カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

藤沢周平 『春秋の檻 獄医立花登手控え①』 講談社文庫

2016-05-03 16:04:56 | 本日の抜粋
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「ひと口に囚人といっても、いろいろな人間がおるようですな。一見して世に仇なす極悪人といった男も見ましたが、どう見ても人を殺したとは思えぬような、分別ありげな男もおる。ひとに罪を犯させるのは何かと、つい考えさせるところが、牢にはあるようですな」
  ***** 

何でもない抜粋部だが、まだ世間ずれしていない青年医師の主人公が、獄医という特殊な立場ゆえに様々な犯罪者に出会い、好奇心とおせっかいと正義感で人間理解を深めていく。
まあ、主人公が柔術の達人という解決法があるにせよ、主人公と同時並行で人間学を学ばせてくれる。
娯楽仕立てだけに次を読みたくなる。



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