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「毎日心も体も元気でナチュラル」をモットーに、日々の暮らしのあれこれを、気の向くままに書き綴った日記です

ブロッコリーとチーズの豆腐キッシュと、くるみとクランベリー入りサラダ

2007-01-31 | お料理・食事
これもカノウユミコさんの「ますます菜菜ごはん」から。「卵も生クリームもチーズも使わずにつくれる満足キッシュ」というサブタイトルがレシピページについている、ビーガンでマクロビオティックなキッシュ。なんだけど、私は作っていて、これはあまりにもあっさりしすぎてるかな~、もうひと味ほしいかなと思い、オーブンで焼く前に上にパルメザンチーズをかけて焼いた。なので、完璧なビーガン食ではないけど、うちは別にビーガンでもなんでもないので、あまり問題なし。(ただ、エイマーが、チーズや生クリームを一度にたくさんとるとアレルギー性鼻炎の発作を起こしやすというアレルギーの持ち主なので、なるべくたくさんは使わないようにしているけど。)

美味しかったけど、やっぱりもう少しだけコクが欲しかった気もする。乳製品を使うことにこだわりのない人は、少し牛乳か、クリーミーなチーズを豆腐と一緒に中身に加えてもいいかも。実は残った分をさっき温めて食べたとき、(土曜のピザの材料の残りのFontinaチーズと、バジルの葉を上に散らしてオーブントースターに入れたんだけど、そうするとかなり美味しかった。ま、これは個人的な好みもあるだろうけど。)
ということで、オリジナルのレシピにちょっとだけ変更を加えて、ここに載せてみます。

ブロッコリーとチーズの豆腐キッシュ

*オーブンを190℃に予熱しておく。(電気オーブンって、意外に予熱に時間がかかるので、30分くらい前から予熱していてもちょうどくらいです。あ、でも日本のオーブンはアメリカのオーブンに比べると庫内が小さいものが多いだろうから、それだと20分くらいでも大丈夫かな?)
(1) 鍋に湯を沸かし、木綿豆腐1丁をくずし入れる。ふたたび沸騰したら、ざるにのせ、皿で10分ほど重しをして水気を切る。
*豆腐の水切りは、ペーパータオルでくるんでお皿に載せ、レンジで2分ほどチンする方法でも可。
(2) フライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにく1かけ分のみじん切りを入れ、弱火でじっくりと熱し、いい香りがしてきたら、玉ねぎ(薄切り、1/4個分)と、生椎茸(薄切り、4枚)を加えて炒め、さらにブロッコリー(1/2個分、小房にわけたもの)を加えてさっと炒める。すりごま(白)小さじ1強と、塩小さじ1、胡椒少々を加えて味を整える。(調味料の分量は適宜、自分の好みで加減してください)
(3) (1)の豆腐をそのままざるで裏ごししてボウルに入れ(*)、長いものとろろ1/3カップ分(長いも約10-15cmをすりおろしたもの)、好みのチーズ(クリームチーズ、ゴートチーズ、リコッタチーズ、ブルーチーズなど好きなもの。リコッタチーズやカッテージチーズなら乳脂肪分とカロリーがかなり低め)大さじ1~2程度、上記(2)の野菜類、小麦粉大さじ2半を準に加え混ぜる。
(4) 直径18~20cmくらいのタルト型(底が取れるケーキ型があればそれで。なければ大きめの深い耐熱皿を利用)にサラダ油を薄く塗り、ワンタンの皮(またはぎょうざやしゅうまいの皮など)15-20枚程度を適当に重ねながら型全体に敷きつめる。
(5) 上記の(3)を入れ、あればパルメザンチーズを全体にぱらぱらと振り、190℃のオーブンで美味しそうな焼き色がつくまで20分ほど焼く。

*フード・プロセッサーがある場合は、豆腐の裏ごしをざるでせずに、水切りの後、直接フードプロセッサーに放り込み、がががっと30秒くらいまわせば簡単にピューレ状になります。フードプロセッサー、とっても便利だから、一家に一台、ぜひおすすめ!(お父さんも、考えてみてね~。これからも色んなレシピで登場するから。日本で買ってもたぶん1-2万円くらいだと思う。こんどお薦めの機種を教えるね。)

くるみとクランベリー入りサラダ

これはレシピを書くまでもなく、単にほうれん草やベビーリーフなど、好みの緑の葉もの野菜、トマト、くるみを粗く切ったものと、ドライ・クランベリーを放り込み、ハーブ入りのフェタチーズが冷蔵庫に少しあったのでそれも放り込み、オリーブオイルと塩こしょうと酢のドレッシングで和えただけ。サラダにくるみやピーナッツなどの木の実を入れると美味しいんだよね。
それからドライフルーツも小さめのもの(レーズン、クランベリー、カランツなど)を少し入れると、適度な甘みがサラダに加わってとっても美味しい。誰でも知ってることかもしれないんだけど、うちの父親に伝えるためとして、一応書き留めておきました。

