つわりから回復後の第2弾のパンとして、Honey Oat Bread(蜂蜜入り押し麦パン)を焼いた。
蜂蜜にはNZ産の蜂蜜(トップ画像の片隅に写っているのがそう)を使い、OatにはBloomingfoodsでいつも買っているオーガニックのRolled Oats(押し麦)を使用。ちなみにOatsは、「あなたの人生を変える14の食品:Superfoods Rx」というベストセラー本でその14食品のひとつにあげられているsuperfood。食物繊維含有量がとても高く(玄米の4倍以上)、便秘、高コレステロール、糖尿病、ガンなどを予防/改善する高い効果があるのがその理由。というわけで、うちではなるべくoatsをよく食べるようにしている。
蜂蜜入りといっても、この大きさのパン(強力粉と全粒粉とoatsあわせて500g強)に対して大さじ1半なので、パンには甘味はごくほのかにあるかないかだけ。蜂蜜はどちらかというと、イーストの働きを活発にするために入れるという側面が大きいんだと思う。でももちろん蜂蜜が入ることで、ほのかな甘味や蜂蜜ならではの風味が加わっているけれど。
蜂蜜って、どんな種類の植物からとれたものか、どこの地域のものかなどによって驚くほど味や風味が変わるので面白いよね。(ちなみに今回のパンに使用したのはThyme Honey。かなり強い独特の風味がある。)
こんなのエイマーと結婚して一緒に暮らし始めるまで知らなかったけど、NZ出身のエイマーが大の蜂蜜好きなので、うちでもNZ産のものやインディアナ州の地元産のものなどを中心にいろいろ揃えるようになって、蜂蜜の美味しさ、奥の深さに気づいた。NZ産の蜂蜜でこちら(米国)で手に入りやすいのは、AIRBORNEというブランドのもの。(トップ画像の隅に写っているのもそれ。)こちらでは、オーガニック・ナチュラル食品系のお店や、輸入食品を扱うお店に置いてある。日本でも紀ノ国屋とかには置いてあるかな?
NZ産の蜂蜜で特に有名なのはManuka Honey(マヌカ・ハニー)という蜂蜜で、これは世界広しといえどもNZでしかとれない蜂蜜らしく、とても美味なうえに滋養分がすごく高い(Herbなどと同じく、なんでも薬代わりに使われることもあるらしい)…ということで、かなり希少価値の高いものみたい。でも稀少価値が高いだけに、値段もかなり高くて、普段使いにはなかなか出来ないけど…。(うちでも一つ買ってあるのがあるんだけど、もったいなくてまだ開けてみてない・笑。古くなる前に早く開けて食べてみなくちゃ。)
…とと、蜂蜜の話題にそれてしまったけど、パンの話に戻らなきゃ。
このパン、今回初めて焼いてみたんだけど、クラム(パン生地)がすごくしっとりしていて、でも外の皮(クラスト)はカリッと香ばしく、そのまま食べてもトーストしても美味しく、きれいにスライスできるのでサンドイッチにも最適、パンの味が素朴なのでジャムやチーズや蜂蜜をのせて食べても美味しい…と、かなり優れもののパン。
パンにはこだわりのあるエイマーも「これはほんとに美味しいよ。This is such a lovely bread... 」と、かなりの絶賛。彼のランチのサンドイッチにもすごく活躍してくれた。
そんなわけで、同じHoney Oat Breadに、数日後にもう一回トライ。
全く同じだと面白くないので、今回は作るプロセスと形を微妙に変えて。
まずプロセスの違い。
前回作った時は、ストレート種(Straight Dough)法で、発酵時間は一次発酵2時間+成型後の発酵1時間半で、計3時間半の発酵のみで焼いたんだけど、今回は、同じくストレート種法ながら、一次発酵を冷蔵庫に入れて遅らせる低温長時間発酵の方法で約16時間とり、その後冷蔵庫から出してまず室温に戻すのに1時間、そして成型後の発酵約1時間でオーブンへ。
そして形。
前回はローフ型に入れて、上にRolled Oatsを散らして焼いたんだけど、今回はfree form(型なしの自由成型)でバタール型に成型し、上に粉を散らして焼いた。
その結果できたのが、これ。↓
私が写真を撮る前にエイマーが端っこを切って食べてしまったので、端がちょっと欠けてる・笑 これがランチ前の状態。
みなさまは、1回目のローフ型と、2回目のバタール型、どちらがお好みでしょうか? ちなみに我が家ではこちらのバタール型の方が人気。やっぱり型なしで直焼きすると、クラスト(外皮)がよりパリっカリっと焼き上がるところがいいのかな。今回、クープもかなりきれいに入ったし。
それからやっぱり低温長時間発酵の方法の方が、風味がより増して美味しくなるみたい。
エイマーは「2回目のパンはさらにもっと美味しいよ!(even lovelierだ!!)」と、またまたかなりの喜びよう。
たまたまこれを焼いた日曜日、朝一仕事終えてランチに戻ってきた時にこのパンが焼き上がっていたので、これでサンドイッチを作ってランチにしたら、美味しい美味しいと次々にスライスして食べてしまい、結果、ランチの後にはこの大きなパンが約半分の大きさに… いったいどれだけ食べるんだ…)美味しいって食べてくれるのは嬉しいけど、でも太るよ~
ランチを食べ終わった後のパン。↓
サンドイッチにしてひとしきり食べ終わった後、次はバターとhoneyをのっけて食べる!とまたもう一枚。そしてその次は「今度はリコッタチーズといちごジャムで!」とまたもう一枚。。こうして次々にスライスされていった結果がこれ・・・
まあ、焼きたてのパンの美味しさには、やっぱりどんなお店のパンもかなわないってことで。(実は私もけっこう食べた…・笑 )
