ヌレサドでタフに

中山８Ｒ　野島崎特別　芝2000ｍ
◎エンパイアウエスト
　スタミナ色の濃い血の母の全兄には英ダービー２着のThe Great Gatsby。自身にはNureyev≒Sadler’s Wells５×２。中山＞東京という見立てで前進を期待。

中山10Ｒ　ドゥランメンテＣ　芝2500ｍ
◎レッドヴェロシティ
　アサーティンの牝系で一族にはアドマイヤメイン、ブローザホーンがいて自身にはBe My Guest４×５。それらしいジワジワ脚で中山や洋芝の長丁場でこそのタイプだろう。

中山11Ｒ　皐月賞　芝2000ｍ
◎シンエンペラー
　凱旋門賞馬Sottsassの全弟。Nureyev≒Sadler’s Wells４×３で持続力と推進力がストロングポイント。ダービーよりも皐月賞向きで２戦目以降は京都内2000ｍで中山2000ｍしか使っていなくて、前走はステップレース然とした運び方で２着に。勝ちパターンと負けパターンの輪郭を明確にしてきたであろう過程で本場に臨む。ガチンコに勝ちに行く競馬から好走の確率がもっとも高いのはこの馬と判断したい。

阪神11Ｒ　アンタレスＳ　ダ1800ｍ
◎ヴィクティファルス
　母がサドロベ（Sadler’s Wells×Roberto）で父がハーツクライ。スタミナ＋パワー＞スピードでスプリングＳ１着は道悪で１分52秒０。前走が不向きな高速馬場でも３着。阪神の良馬場なら前走以上の期待感は当然。