*余談だけど、このキッシュを食卓に出したら、エイマーは最初すっごく喜んでいたんだけど、タルトの台と思ったものが実はぎょうざの皮を並べたものだったということがわかって、かなりがっかりしてました。エイマーはパイやキッシュが大好きなので、期待度がかなり大きかった分、ショックも大きかったらしい…(苦笑)。作るのも簡単だし、ヘルシーだし、ぎょうざの皮でキッシュか!これは名案! …と、私はすごく喜んでたんだけど。やっぱり本物のパイ皮やタルトの台がないとだめってことかなあ(^^;)。

*余談その2(といってもこちらは重要な余談)。ブロッコリーとくるみとほうれん草はともに、アメリカで数年前ベストセラーになった「Superfoods Rx: あなたの人生を変える14の食べ物」のうちの3つ。なので、私たちのこの日の食卓はかなり「スーパーフーズな」食事だったかも?(ちょっと意味不明?) この「Superfoods」については、今度機会を見つけてゆっくりご紹介したいと思います。

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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
美味しそう! (aki)
2007-02-01 10:47:24
キッシュの仕上がりがとっても綺麗ね。
でも彼が喜んだ後の落胆ぶりが想像できて
気の毒だけど笑ってしまいました。
基本的に肉が好きなダーリンに、いかに健康的な
食事を食べてもらうか日々研究を重ねているのでえらいよね!でも落ち込んだ彼に、すぐに好物のカレーを作ってあげるところはさすが。とてもバランスがとれていると思います。料理は押し付けではなくて、やっぱり愛情が一番大切だもんね・・。
私も結婚して最初は魚料理ばかりしていたら1ヶ月ほど経ってから、えしぇ蔵が「肉が食べたい」とつぶやきました。1ヶ月は我慢していたみたいでかわいそうなことをした・・と反省。そんな彼も幸か不幸か、今ではすっかり私の味に慣れ(慣らされ)てしまいました。
「料理は愛」。そのとおりですね (michiko)
2007-02-01 12:50:53
そうなんですよ。ほんとにその最初に喜んだ顔と、キッシュに包丁を入れて餃子の皮のトリックが発覚したときの落胆した顔つきとの落差の激しさはかなりのものがありました(笑)。はっきり言って「だまされた」という「怒り」に近い落胆ぶりでした。(^^;)
でも今思うと、仕事でストレスがたまっていたので、その分食事にcomfort(慰め)を求めていたのですね、きっと。
次の日、気がついて彼の好物を作ってあげることにしてほんとによかったと思いました。akiさんの言う通り、お料理はおしつけではなく愛情が第一、という言葉を忘れないようにしなくては…。
(といいつつ)彼が私の料理にすっかり慣れてしまう日が来るのはまだまだ先のことになりそうですが、その日をめざして、「飴とムチ」作戦をつづけます(冗談です)。
またまた作レポ (Asaka)
2009-10-14 12:05:11
こんにちは。豆腐のキッシュも挑戦してみました。
最近、だしの味が駄目になってしまって和食が食べられないのに、洋食のヘビーさにも耐えられる自信がないので、ほんと美智子さんのレシピは助かってます。
材料が一工夫してあるので、作る過程もどんな味になるんだろーと楽しみです。実は、このところ椎茸の味も駄目になってしまったので、代わりにえのき茸やエリンギを使った所、ちょっとひと味足りないという感じになってしまいましたが、美智子さんの日記を参考にチーズを足して焼き直してみたところ、けっこう満足感が得られました。
それから、長芋はつなぎようですかね?手に入らなかったので卵を使っちゃいました!
椎茸なしの場合、豆腐の生地にもうひと味パンチが加わるともっと美味しくなりそうなんですが。。。トマトかバジルでしょうか?うーん。こうやってあれこれ考えるのも楽しいですね。

またまたありがとう~♪ (michiko)
2009-10-17 02:51:46
Asakaちゃん再びの作レポどうもありがとう♪
なんだかこうして昔書いた記事にコメントがつくと嬉しいものですね。特にお料理の記事に作りました~というコメントをもらうと、レシピをがんばって載せた甲斐があったな~^^とすごく嬉しいです。

だしの味がダメになってしまったとは、それはまたなかなか大変ね。私もいろいろダメになったけど、お味噌汁は大丈夫だったので。。。 

いろいろ自分で工夫してみるとお料理って面白いし楽しいよね。つわりの大変な時期でもそうやってお料理を楽しんでいるasakaちゃん、えらいえらい♪ がんばってね!

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