カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

年末雑感

2015-12-31 17:46:13 | 本日のしりきれとんぼ
画像は森山知己という日本画家の〝水の記憶シリーズ〟より。

さて今日は大晦日。
一年の反省として思いっきり暗い話をしよう。
そして明日は元旦。
思いっきり明るい話をしよう、したい。

年末報道はこの一年を振り返る特集をしている。
でも、あちこちのチャンネルの何処も福島原発事故を真正面から取り組もうとしているものはない。意図的なものを感じざるを得ない。
現在進行形で放射能が大量に放出され、太平洋を介して地球規模で汚染し続けているというのに、、、、。
現在進行形で避難民の困難が累積しているというのに、、、、。


今日、大晦日の話は、それに関係なさそうで関係大有りなアラル海消滅の話。


50年前には世界第4の規模であったアラル海、ウズベキスタンとカザフスタンにまたがり琵琶湖の100倍の面積を誇っていた。
それが、旧ソ連による綿花栽培のための灌漑工事によって川からの水の流入が途絶えてしまった。

水量を失った湖は塩分濃度が濃くなり、やがて魚などが住めなくなり、砂漠と化してしまった。
当然そこには膨大な数の生活難民が出現する。

自然界がもたらす絶妙なバランスが、近視眼的人間の欲望によって破壊されていく好例である。

生き物にとって必要なのは石油ではなく、水なのだ。
そんな単純な道理が目先だけの利潤追求によって歪められる、、、。

高橋源一郎 『官能小説家』 朝日新聞社

2015-12-29 17:56:07 | 本日の抜粋
相変わらず、源一郎さんの小説は訳がわからん!
自分の思考のために、明治時代の文豪、夏目漱石や森鴎外を現代に呼び寄せ、会話なんかしちゃってる。
日本文学の発祥を現代文学がどう捉えればいいのか?
なんて、問いを携えているのかもしれない。
でもって、樋口一葉と森鴎外を時間差関係なく恋愛状況に持ち込み、文学者のあらぬ本性を暴き出してもいる。

で、結論としては、文学者のあらぬ本性とは、我々が身近に携えてる感情や、さりげない行動への敗北宣言である。
なんちっち、、、。


  *****
 ――誰でも、いいかい。恋愛している時に、恋愛のことは書けない。みんな終わってしまってから書く。好きだった。でもダメだった。愛してた、でも捨てた。戦争をしている時に、戦争のことは書けない。みんな終わってから書く。戦争に行った、ころした、ごめん。ただもう生きてるだけだって、その時には書けない。少したって、そのことが終わってから書く。生まれた、いじめた、ぐれた、いろいろあった、ごめん。

 ――みんな加害者みたい。 

 ――被害者でも一緒だよ。生まれた、いじめられた、傷ついた、いろいろあった、そのせいでこんなになった、ごめん。みんないい訳だ。ぼくたちは現場でなにもできなかった。ただ見ていた。どこが現場かわからなかった。現場に行き損ねた。現場から逃げた。そういうわけで、現場で起こったことを脚色してお伝えします。みんな言い訳だ。そして、言い訳の他にぼくたちが書くことはなにもないのだ。
  *****



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『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』 鬼木豊監修 真木孝子著 アスコム

2015-12-27 20:21:02 | 本日の健康談義
ふくらはぎを揉むといいよ。
たった一行で終わる話を200ページにまで膨らましたのがこの本である。
そのために、万病を治せるとまで豪語しだした。
おかげで、TVでも好意的に取り上げられ、100万部のベストセラーになったそうな、、、。

著者はもっと謙虚にものを言うべきである。
無責任な出版社やメディアにそそのかされた面もあるかも、、、。

確かに、ふくらはぎは第2の心臓と云われ非常に重要だ。

元気に立ち動いているうちは勝手に働いてくれる。
問題は歩けなくなったり、現代生活でのひどい運動不足の場合だ。

心臓の役割は血液を末端まで届けることだけ。
帰り道の静脈やリンパ管には関与しない。

じゃあ、帰り道はどうしているか?
深い所にある静脈は動脈と伴走している。
動脈の拍動によって圧迫を受ける。
静脈とリンパ管には弁が付いていて逆流しない。
押されれば液体は心臓へと向かうように出来ている。
浅い所にある静脈やリンパ管は筋肉の収縮による圧力で。

だから、筋肉量の多いふくらはぎを揉むのは血流やリンパの流れを助けるのに効果的なのだ。
そして、予想もしない効果だってありうる訳だ。
人の体、血流だけが頼りなのだから、、、。

でも著者さん、言い過ぎの断定はブー!




