ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

ZZR250ホイール換装(その1)

2015年12月06日 10時08分10秒 | バイクカスタム
なぜホイールを変えようとしたのか
ZZR250の純正のタイヤサイズは前輪が100/80-17,後輪は140/70-17です。
現在はダンロップのツーリング向けタイヤGT-501が装着されています。このタイヤは対摩耗性に優れ、しかもグリップ性もそこそこあるという優等生なのです。
今年のツーリングでの最良燃費はリッターあたり30キロも走ったこともあります。
標準の前後輪のタイヤサイズはZZR250の車体重量と相まって普通に走る分には充分すぎるほどのタイヤです。
ですが、毎日同じ献立だと飽きてきて、たまには変わったものを食べたくなりますよね。
別のタイヤだと乗り味はどのように変わるのか、を試してみようと思った次第です。

タイヤには推奨リム幅というものが決められています。ですので標準と異なる幅のタイヤをを装着しようと思ったら、適切な幅のホイールに変える必要があります。現在のフロントタイヤの幅は100mmですがそれをもっと幅広の物に変えてみたいと思います。

フロントホイール換装
部品の流用を考えるときには同メーカーの兄弟車種で使えるものはないかと探すのが手っ取り早い方法です。カワサキの250CCスポーツ車には所有しているZZR250のほかにZRX250、GPZ250やニンジャやバリオスなどがあります。
ネットで検索するとバリオスのフロントホイールが無改造で取り付け可能なようです。
オークッションで程度が良く価格もそこそこ安いものを探します。予算は5000円以内。
ほどなく中古のタイヤ付きで傷や腐食の少ない物を入手。バリオスの1型の物でした。
バリオスの標準タイヤの幅は110mmです。入手したホイールのリム幅は3インチです。ちなみにZZR250のホイル幅の寸法は2.15インチです。110mmの幅のタイヤを履くためにはリム幅が2.75インチ以上をタイヤメーカーは推奨しています。
さて、入手したホイールにはタイヤが装着されていました。残り溝も少なくもはや替え時の状態のタイヤなのですがとりあえずはそのまま車体に着けて見ることにしました。

途中経過の写真は作業に夢中になり撮り忘れましたのでありません。
完了後の新旧のタイヤの写真を撮りましたのでお目に掛けます。表題の写真です。
車体に装着してあるのが新たに入手したもの。その右隣に立てかけてあるのがそれまでの標準サイズのタイヤです。
こうしてみると幅の寸法がだいぶ違っているのに気が付きますね。

ここで念のために両タイヤのサイズの刻印を見てみました。
なんと、今回入手したホイールについていたタイヤの幅は120mmだったのです。タイヤのサイズは120/70ZR-17でした。そして銘柄はブリヂストンのバトラックスBT021でした。このタイヤは対摩耗性とスポーツ性を兼ね備えたスポーツツーリングと銘打ったラジアル構造のタイヤのようです。
サイズが120mmもあるので、このタイヤは本来、軽量車向けではなく、中型車以上のタイヤのようです。250CC車にはずいぶんおごったタイヤということになります。

部品の互換性を調べるのにはパーツリストが大いに役立つ
ZZR250とバリオスのフロント周りの部品の共通性を調べてみましょう。
現物を用意するのはもちろんですが、事前に適合性を確認しておくのもスムーズに事を進めるためるのに役立ちます。
用意したのは次の画像のもの。


パーツリストです。移植する部品の車種と移植される車種の両方を見比べて部品の番号が同じであれば同一部品が使われているということになります。
フロントホイール周りの部品のパーツナンバーで両車種で異なっているのはホイール以外にはありません。ホイールを除けば全て同番号でした。
ちなみにそれらの部品名をパーツリストに記載されている呼び名であげておきます。
アクスル、カラー、ケースアッシ(メーターギヤ)、ブレーキデイスク、これらの4点の部品が同一品であれば完全な互換性があるということになります。
実際にホイールの交換作業してみましたが、なんの不都合もなくすんなりと交換が行えました。

そのようにして、交換してみたのが表題の状態になります。
前輪の交換はすんなりとできましたが次は後輪の交換作業をしてみたいと思いますが、前輪ほど簡単ではなさそうです。

次に続く


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