IN THE LIFE

~されど愛しき日々~

勝手に読書感想文8 シドニィ・シェルダン 「空が落ちる」 上下巻

2016-05-30 21:58:07 | 読書感想
 シェルダンの作品今回はこちらです。これを書くひとつき前に読み終わってた作品です。



上下巻同じデザインの表紙でした。

では、あらすじ・ネタバレと感想です。

女性ニュースレポーターでありキャスターのダナは名門一家が不慮の事故で一年に5人も亡くなり
血が途絶えてしまったことをこれは事故ではなく事件ではないか・・・?と疑問を持ち
ひとりで単独捜査に乗り込むことに。

こういうの怖いなーって思いつつ読んでいました。
今なんて女性一人でこんな行動に出たら間違えなく命を狙われると思いますね。^^;

そのくらいダナは正義感溢れる女性なのでしょうね。
片腕が亡くなった少年を自分の養子にしたりもしているし。

ちなみにタイトルの空が落ちるという意味は「常識では到底起こりえない出来事が起こった」ということの揶揄です。

チキンリトルという名の子供の鳥が頭にやしの実が落ちてぶつかった時に言ったセリフ
「大変だ!空が落ちてくるよ!」から取ったものでした。

私それが分からず、何かお天気関連の小説なのかしら?と思ってました(笑)全然違った。

そしてこれ、
恐ろしいことに犯人はダナ自身が一番信頼を置いている身近な夫妻とダナが彼らに紹介されて雇った
家政婦だったというなんとも腹立たしい真相・・・。

途中ダナの恋人ジェフとその元奥さんのことも書かれていて話はドラマチックでしたが、

この作品、今までのシェルダンの作品と比べるとやけに話が急に変わって飛ぶんです。(笑)

きちんと調べては無いけどもしかしてシェルダン氏の初期の作品なのかなー?何て思ったりしましたが
トータル的に内容はハラハラしながら楽しんで読めました。


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