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まあ、何と言いましょうか?腰痛、のサーデーぼう

2015-12-26 20:42:25 | 本日の患者さん
サーデーぼうは腰に弱点を持っている。
腰椎の後湾だ。
その件に関してはご本人もしっかり自覚して生活している。
何とか大事に至らぬよう、努力はしていた。

ある日、サーデー坊に親族からメールが入った。
その親族が主催するデパートでの催し物を助っ人して欲しいと。

ホイホイと安請け合いしたサーデーぼう。
デパート業務に疎かったようである。

そこで出くわしたのは、ひたすら背筋を伸ばしている事を強制される世界。
数日、背骨を理想的に伸ばし続けたサーデーぼう。
直後激しい腰痛に見舞われることになった。

正しい姿勢は良いが、ご本人の現状を無視して求めると悲惨な結果を招く、、、。



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『あひるの空』 日向武史 講談社

2015-12-25 19:40:08 | 本日の漫画
いつも感心させられるのは、この手の漫画の導入部分だ。
うん?この手って、、、?
熱血根性スポーツ漫画だ。
『あひるの空』の場合はバスケットボール。

チビでドジで喧嘩なんぞは徹底的に弱いが、負けん気と根性とバスケに対する愛情だけは誰にも負けない。
そんな主人公が、いつしか非行少年たちを最高のプレーヤーに仕立て上げる。
もちろん、無意識で。

非行少年の内面の真実を、実は多くの我々が無自覚の内に、発揮できないが持っているので『あひるの空』は大ヒット作となった。
我々は導かれる人となる。

この漫画を本当の意味で支えているのは、、、。
コミック版第3巻の一場面。
主人公と離れて、重い病いと闘病している母は、かつての女子バスケ代表選手。







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ノンちゃんの感傷

2015-12-22 20:11:52 | 本日のしりきれとんぼ
私はノンちゃん。
徳さんとこに住んでるオカメインコだよ。

こないだは、おばあちゃんが亡くなってご愁傷様。
ノンちゃん、ほんとに寂しいよ。

ここ最近は、セロ&ニーニャなんて新参者の猫兄弟がやって来て大きな顔をしている。
ニーニャなんか、私の鳥かごの上にドサリと乗ってきて、そこでうたた寝なんかするんだよ。
ノンちゃんの何倍もある物体が屋根の上を塞いじゃう。
不愉快ったらありゃしない。

でも、夜の数時間、セロ&ニーニャのコンビを部屋から追い出して籠から出してくれ、ノンちゃんの好きなようにさせてくれる時間を作ってくれるので、まあ、我慢するか。

そうだった。
その時間に、机の上に差し出されたおばあちゃんの腕の上を、よく、行ったり来たりして遊んだもんだったな。
おばあちゃんはマッサージされるようで気持ちがいいって喜んでいたけど、ノンちゃんはおばあちゃんの枯れ枝のような腕が好きだっただけなんだ。
でも、そのおばあちゃんの枯れ枝がなくなってしまった、、、。

ノンちゃん、弱いもんの味方なんだ。



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古山高麗雄 『プレオー8の夜明け』2 講談社文芸文庫

2015-12-20 17:21:20 | 本日の抜粋
この作品集は古山高麗雄が第二次対戦で東南アジア各地を転戦し、最後は捕虜となった経験が元になっている。
というより、古山高麗雄は終生この間の戦争体験を引きずった人だった。

だから、当然、従軍慰安婦の描写もある。
「白い田圃」より
  *****
私はまだ二十六だ。性欲がないわけではない。だが軍隊の慰安所という所には、あまり行きたいとは思わなかった。私は一度しか、そこへ行ったことがない。私が接したのは、おそらく私より十も年上の、梅子という女だった。兵隊たちは梅子のことを、梅干ばばあ、だとか、梅干、だのと読んでいる。(中略)私が梅干を選んだのは、彼女だけは順番争いの対象になっていなかったからだが、私は梅干のチョン髷を見ながら、寂しい想いになった。おれも、梅干も同じようなものだ。私たちは何千回となく、キャーラー(敬礼のこと)や、こらさんや(下級兵隊の任務である荷物担ぎのこと)をやらされているわけだし、彼女たちは何千回となく、性交をやらされているわけだ。拉致されて、屈辱的なことをやらされている点では同じだ。梅干は徴用されたとき、コーパ(工場)へ行くのだと思っていたのだそうだが、私たちが徴兵を拒むことができなかったように、彼女たちも徴用から逃げることはできなかったのだ。そんなことを思っていると、どうにも気が滅入ってしまうのだった。 
  *****

