外少ないような気がします。
知らないだけかな。
大学が主催するオープンキャンパスや、○○大学フェアみたいなものは結構盛んです。
大きな催事場を使っていろんな大学が宣伝ブースであれこれ、というようなイベントも時々あります。
しかし、市が主催し、市内の大学の教員がじっくり講義をする、それを、受験生やその関係者たち、市民の皆さんが一緒の空間で聴講するというのは結構珍しい。
それは、我々にとっては「大学で学ぶこと」の面白さ、深さを知って貰うチャンスであり、若者たちにとっては、進路について考えるヒントであり。
そして、それを市が主催する事で、「地域の大学に進学してみよう」、という意識が少しでも生まれてくるなら、これは、直ぐに目に見える成果は出ないかも知れないけれど、長い目で見たら官学連携のあるべき姿なんじゃないかな、と思うのです。
静岡の優秀な受験生たちは、偏差値などの輪切りの中で、大都市の有名大学に出て行ってしまう。
そういう受験システムとは別に、地域の大学には、それぞれ、その大学特有の魅力も特徴もある。
そのことをまず、地域の人たち、受験指導する教員たち、そして何より受験生たちに知って欲しい。
流通している受験情報はそういう事について不十分であったし、統一的な「学力」を過剰に意識していた入試の仕組みにも問題があったのではないかと思います。
言語文化学科の入試問題については、また別に書く予定ですが、こういう機会に、地域の人たちと大学人とが少しでも相互理解を深められれば、と思っています。
これも、ちょっと別件ですが、最近、高校生のお母さん数人とお話しする機会を得ました。
こういう場でも、受験システムや入試問題情報などについてはそこそこご存じでも、大学の教育の中身については殆ど伝わっていない印象を受けました。
そういう皆さんにも、是非こういう機会に地元の大学の教師の講義を聴いて頂きたい。
また、もし、日常的に時間が取れるようなら、受験生のご家族が、「市民開放授業」の制度を利用して、大学の講義を実際に聴講し、授業内容や学生の空気を実感してみたら良いと思うのです。
そうしたらきっと、「偏差値では東大に劣るけれど、ウチの子にも、こんな雰囲気の中で、こんな授業を受けさせてやりたい」と思って頂けるのではないかと。
逆に「こんな大学にウチの子供はやれない」と思われてしまうかな……。
さて、長くなりすぎたので、私の講義の内容についてはまたあとで。
ちょっと新ネタあり。
中高生から郷土史家まで、愉しんで頂ける内容です(見込み)。
お見逃し無く!!
【参考】
学際とか総合とか教養とか。
関連産業
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