チャオ・ダル・マーレ  CIAO dal MARE    (旧キッチン・マーレ)

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中華@神戸&豊中

2014-07-06 | 料理教室顛末記

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6月30日神戸教室、7月3日豊中教室のメニュー:

  • きゅうりのピリ辛甘酢漬け
  • 空芯菜の炒めもの
  • 肉餃子
  • 海老蒸し餃子
  • 茄子(ズッキーニ)の餃子
  • 冬瓜と蟹肉のスープ
  • 香港風和え麺
  • ヨーグルトのパンナコッタ

豊中教室の人数が多くなるってことだったので、みんがが作業できるメニュー、餃子4種類をメインにしました。餃子の皮はもちろん、ひいきにしている同興楼のもの。ここの皮はやっぱり美味しいね。

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白菜とニラ入りの定番肉餃子、そして海老と竹の子だけのシンプルで海老の旨味凝縮の蒸し餃子。それに加えて今回は変わり餃子として茄子の餃子とズッキーニの餃子を作りました。どちらも豚ミンチの何倍もの夏野菜がたっぷり入り、味付けにみそが入ります。ズッキーニはまたしてものぶちゃんちのです。茄子は油で蒸し焼きにするので、豚ミンチは赤身のものを使う方がいいでしょう。ズッキーニは千切りにして塩をふって水分を出しておきます。今回は肉、野菜餃子すべて焼き餃子、水餃子のどちらも作ってみました。

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たれは基本の酢醤油のものとみそだれの二種類を用意しました。みそだれって神戸が発祥だと初めて知りました。ネットを検索していると、ひょうたんや赤萬といった神戸の老舗餃子店から全国に広まったと書いてあって、ちょっとビックリ。小さい頃からあたり前のように食べていたから、へ~って意外でした。

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今回考案したみそだれのレシピはみなさんに大好評だったので良かったです。簡単でしょ?辛くしたいなら豆板醤を増やしてね。

料理は、作っていく横からマイ小皿とお箸を持ってみんなには味見をしてもらいました。中華料理は全部出来上がるのを待ってから食べると冷たくなって味が落ちるものが大半、特に餃子なんてアツアツを食べないとね。まずは出来上がりの美味しい味を覚えてもらって、自分で作る時にはその味を思い出して参考にしてもらいたいということ。多数決の結果、肉餃子は焼きが美味しくて、茄子、ズッキーニの餃子は断然水餃子が美味しかったようですね。 ツルっ、ていくらでも食べれちゃいましたか?

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夏の野菜、空芯菜。これも最近日本で知名度上がっていますが、南京町の八百屋のミキヤさんではハウスものと露地ものの両方売っています。でもミキヤのおばさんは絶対に露地ものをすすめます。ハウスものは年中あるんだから、露地ものにしなさい、って。そしてこれが茎がものすごく太いわりには筋もなくてとっても美味しい!うちから歩いて10分、夏の間たくさん通って買おうと思います。

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青菜のシンプルなニンニク炒めはまずは茎から。色をきれいに仕上げるためには、多めの油で一気に炒めて下さいね。

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神戸教室では香港和え麺をお土産用に多めに作ったのだけど、出来たてをすぐに食べるとすごく美味しいこの超簡単和え麺が時間がたつと味がのっぺりとしてしまいお土産に向かなかったので、豊中教室では麺の量を減らし、代わりに一品きゅうりの前菜、ピリ辛甘酢漬けを増やしました。第一楼などの前菜に出てくるきゅうりを再現したくて。なかなか美味しくできたよね。冷蔵庫で一晩寝かせるともっと美味しくなるからね。

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そしてオイスター?ソース味の香港風和え麺は上に白髪葱、針生姜、神戸では青しそ、豊中ではパクチーをたっぷりと載せました。そして麺はいつもの同興楼の麺ではなく、廣記商行の玉子麺を使いました。平麺の方がソースがからんで美味しいからね。

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冬瓜料理というと結構大きめに切った冬瓜を使うものが多いのだけれど、今回のスープは1cm角のサイコロ状に切ってスープの実にしました。火が通るのも早いし可愛らしいし、ちょっと気に入っています。 蟹缶を使用する時は油で汁ごとさっと火を通すと缶臭さが消えて美味しくなります。

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蟹肉の淡雪料理の感じで、最後は卵の白身でとじ、青味は入れずに白く仕上げます。あっさりでホッとする味でしょ。

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そしてヨーグルトのパンナコッタのトッピングには、今回はルビー?グレープ?フルーツの果肉をハチミツで漬けたものをのせました。両方食べたのぶちゃんに言わせると、マンゴーソースはあっさり味、こちらはハチミツの甘味ととグレープフルーツの酸味がパンチになって、もっと美味しい!とのことでした。

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神戸教室も豊中教室もまたまたおやつが一杯でした。アンドリューのエッグタルト、稲美町のジェラート、韓国、香港のお土産、そして梅田阪急で並ばないと買えない高級ポッキーのバトンドールはどこでも人気だね。ワシントン州の特大サクランボ、甘~い Mt.Rainier も何年かぶりに口にしました。みなさんごちそうさまでした!(山形の若返り饅頭、楽しみにして持って帰ったのに娘に食べられてしまってた!ショック!)