最近の政治は問題のすり替えをして、論点をずらし、本質的な事をうやむやにする傾向が顕著だ。
消費税10%への増税は、軽減税率の適用範囲問題に矮小化して展開される、、、。(もっとも、これは安保法案改定の目くらましの面も強い)
従軍慰安婦問題も、国家による強制連行があったか無かったか、などと問題がずらされてしまっている。

軍の派兵には従軍慰安婦が必要不可欠だという男の理屈がまかり通っていること。
戦中、中曽根が内務官僚としてその事に腐心したと自慢気に回想録に書いてあると聞いたことがある。
(徳さん、そんなもん読みたくないもんね)
最近では橋下が似たような事を吠えていたのをテレビで見たことがある。

彼女らが徴用から逃れられなかった事。
彼女らの意志は一切尊重されなかった事。
戦後、彼女らに敬意が向けられなかった事。
そして、彼女らに対する補償も顧みられなかった事。

考えなければならない事は、無限大に多いはずだ、、、、。




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古山高麗雄 『プレオー8の夜明け』 講談社文芸文庫

2015-12-19 18:42:20 | 本日の抜粋
安倍坊とそのお仲間たちは戦争を知らない世代だ。
今、彼らが代表して、その世代の一部が吠えている。
なんか信念らしきものがあるようだ。

でも、胡散臭い。

ついこの間まで、自民党にも他の保守派にも戦争体験者がいた。
彼らは一様に反戦主義者だった。
戦争を現実に体験すれば、だれでも反戦への願いを強く持つ。
世俗のホコリをたくさん被ってはいたが、国民はある意味安心して保守に一票を投じた。
だって、利権構造があるんだもん!

安倍坊とそのお仲間たちが卑劣なのは、そんな先輩たちの引退を待って行動を始めた事だ。

そまでの間に論争、討論は一切なし。
自らの主張を、体験に基づく思想にぶつけた事なんてない。
負ける事が分かっていると、彼らは蛹という変態術を駆使する。
けっして歯向かえない相手が死ぬまでじっと待つ。


だから彼らの主張は、中身のない張り子の虎。
猛々しいけど内臓は持ってない。

でも、悲しいかな、現実の権力を握っているのは、安倍坊とそのお仲間たち、、、。


という事で、徳さんは戦争を扱った本をなるだけ読むようにしている。

以下は、「白い田圃」より

  *****
緑色のロンジーの女が、背丈から判断して、十ぐらいの女の子の手をひいて飛び出した。女の子は、ピンクのロンジーをつけていた。
「あれも撃ちますか」一瞬、小原が逡巡した。
「撃て、射撃練習じゃ」尾形は言った。
「今度は、自分に撃たせてください」
 とっさに私は、重機にしがみついた。小原は私に、おめえ撃つか、と言ってゆずってくれた。私は、目標の三メートルはど後方を狙って撃った。緑とピンクのロンジーは、ときどき転びながら、右手の林に向かって駆けて行った。
 大沢が、私の尻を蹴った。
「なんじゃ、おまえ、当たらねえでねえか、この、でこすけ」
 大沢は、私の腹の下に靴を入れて、私を重機から引き離した。
  *****

戦争現場での反戦行動だ。

でも、現実はこんな事が続くわけはない。
やむを得なく、上司の命令とのもとゲリラと見なされたものの処刑に手を出さざるをえなく場面にも遭遇する。




本日のおまけ

ご本人の弱々しい兵隊姿を主人公にした戦記物だが、騙されてはいけない。
古山高麗雄は、あの抵抗することの困難だった戦前の時期を、反戦、無頼で通した人だったのだ。

以下、「古山高麗雄の面目」というブログからの引用。

  *****
古山は、妻とは別れて暮らしていた。妻は神奈川県にある古い自宅に住み、古山本人は東京青山のマンションを借り、ここを根城に執筆活動やら競馬場通いをしていたという。古山は洗濯物が溜まるとダンボールに詰めて妻宛に送り、妻はそれを洗濯して、また、ダンボールに入れて送り返すという生活を20年以上続けていたそうである。

