今年度から、半期15週完全実施ということで、月曜の授業は7/30(水)まであるという、ちょっと酷な日程なのだけれど、逆に金曜は祝日にも引っかからず、7/17で終了。
最終回は、例年通り、公開の発表会です。
既に何度か報告しているように、今年度は3グループが活動中。
それぞれ、本当の“最終”は、例によって年度末になりそうですが、かなり面白い事になっています。
掛け値無し、見逃したら損です!
個々の詳細について、それぞれの学生達が紹介文を書いてくれました(アッパレ会広報用)。
みんなの思いが伝わりますように。
【HAGO】
「地方小出版の未来」というテーマでプロジェクト研究をしています、TEAM.HAGO(チーム・ハゴ)です。わたしたちは、静岡の地方小出版である羽衣出版へ取材に伺ったり、静岡の誇れる出版の歴史を調査したりしています。そして、それらを未来へつなげる活動をしています。
先日、羽衣出版・松原さんの紹介で、名古屋で書店「マイタウン」を経営し、ご自分で出版も行っている舟橋武志さんをお招きして講演会を行いました。準備期間は短かったのですが、アッパレ会のみなさんのご協力もあり、約50人に来ていただくことができました。来場者から、「舟橋さんの生き方に感銘を受けた」「自分の好きなことをモノにしたくなった」「本を出版したくなった」などのお言葉をいただきました。
この講演会を一通過点として、今後、羽衣出版から本を出し、地方小出版界再興の起爆剤となるべく尽力します。
【鶴堂】
私たちの班は、静岡ゆかりの左官職人にして鏝(こて)絵師の森田鶴堂にスポットを当てて研究を行っています。
左官職人とは壁を塗る職人のことで、鏝絵はその左官職人が壁を塗る時に使う鏝で漆喰を使用し描く立体的な絵のことをさします。
私たちが調べている鶴堂は、鏝絵を芸術の領域にまで昇華させたとして有名な伊豆長八と並んで称されるほどの技術の持ち主でした。しかし、長八に比べると、鶴堂の知名度は低いのが現状です。そこで、私たちはなんとか鶴堂の人間味あふれる作品の素晴らしさや、あまり知られていない左官職人の技術を多くの人に広めて行きたい、と思っています。
そのために現在、静岡市の安立寺や渡邉家の持仏堂「不去来庵」に残っている作品や鶴堂のご子孫が保存している作品を調査、整理しています。最終的には安立寺で、作品の展示会を兼ねた活動の報告会を開くことを、今の目標として頑張っています。
【GEAR】
私たちは、かつて静岡の地場産業であった時計・オルゴール産業について調べています。
具体的には、静岡市長沼にわずか2年間のみ存在した会社「富士時計」と、そこから独立したとされる「フジ・オルゴール」について調査をしています。
人材の宝庫だった富士時計には、今日の県内の会社や産業を支えている多くの人々がいました。その中の一人である某カリスマ時計職人は、工場の跡地近くで現在個人の時計店を営んでいます。彼にとっては、それほどに思い出深い会社だったようです。
また、富士時計の才能と技術を受け継いだフジ・オルゴールも、製品の輸出を目的として活動していました。
今後は、富士時計やフジ・オルゴールへ関わってきた"富士会"の人々を集めた同窓会を行うこと。そして多くの人に、かつての静岡の地場産業を知ってもらい、思わず誰かに話したくなるよう感じてもらうことを目的として活動していきたいと考えています。
“静岡の文化”09年度 最終報告会
日時:09,7,17(金) 16:05~17:35
場所:静岡大学人文学部E201教室
静岡大学バス停・第一食堂から一番近い、外に螺旋階段のある2階建ての建物です。
案内図、左上方。
* 事前申し込みは不要です。
* この教室では、前後に通常の授業があります。迷惑にならないようお願いします。
* 早めに到着した方は、キャンパスミュージアム特別展、図書館・第一食堂・生協購買部などをご利用下さい。
最終回は、例年通り、公開の発表会です。
既に何度か報告しているように、今年度は3グループが活動中。
それぞれ、本当の“最終”は、例によって年度末になりそうですが、かなり面白い事になっています。
掛け値無し、見逃したら損です!
個々の詳細について、それぞれの学生達が紹介文を書いてくれました(アッパレ会広報用)。
みんなの思いが伝わりますように。
【HAGO】
「地方小出版の未来」というテーマでプロジェクト研究をしています、TEAM.HAGO(チーム・ハゴ)です。わたしたちは、静岡の地方小出版である羽衣出版へ取材に伺ったり、静岡の誇れる出版の歴史を調査したりしています。そして、それらを未来へつなげる活動をしています。
先日、羽衣出版・松原さんの紹介で、名古屋で書店「マイタウン」を経営し、ご自分で出版も行っている舟橋武志さんをお招きして講演会を行いました。準備期間は短かったのですが、アッパレ会のみなさんのご協力もあり、約50人に来ていただくことができました。来場者から、「舟橋さんの生き方に感銘を受けた」「自分の好きなことをモノにしたくなった」「本を出版したくなった」などのお言葉をいただきました。
この講演会を一通過点として、今後、羽衣出版から本を出し、地方小出版界再興の起爆剤となるべく尽力します。
【鶴堂】
私たちの班は、静岡ゆかりの左官職人にして鏝(こて)絵師の森田鶴堂にスポットを当てて研究を行っています。
左官職人とは壁を塗る職人のことで、鏝絵はその左官職人が壁を塗る時に使う鏝で漆喰を使用し描く立体的な絵のことをさします。
私たちが調べている鶴堂は、鏝絵を芸術の領域にまで昇華させたとして有名な伊豆長八と並んで称されるほどの技術の持ち主でした。しかし、長八に比べると、鶴堂の知名度は低いのが現状です。そこで、私たちはなんとか鶴堂の人間味あふれる作品の素晴らしさや、あまり知られていない左官職人の技術を多くの人に広めて行きたい、と思っています。
そのために現在、静岡市の安立寺や渡邉家の持仏堂「不去来庵」に残っている作品や鶴堂のご子孫が保存している作品を調査、整理しています。最終的には安立寺で、作品の展示会を兼ねた活動の報告会を開くことを、今の目標として頑張っています。
【GEAR】
私たちは、かつて静岡の地場産業であった時計・オルゴール産業について調べています。
具体的には、静岡市長沼にわずか2年間のみ存在した会社「富士時計」と、そこから独立したとされる「フジ・オルゴール」について調査をしています。
人材の宝庫だった富士時計には、今日の県内の会社や産業を支えている多くの人々がいました。その中の一人である某カリスマ時計職人は、工場の跡地近くで現在個人の時計店を営んでいます。彼にとっては、それほどに思い出深い会社だったようです。
また、富士時計の才能と技術を受け継いだフジ・オルゴールも、製品の輸出を目的として活動していました。
今後は、富士時計やフジ・オルゴールへ関わってきた"富士会"の人々を集めた同窓会を行うこと。そして多くの人に、かつての静岡の地場産業を知ってもらい、思わず誰かに話したくなるよう感じてもらうことを目的として活動していきたいと考えています。
日時:09,7,17(金) 16:05~17:35
場所:静岡大学人文学部E201教室
静岡大学バス停・第一食堂から一番近い、外に螺旋階段のある2階建ての建物です。
案内図、左上方。
* 事前申し込みは不要です。
* この教室では、前後に通常の授業があります。迷惑にならないようお願いします。
* 早めに到着した方は、キャンパスミュージアム特別展、図書館・第一食堂・生協購買部などをご利用下さい。
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