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今回豊中教室には、大学時代の友人のYanaと彼女の新婚のお嬢さんが初参加してくださいました。Yanaはパース帰りのウルミよりうるさい、二人寄れば文殊の知恵ではなくて大爆笑の大音響。ところが初対面の人が多かったからか、借りてきた猫のように(昔を知っている者にとっては)静かだった。それを指摘すると、「そう?私もおばあちゃんになったからエネルギーなくなったわ~」なんて寂しいこと言わないでくれ!

お嬢さんは中華が大好きなダンナ様のため、そしてバ~バ~と呼ばれるYanaは可愛い孫達のために作ってあげてくれたかな?

次回のレッスン日です。明石教室はお休みにし、神戸教室で2日開催します:

  • 7月28日(月):神戸教室
  • 7月30日(水):神戸教室
  • 8月1日(金):豊中教室


6月27日の洋食@明石

2014-07-06 | 料理教室顛末記

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この日のメニュー:

  • キャロット?ジンジャー?スープ
  • トウモロコシ、トマト、アボカドのサラダ
  • ポークと真鱈のグリル  ~グリーン?ソースとパイナップル?サルサ添え
  • ヨーグルトのパンナコッタ

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BBQの季節がまたやってきました。肉や魚をBBQソースで食べるだけでなく、ちょっと目先をかえた添えソースで食べてみてもいいかな、と万能ソースを紹介しました。バジルを使ったペスト?ソースは日本でも浸透してきたし、以前教室でも取り上げました。そこで今回はよく似たグリーン?ソースの出番。イタリアン?パセリをメインに、手元にあるハーブをなんでも使って作るソースです。ローマ時代からあるソースらしく、イタリア、フランスでは肉、魚、野菜なんにでも合う伝統的なソースとして料理によく添えられています。ペスト?ソースにはニンニク、松の実などのナッツ、ニンニク、オリーブオイル、パルメザンチーズが入りますが、グリーンソースにはナッツ、アンチョビ、ケッパー、ニンニク、オリーブオイルが入ります。日本のパセリを使うと苦味が強くなるので、今回はバジルとミントを使い、ナッツにはくるみを使いました。

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のぶちゃんの畑にバジルがたくさんできてるっていうから頼んだら、巨大化したズッキーニ、なすび、インゲン豆、きゅうり、トマト、と山のように採れたて野菜を持ってきてくれました。新鮮な野菜のお土産にみんな大喜び。

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もう一つのソースはパイナップル、赤玉ねぎ、赤パプリカ、パクチーを混ぜたライム味のサルサ。これも肉と魚に合う意外な組み合わせです。

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ポークチョップという部位は日本では規格外になるそうですが、豚肉専門店では特上ロース肉として、骨なしで同じ部位を売っています。あばらの背中の方です。今回は神戸の新生公司で2cmの厚さに切ってもらったものを半分は塩胡椒のみ、残りはパイナップル?ジュースを使ったマリネに漬け込み、グリルパンで焼きました。新鮮な北海道産の真鱈も手に入ったので、こちらもレモン汁をかけてフライパンで焼きました。

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日本でも新鮮なトウモロコシが手軽に買えるようになってきたので、さっと湯がいて実を削ぎ落とし、トマトとアボカドと和えた夏のサラダ。日本では1本200円ぐらいが相場だったのもこの頃は生産量が増えたのか、100円ぐらいまで下がっている時があります。先日アリゾナの帰りにサンフランシスコに寄った時のスーパーでは39セント↓。アメリカでは安い時は10本1ドルだったりします。

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スープは人参たっぷりを野菜ブイヨンと生姜で煮込んだキャロット?ジンジャー?スープ。クリームを入れていないからあっさり仕立て、でも濃厚な味に仕上がります。これは温冷どちらでも楽しめます。

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デザートのヨーグルト?パンナコッタには無脂肪ヨーグルト、低脂肪牛乳を使っているので罪悪感なく食べれる代物。残念ながら生クリームを使用していることには目をつぶってください。いつものように超簡単で超美味しいデザートになったと思います。フィリピン産100%マンゴソースを見つけたので、この日はそれでトッピングしてみました。

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みんなが持って来て下さるお土産の量が最近どんどんと増えてきて、デザート?バイキング状態になっています。今回も北海道のお土産で六花亭のマドレーヌやウィンザーホテルのお茶、稲美町万葉の最高に美味しい特大わらび餅、岡山の白桃コラーゲンゼリーなどなど、珍しいおやつに舌鼓。写真には写っていない、出し忘れた京都の炙り餅もありました。

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そして食べきれないおやつと、野菜のお楽しみ袋はおみやになりました~。ちゃんとこうやって小分けしてくださる人がいるからありがたい!みなさんどうもありがとう!