蜂蜜にはNZ産の蜂蜜(トップ画像の片隅に写っているのがそう)を使い、OatにはBloomingfoodsでいつも買っているオーガニックのRolled Oats(押し麦)を使用。ちなみにOatsは、「あなたの人生を変える14の食品:Superfoods Rx」というベストセラー本でその14食品のひとつにあげられているsuperfood。食物繊維含有量がとても高く(玄米の4倍以上)、便秘、高コレステロール、糖尿病、ガンなどを予防/改善する高い効果があるのがその理由。というわけで、うちではなるべくoatsをよく食べるようにしている。
蜂蜜入りといっても、この大きさのパン(強力粉と全粒粉とoatsあわせて500g強)に対して大さじ1半なので、パンには甘味はごくほのかにあるかないかだけ。蜂蜜はどちらかというと、イーストの働きを活発にするために入れるという側面が大きいんだと思う。でももちろん蜂蜜が入ることで、ほのかな甘味や蜂蜜ならではの風味が加わっているけれど。
蜂蜜って、どんな種類の植物からとれたものか、どこの地域のものかなどによって驚くほど味や風味が変わるので面白いよね。(ちなみに今回のパンに使用したのはThyme Honey。かなり強い独特の風味がある。)
こんなのエイマーと結婚して一緒に暮らし始めるまで知らなかったけど、NZ出身のエイマーが大の蜂蜜好きなので、うちでもNZ産のものやインディアナ州の地元産のものなどを中心にいろいろ揃えるようになって、蜂蜜の美味しさ、奥の深さに気づいた。NZ産の蜂蜜でこちら(米国)で手に入りやすいのは、AIRBORNEというブランドのもの。(トップ画像の隅に写っているのもそれ。)こちらでは、オーガニック・ナチュラル食品系のお店や、輸入食品を扱うお店に置いてある。日本でも紀ノ国屋とかには置いてあるかな?
NZ産の蜂蜜で特に有名なのはManuka Honey(マヌカ・ハニー)という蜂蜜で、これは世界広しといえどもNZでしかとれない蜂蜜らしく、とても美味なうえに滋養分がすごく高い(Herbなどと同じく、なんでも薬代わりに使われることもあるらしい)…ということで、かなり希少価値の高いものみたい。でも稀少価値が高いだけに、値段もかなり高くて、普段使いにはなかなか出来ないけど…。(うちでも一つ買ってあるのがあるんだけど、もったいなくてまだ開けてみてない・笑。古くなる前に早く開けて食べてみなくちゃ。)
…とと、蜂蜜の話題にそれてしまったけど、パンの話に戻らなきゃ。
このパン、今回初めて焼いてみたんだけど、クラム(パン生地)がすごくしっとりしていて、でも外の皮(クラスト)はカリッと香ばしく、そのまま食べてもトーストしても美味しく、きれいにスライスできるのでサンドイッチにも最適、パンの味が素朴なのでジャムやチーズや蜂蜜をのせて食べても美味しい…と、かなり優れもののパン。
パンにはこだわりのあるエイマーも「これはほんとに美味しいよ。This is such a lovely bread... 」と、かなりの絶賛。彼のランチのサンドイッチにもすごく活躍してくれた。
そんなわけで、同じHoney Oat Breadに、数日後にもう一回トライ。
全く同じだと面白くないので、今回は作るプロセスと形を微妙に変えて。
まずプロセスの違い。
前回作った時は、ストレート種(Straight Dough)法で、発酵時間は一次発酵2時間+成型後の発酵1時間半で、計3時間半の発酵のみで焼いたんだけど、今回は、同じくストレート種法ながら、一次発酵を冷蔵庫に入れて遅らせる低温長時間発酵の方法で約16時間とり、その後冷蔵庫から出してまず室温に戻すのに1時間、そして成型後の発酵約1時間でオーブンへ。
そして形。
前回はローフ型に入れて、上にRolled Oatsを散らして焼いたんだけど、今回はfree form(型なしの自由成型)でバタール型に成型し、上に粉を散らして焼いた。
その結果できたのが、これ。↓
私が写真を撮る前にエイマーが端っこを切って食べてしまったので、端がちょっと欠けてる・笑 これがランチ前の状態。
みなさまは、1回目のローフ型と、2回目のバタール型、どちらがお好みでしょうか? ちなみに我が家ではこちらのバタール型の方が人気。やっぱり型なしで直焼きすると、クラスト(外皮)がよりパリっカリっと焼き上がるところがいいのかな。今回、クープもかなりきれいに入ったし。
それからやっぱり低温長時間発酵の方法の方が、風味がより増して美味しくなるみたい。
エイマーは「2回目のパンはさらにもっと美味しいよ!(even lovelierだ!!)」と、またまたかなりの喜びよう。
たまたまこれを焼いた日曜日、朝一仕事終えてランチに戻ってきた時にこのパンが焼き上がっていたので、これでサンドイッチを作ってランチにしたら、美味しい美味しいと次々にスライスして食べてしまい、結果、ランチの後にはこの大きなパンが約半分の大きさに… いったいどれだけ食べるんだ…)美味しいって食べてくれるのは嬉しいけど、でも太るよ~
ランチを食べ終わった後のパン。↓
サンドイッチにしてひとしきり食べ終わった後、次はバターとhoneyをのっけて食べる!とまたもう一枚。そしてその次は「今度はリコッタチーズといちごジャムで!」とまたもう一枚。。こうして次々にスライスされていった結果がこれ・・・
まあ、焼きたてのパンの美味しさには、やっぱりどんなお店のパンもかなわないってことで。(実は私もけっこう食べた…・笑 )