当たり前の話だが、新患さんを迎えた時、主訴を聞いた後は既往歴を聞く。
この時、心しなければならないのは、癌の最初の自覚症状が腰痛など一見癌とは関係なさそうな痛みを訴える場合があることと、中高年の女性の場合、ご本人が気付いていない骨粗しょう症であることだ。
これらは潜在しているので、患者さんもその自覚がない。
問診の落とし穴だ。
さて、ターぼう。
「13年前に第1,2肋骨を骨折しました」
「それはまた珍しい場所を骨折したものですね。どうしたんです?」
「いや、壁にぶつかったんですよ」
「余計に奇妙ですね。第1,2肋骨って鎖骨の奥にあるんですよ」
「その時、医者に胸肋鎖骨肥厚症といわれました。そのため、骨折しやすくなっているんだろうって」
ちなみに、ターぼうはその3年後ゴルフのスウィングで第7頚椎の棘突起を骨折し、この時は骨がなかなか着かなかったそうだ。
胸肋鎖骨肥厚症。
徳さん、例によって薄学のため知らなかったので、早速ネットで調べてみた。
これが何ともお粗末。
掌跡膿胞症と関係が深いと思われる、、、程度しか判らない。
考えてみれば、インターネットは情報の持ち寄りによって成り立っている。
モザイク仕立ての代物なので、情報に偏りがある。
人々の関心の濃度によって左右されるのもやもえないのか?
幸いにして、現在のターぼうはそれに対する症状はほとんど無いということで、徳さんは安心して、今日のターぼうの訴え、坐骨神経痛に取り組むことに専念したのだが、、、。
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なんでも、ブログのランキングというものがあるそうで、ここをクリックするとブログの作者は喜ぶらしい。
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この時、心しなければならないのは、癌の最初の自覚症状が腰痛など一見癌とは関係なさそうな痛みを訴える場合があることと、中高年の女性の場合、ご本人が気付いていない骨粗しょう症であることだ。
これらは潜在しているので、患者さんもその自覚がない。
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「13年前に第1,2肋骨を骨折しました」
「それはまた珍しい場所を骨折したものですね。どうしたんです?」
「いや、壁にぶつかったんですよ」
「余計に奇妙ですね。第1,2肋骨って鎖骨の奥にあるんですよ」
「その時、医者に胸肋鎖骨肥厚症といわれました。そのため、骨折しやすくなっているんだろうって」
ちなみに、ターぼうはその3年後ゴルフのスウィングで第7頚椎の棘突起を骨折し、この時は骨がなかなか着かなかったそうだ。
胸肋鎖骨肥厚症。
徳さん、例によって薄学のため知らなかったので、早速ネットで調べてみた。
これが何ともお粗末。
掌跡膿胞症と関係が深いと思われる、、、程度しか判らない。
考えてみれば、インターネットは情報の持ち寄りによって成り立っている。
モザイク仕立ての代物なので、情報に偏りがある。
人々の関心の濃度によって左右されるのもやもえないのか?
幸いにして、現在のターぼうはそれに対する症状はほとんど無いということで、徳さんは安心して、今日のターぼうの訴え、坐骨神経痛に取り組むことに専念したのだが、、、。
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例えば、医薬品メーカーのホームページの中には「医療従事者
向け」のページがあって、一般人はその一部しか見られない
場合がある。
それ以外にも「一般にはむやみに知らせる内容ではない」と、
関係者専用のパスワードをかけて、一般には公開していない
ところも少なくない。
確かに内容的には難解だし、誤解されかねない内容を多く
含んでいるのは確か。
個人的には、分かりやすく病気のことを知りたいなら、
「メルクマニュアル医学百科 最新家庭版(オンライン版)」を
お薦めしています。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/index.html
これは世界的な大手医薬品メーカーの1つである米国メルク社(Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.)
が
非営利で医師及び一般消費者に医療情報を提供しているもので、
日本版は米国メルク社の完全子会社である萬有製薬(2010年
10月1日にMSD株式会社に社名変更予定)が、いわゆる「企業の
社会的責任」の一環として無償で提供しています。
前置きが長くなりましたが、くだんのターぼうさんの場合、
一番近いのは「骨バジェット症」かもしれません。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec05/ch061/ch061a.html?qt=骨%20肥厚%20症%20&alt=sh
病名の呼称は1つだけではなく、複数の呼称を用いることが
あるので、メルクマニュアルでも「骨肥厚症」で検索をかけて
みました。
そして膨大な数の結果から一番近いであろうと判断したのが
「骨バジェット症」だった。
もちろん、ぼくは医師ではないので、それが正しいと言い切る
ことはしないし、しちゃいけないので、あくまで参考としての
利用に留めておいてください。
ので、必要であればアドレスを直接ブラウザにコピー&
ペーストして下さい。
正しくは「骨パジェット(Paget)症」です。
深くお詫びします。
これからは無駄な検索をしないで済みます。
お気に入りに登録したので、もう、楽ちんです。