別居状態にあった妻が亡くなったとき、古山は激しく動揺した。長女はこのときの父について次のように書いている。

「母の遺体が搬送された病院では、父はただうろたえてオロオロしているだけのおじいさんのようで、あんな姿を見るのは、生まれて初めてのことでした」

妻が死んでから、古山は抜け殻のようになった。彼は青山のマンションを引き払って神奈川県の自宅に戻り、一人暮らしの生活をはじめたのだが、いつの間にか、彼は自分の部屋ではなく、妻の部屋で寝起きするようになった。寝るとき使用する布団も、妻が亡くなるときに使っていたものだった。

長女は実家近くの主婦から、玄関に新聞が溜まっていると知らされたとき、父が死んだと直感した。彼女が実家に駆けつけると、父は風呂から出てパジャマに着替えるところだったらしく、半裸の格好のまま母の布団の上で死んでいた。


ある日、古山は安岡を一流のレストランに連れて行った。

<……店の中はかなり立て混んでいた。ボーイたちは急ぎ足に、しかし歩調正しく白い蝶の飛ぶように動きまわっていた。毛のふさふさと生えた大きなシュロの樹の植木鉢のかげになったテーブルをえらんで、われわれは二皿ばかり注文して食べた。

食べおわったとき藤井は笑いながら、「いいか?」と言った。ぼんやりしたまま僕はただ「ああ。」と答えた。すると彼はシュロの毛を一本引っばってマッチの火を点した(「悪い仲間」)>

シュロはたちまち燃え上がって、店内の客は総立ちになった。その間に、古山は安岡に合図してまんまと店を逃げ出したのである。

万事、こうした調子だった。古山は、ぞっとするほど不潔な一膳めし屋に出かけて蠅の何匹もたかった魚を平気でうまそうに食べたり、垢で真っ黒になった下着好んで着ていた。安岡には、こういう古山が未知の国からやってきた異人のように見えた。安岡は、いつしかカリスマ古山高麗雄の忠実な弟子になっていたのだった。
  *****




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居心地悪し

2015-12-16 18:19:10 | 本日のしりきれとんぼ
新宿の4階の施療室の窓からの展望が一変した。
54階建ての巨大マンションが出現したのだ。

30年前、ここで開業した頃は、同じ窓から遠く池袋のサンシャインが見えた。
それが、30年間に相次いで建てられたマンション群によって見えなくなっていた。
そしてこれが決定打!
窓から見えるのはコイツだけになってしまった、、、。

事情は多少分かる。
コイツが建った場所は新宿区富久町。
古い安アパートなどが混在する、一昔前の愛すべき空間だったのだ。
当然、90年前後のバブルには乗り遅れ、しかしバブル崩壊の余波はしっかり被り、街には更地や駐車場がモザイク状にみられ、活気というものを失っていた。

多分行政などのテコ入れもあって、モデル事業として進められたにちがいない。
きっと、彼らはコイツを成功事例として誇らしげに謳うのだろう。

前へ進めのパターンが画一化してて、人の心は無機質化するばかり、、、。


現在も東京各地には富士見台なんてのに類した地名が残っている。
江戸時代の人が今の東京を見たら、やっぱり嘆くんじゃないかな、、、。


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『ズルい健康法』 平松類&おかのきんや 自由国民社

2015-12-15 20:08:05 | 本日のこういうのが好きだ
抜群のタイトルの付け方だ。

徳さん、へそ曲がりだから普通なら爆発的に売れてる本には手を出さない。
だが今回は負けた、、、。
「ズルい健康法」と言われると、お医者さんの裏側が覗けるような気がしてしまう。

お医者さんの建前と本音。

どこにでもいるような、健康不安を抱えながら、もひとつ毅然とした取り組みを出来ない、楽して健康生活を願望する叔父叔母を対話相手として、ゆるい健康学が展開されている。

だらしない徳さんとしては、参考になるところだらけ、、、。

ほっかほかのご飯より冷や飯の方が体に良い、なんて思いもしなかった。
  *****
ご飯に限らず、炭水化物が冷えると、状態が変化して、食べても吸収されにくくなるんです。例えて言えば、食物繊維みたいな感じになってくるんですよね。だから、ゆっくりと体に吸収されていくから、血糖値も急に上がらないんです。その結果、腸の状態も良くなるし、お腹も空きにくくなるんです。
  *****



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