Kon-Chan's Scale Modeling Life

航空機模型を中心にしたページです

1/48 UH-34

2018-09-24 19:43:44 | 1/72・1/48・1/35 Helicopters
「ライト・スタッフ」を読んだりしてたので、あまりすすんでいません。

コンソールは透明パーツとなっています。インストには無いですが、メーターのデカールを裏から貼って、ガラス部分を丸く残して塗り分けてやると、メーターパネルがそれっぽく再現できます。このキットは、さりげなく上級工作の余地が残してあるのが面白いです。



シートベルトはエッチングが付いていますが、中華系のキットでよくある厚みのある真鍮製で、正直なところ扱いづらいです。金具のところだけ使って、ベルト部分は他の素材にした方がいいかも。


1/48 UH-34 featuring "The Right Stuff"

2018-09-15 22:15:05 | 1/72・1/48・1/35 Helicopters
仮組みしてゲームプランを練ります。エンジンはネットで写真がけっこうあるので、コーデイングを追加すればそれらしく作れそうです。ポイントとなるのはエンジン周囲のメッシュ部分ですが、キットにエッチングが入っています。初級者は機体の該当箇所に上から貼ってスミ入れしてください、腕に自信がある方は機体を繰り抜いてメッシュを固定しては如何?となんだか挑まれているような気がします。機体のリベットも凹モールドでありますが、どうにも数が少なくて物足りません。キャビン内部もあっさりしていますので、壁面など見えるところは手を加えましょう。



H-34シリーズは、ベストセラーでありながら地味な存在です。唯一(?)活躍するのが映画「ライトスタッフ」で、宇宙から帰還して海面に着水した2号カプセルをフックで回収しようとするシーン。しかしこの時、開いてしまった脱出ハッチから海水が入ってカプセルが重くなってしまい回収を断念、カプセルは海没してしまいます。これが「事故で沈んだのか」「飛行士の過失で沈めてしまったのか」は明らかではありません(飛行士の過失を匂わせてはいますが)。ここまで書いて、映画「ライトスタッフ」はエンターテイメント性が高い作りなので、このエピソードは本当にあったことなのか?という疑問が。。。早速図書館でトムウルフの原作本を借りて読んでみました。1981年出版です。

読んでみると、このエピソードはほぼ原作どおりでした。回収にあたったヘリがH-34(S-58)とは書かれていませんが、「ハントクラブ1」というコードネームは原作通り。映画で当事者がその後もメンバーの一人として普通にいることにやや疑問を感じましたが、原作によれば「失敗」といえば宇宙計画(とそれを推進する政権)が否定されることになってしまう情勢下、そこは責めないといういわゆる忖度があったと説明されています。

この映画はイェガーに感情移入したくなる作りですが、歳を食ってから観ると、自らがピエロとわかっていながら使命を果たす宇宙飛行士達の成熟した態度に感心したくもなります(オトナになったってやつですね)。

1/48 UH-34

2018-09-02 16:57:00 | 1/72・1/48・1/35 Helicopters
結局ここへ帰って来る。。。

サークルのメンバーから安く譲ってもらった。モノクローム(トランぺッター)のUH-34。このシリーズはMRC/ギャラリーモデルとして海外展開されているようです。



今回は私の禁断領域である「エンジン」をやります。私は模型は好きですがメカニズムにはあまり興味が無く、自家用車のボンネットを開けたことも殆どありません。このキットにはR-1820星型エンジンが入っていますので、それをベースにやってみたいと思います。